2025.11.11 17:00
豆知識eSIMとはなに? iPhone 17にも搭載されている機能をわかりやすく解説
「eSIMって聞いたことはあるけれど、実際どんな仕組みなの?」スマートフォンの買い替えや契約プランの見直しを検討している方の中には、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
eSIMとは、従来のように物理カードを差し替えることなく、スマートフォン本体に通信情報を書き込むだけで回線を切り替えられる新しい仕組みです。最新のiPhone 17では物理SIMスロットが廃止され、eSIMが標準搭載となるなど、今後はモバイル通信の主流になるといわれています。
そこでこの記事では、eSIMの概要や対応機種、メリット・デメリット、iPhoneやAndroidでの設定方法までをわかりやすく解説。「回線を自由に切り替えたい」「海外でもスムーズに通信したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
eSIM(イーシム)とは、「embedded SIM(埋め込み型SIM)」の略称で、スマートフォン本体にあらかじめ組み込まれた通信チップを利用して、契約情報をデータとして書き込む仕組みのことです。
最大の特徴は、従来のように物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、端末内で複数の通信プランを切り替えられる点。たとえば、海外旅行時に現地キャリアの回線を追加したり、格安SIMへ乗り換えたりする際も、店舗に行かず数分で手続きが完了します。
最近では、iPhoneシリーズでもeSIM対応が進んでおり、最新のiPhone 17では物理SIMスロットが完全に廃止されたモデルも登場しました。Android端末でもPixelやGalaxyなど主要ブランドが次々に対応しており、今後はeSIMがモバイル通信の標準になると考えられています。
eSIMは、ここ数年で対応端末が一気に増えています。特にApple製品は早くから導入を進めており、iPhone 11以降のすべてのモデルがeSIM対応です。
最新のiPhone 17シリーズでは、海外モデルを中心に物理SIMスロットが廃止され、完全eSIM化が進んでいます。
2025年現在の主なeSIM対応スマートフォンは、以下のとおりです。
また、iPad(第7世代以降)やiPad Proシリーズなどの一部タブレット、Surface Pro LTEモデルもeSIMを利用できます。
加えて、キャリア側の対応状況を見ても、国内主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)はすべて対応しており、格安SIM(IIJmio、povo、LINEMOなど)も順次対応を拡大中です。今後は、物理SIMを使わないeSIM専用プランが主流になる可能性も高いでしょう。
物理的なSIMカードを必要としないeSIMですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、eSIMの主なメリットとして、以下4つを紹介します。
・差し替えがいらない
・オンラインで手続きできる
・回線を使い分けられる
・堅固なセキュリティ
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
eSIMの最大の特徴は、物理的なカードの差し替えが不要な点です。
従来のSIMカードでは、通信会社を乗り換えるたびにカードを取り寄せ、端末のスロットを開けて入れ替える必要がありました。しかし、eSIMなら契約情報をデータとして端末に直接書き込めるため、手間も時間もかかりません。
たとえば、旅行先で現地キャリアの回線を使いたい場合でも、アプリやオンラインサイトでeSIMを契約し、簡単な開通手続きをするだけですぐに新しい回線を使用可能です。
eSIMのもう一つの魅力は、契約から開通までをすべてオンラインで完結できる点です。
従来の物理SIMでは、利用開始までに契約書類の記入や郵送、SIMカードの到着といった手続きを経る必要がありました。しかし、eSIMであればスマートフォンの設定画面や専用アプリで数分あれば開通が可能です。たとえば、iPhoneの場合はキャリアから送られてくるQRコードを読み取るだけで通信設定が自動で完了します。
店舗に行かずに申し込みできるため、仕事や外出の合間でも手軽に新規契約やプラン変更が可能です。
eSIMでは、1台のスマートフォンに複数の回線を同時に登録できるのも大きな利点です。
たとえば、iPhone 17やPixelシリーズでは「デュアルSIM(eSIM+eSIM)」の同時待ち受けが可能で、2つの電話番号を1台で運用できます。そのため、通話は仕事用の番号、データ通信は格安SIMを利用するなど、コストを抑えながら利便性を維持できるのが魅力です。
これまでは仕事用とプライベート用で2台のスマホを持ち歩いていた人も、eSIMを契約することで、1台のスマホの中で用途を切り替えながら利用することができます。
さらに、海外旅行時には現地のデータプランをeSIMとして追加し、日本の番号を維持したまま通信が行える点も便利です。
eSIMは、物理カードよりもセキュリティ面で優れている点も大きなメリットです。
従来のSIMカードは取り外しが可能なため、紛失や盗難に遭った際に不正利用されるリスクがありました。一方、eSIMは端末内部に組み込まれており、第三者が抜き取ることができません。
また、eSIMに書き込まれる契約情報は暗号化されており、通信事業者の認証システムによって厳重に管理されています。SIMの再発行や切り替えも、本人確認を経たうえでオンライン上で行われるため、なりすましによる不正契約のリスクも低減できます。
さらに、デバイス自体が紛失・盗難に遭った時でも、遠隔操作で回線を停止できる機能を備えた端末もあり、万が一の際にも安心です。
利便性に加え、安全性の高さも兼ね備えたeSIMは、個人情報や通信データを扱う現代のモバイル環境に適した、次世代の通信技術といえるでしょう。
eSIMにはさまざまなメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。
・オンラインしか対応していない場合がある
・手続きに別の回線が必要
・キャリアや端末が対応していない場合がある
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
eSIMは、基本的にオンライン手続き専用である点に注意が必要です。
物理SIMのように店舗でスタッフが設定してくれるケースは少なく、契約から開通、トラブル対応まですべて自分で進める必要があります。
特に格安SIM(MVNO)では、eSIM開通をWebサイトやアプリ経由でのみ受け付けていることが多く、スマホ操作に慣れていない人にとってはハードルが高いと感じる場合もあるでしょう。
最近では大手キャリアでeSIMサポート体制が整いつつありますが、店頭サポートの対象外となるプランも多いため、申し込み前に確認しておくことが大切です。
eSIMを初めて設定する際は、Wi-Fiなど別の通信環境が必要になる点にも注意が必要です。
eSIMのプロファイル(通信情報)はインターネット経由でダウンロードするため、モバイルデータが使えない状態では設定を進められません。
たとえば、新しいスマートフォンを購入して物理SIMを挿していない状態だと、eSIMの開通手続きを行うための通信手段がない、という状況に陥ることがあります。この場合、自宅やカフェのWi-Fiを利用するなどでネット環境を確保しなければなりません。
また、一部キャリアではeSIM開通手続き用の専用アプリが必要になるため、あらかじめダウンロードしておくとスムーズです。
このように、eSIMの導入には設定のためにもう一つの回線を確保しておくことがポイントとなります。特に端末を買い替える際は、旧端末の回線を残した状態で設定を行うとトラブルを避けやすいでしょう。
eSIMは急速に普及していますが、すべてのキャリアや端末で利用できるわけではありません。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)はほぼ対応していますが、格安SIM(MVNO)の中にはeSIM非対応のプランもあります。また、対応していても「データ通信のみ利用可」など、音声通話に制限があるケースもあるため注意が必要です。
端末側でも、古いスマートフォンや一部の海外モデルではeSIM機能が搭載されていないことがあります。たとえば、iPhoneではXR以降のモデルが対応していますが、Android端末では同じメーカーでも対応可否が異なる場合があるので注意しましょう。
契約前には、利用予定のキャリアと端末の両方がeSIM対応かどうかを必ず確認しておくことが大切です。
eSIMの設定方法や使い方は、iPhoneとAndroidで異なります。
スムーズに設定するためにも、以下でそれぞれの設定方法や使い方を確認しておきましょう。
iPhoneでeSIMを設定する場合は、通信事業者から提供されたQRコードを使う方法が一般的です。購入直後に設定する場合と、利用中の端末にあとから追加する場合で手順が少し異なります。
【初期設定時(iPhoneの電源を入れた直後)】
1.電源を入れて画面の指示に従い、「モバイル通信を設定」を選択
2.「QRコードを使用」をタップ
3.通信事業者が提供したQRコードを読み取る
4.案内に従って「モバイル通信プランを追加」を選択
【すでに設定済みのiPhoneに追加する場合】
1.通信事業者に問い合わせ、QRコードを入手
2.カメラアプリでQRコードをスキャン
3.「モバイル通信プランが検出されました」という通知をタップ
4.iOS 17.4以降の場合は、メールやブラウザ内のQRコードを長押しして「eSIMを追加」を選択
5.「続ける」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
6.確認コードの入力を求められた場合は、通信事業者から提供された番号を入力
設定手順はキャリアによって異なるため、詳細は各通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンクなど)の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
また、QRコード以外のeSIMの設定方法については、iPhoneの公式サイトを参照してください。
参考:iPhoneでeSIMを設定する
AndroidスマートフォンでeSIMを設定する場合も、端末の設定アプリから直接QRコードを読み取る方法が一般的です。
メーカーによって表記が多少異なりますが、基本的な手順は以下のとおりです。
1.スマートフォンの「設定」アプリを開く
2.「ネットワークとインターネット」をタップ
3.「SIM」または「モバイルネットワーク」を選択
4.「SIMを追加」→「eSIMを設定」をタップ
5.通信事業者が提供したQRコードをカメラでスキャン
6.画面の案内に従い、「モバイルネットワークを追加」を完了
もしQRコードを使わずに設定したい場合は、「eSIMを設定」の画面から「QRコードがない場合やスキャンでお困りの場合はこちらの解決方法をお試しください」を選択し、「詳細を手動で入力する」を選ぶことで設定情報を直接入力できます。
なお、PixelシリーズやGalaxy、Xperiaなど、主要なAndroid機種はこの手順でeSIMの登録が可能です。
ただし、設定項目の名称や表示順はOSバージョンやメーカーによって異なるため、正確な操作方法は各メーカーや通信キャリアの公式サイトで確認するようにしましょう。
eSIMは、物理カードを使わずにスマートフォン本体で通信情報を管理できる、次世代の通信技術です。iPhone 17をはじめとする最新端末では標準搭載が進み、通信の切り替えや海外利用がよりスムーズになりました。
最大のメリットは、差し替え不要で即時開通できること、そしてオンライン完結による手軽さです。一方で、Wi-Fi環境が必要だったり、対応していない端末・キャリアがあるなど、導入時の注意点もあります。
今後は格安SIMや海外プランなどでもeSIM対応が広がり、ユーザーが自由に回線を選べる時代が加速していくでしょう。
もしこれからeSIMを利用する場合は、まずは利用中のキャリアと端末が対応しているか確認し、自分に合ったプランを選ぶのがおすすめです。
デジタル時代にふさわしい通信のかたちとして、eSIMをうまく活用していきましょう。
eSIMとは、従来のように物理カードを差し替えることなく、スマートフォン本体に通信情報を書き込むだけで回線を切り替えられる新しい仕組みです。最新のiPhone 17では物理SIMスロットが廃止され、eSIMが標準搭載となるなど、今後はモバイル通信の主流になるといわれています。

そこでこの記事では、eSIMの概要や対応機種、メリット・デメリット、iPhoneやAndroidでの設定方法までをわかりやすく解説。「回線を自由に切り替えたい」「海外でもスムーズに通信したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
eSIMとは

eSIM(イーシム)とは、「embedded SIM(埋め込み型SIM)」の略称で、スマートフォン本体にあらかじめ組み込まれた通信チップを利用して、契約情報をデータとして書き込む仕組みのことです。
最大の特徴は、従来のように物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、端末内で複数の通信プランを切り替えられる点。たとえば、海外旅行時に現地キャリアの回線を追加したり、格安SIMへ乗り換えたりする際も、店舗に行かず数分で手続きが完了します。
最近では、iPhoneシリーズでもeSIM対応が進んでおり、最新のiPhone 17では物理SIMスロットが完全に廃止されたモデルも登場しました。Android端末でもPixelやGalaxyなど主要ブランドが次々に対応しており、今後はeSIMがモバイル通信の標準になると考えられています。
対応機種

eSIMは、ここ数年で対応端末が一気に増えています。特にApple製品は早くから導入を進めており、iPhone 11以降のすべてのモデルがeSIM対応です。
最新のiPhone 17シリーズでは、海外モデルを中心に物理SIMスロットが廃止され、完全eSIM化が進んでいます。
2025年現在の主なeSIM対応スマートフォンは、以下のとおりです。

また、iPad(第7世代以降)やiPad Proシリーズなどの一部タブレット、Surface Pro LTEモデルもeSIMを利用できます。
加えて、キャリア側の対応状況を見ても、国内主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)はすべて対応しており、格安SIM(IIJmio、povo、LINEMOなど)も順次対応を拡大中です。今後は、物理SIMを使わないeSIM専用プランが主流になる可能性も高いでしょう。
eSIMのメリット

物理的なSIMカードを必要としないeSIMですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、eSIMの主なメリットとして、以下4つを紹介します。
・差し替えがいらない
・オンラインで手続きできる
・回線を使い分けられる
・堅固なセキュリティ
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
差し替えがいらない
eSIMの最大の特徴は、物理的なカードの差し替えが不要な点です。
従来のSIMカードでは、通信会社を乗り換えるたびにカードを取り寄せ、端末のスロットを開けて入れ替える必要がありました。しかし、eSIMなら契約情報をデータとして端末に直接書き込めるため、手間も時間もかかりません。
たとえば、旅行先で現地キャリアの回線を使いたい場合でも、アプリやオンラインサイトでeSIMを契約し、簡単な開通手続きをするだけですぐに新しい回線を使用可能です。
オンラインで手続きできる
eSIMのもう一つの魅力は、契約から開通までをすべてオンラインで完結できる点です。
従来の物理SIMでは、利用開始までに契約書類の記入や郵送、SIMカードの到着といった手続きを経る必要がありました。しかし、eSIMであればスマートフォンの設定画面や専用アプリで数分あれば開通が可能です。たとえば、iPhoneの場合はキャリアから送られてくるQRコードを読み取るだけで通信設定が自動で完了します。
店舗に行かずに申し込みできるため、仕事や外出の合間でも手軽に新規契約やプラン変更が可能です。
回線を使い分けられる
eSIMでは、1台のスマートフォンに複数の回線を同時に登録できるのも大きな利点です。
たとえば、iPhone 17やPixelシリーズでは「デュアルSIM(eSIM+eSIM)」の同時待ち受けが可能で、2つの電話番号を1台で運用できます。そのため、通話は仕事用の番号、データ通信は格安SIMを利用するなど、コストを抑えながら利便性を維持できるのが魅力です。
これまでは仕事用とプライベート用で2台のスマホを持ち歩いていた人も、eSIMを契約することで、1台のスマホの中で用途を切り替えながら利用することができます。
さらに、海外旅行時には現地のデータプランをeSIMとして追加し、日本の番号を維持したまま通信が行える点も便利です。
堅固なセキュリティ
eSIMは、物理カードよりもセキュリティ面で優れている点も大きなメリットです。
従来のSIMカードは取り外しが可能なため、紛失や盗難に遭った際に不正利用されるリスクがありました。一方、eSIMは端末内部に組み込まれており、第三者が抜き取ることができません。
また、eSIMに書き込まれる契約情報は暗号化されており、通信事業者の認証システムによって厳重に管理されています。SIMの再発行や切り替えも、本人確認を経たうえでオンライン上で行われるため、なりすましによる不正契約のリスクも低減できます。
さらに、デバイス自体が紛失・盗難に遭った時でも、遠隔操作で回線を停止できる機能を備えた端末もあり、万が一の際にも安心です。
利便性に加え、安全性の高さも兼ね備えたeSIMは、個人情報や通信データを扱う現代のモバイル環境に適した、次世代の通信技術といえるでしょう。
eSIMのデメリット

eSIMにはさまざまなメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。
・オンラインしか対応していない場合がある
・手続きに別の回線が必要
・キャリアや端末が対応していない場合がある
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
オンラインしか対応していない場合がある
eSIMは、基本的にオンライン手続き専用である点に注意が必要です。
物理SIMのように店舗でスタッフが設定してくれるケースは少なく、契約から開通、トラブル対応まですべて自分で進める必要があります。
特に格安SIM(MVNO)では、eSIM開通をWebサイトやアプリ経由でのみ受け付けていることが多く、スマホ操作に慣れていない人にとってはハードルが高いと感じる場合もあるでしょう。
最近では大手キャリアでeSIMサポート体制が整いつつありますが、店頭サポートの対象外となるプランも多いため、申し込み前に確認しておくことが大切です。
手続きに別の回線が必要
eSIMを初めて設定する際は、Wi-Fiなど別の通信環境が必要になる点にも注意が必要です。
eSIMのプロファイル(通信情報)はインターネット経由でダウンロードするため、モバイルデータが使えない状態では設定を進められません。
たとえば、新しいスマートフォンを購入して物理SIMを挿していない状態だと、eSIMの開通手続きを行うための通信手段がない、という状況に陥ることがあります。この場合、自宅やカフェのWi-Fiを利用するなどでネット環境を確保しなければなりません。
また、一部キャリアではeSIM開通手続き用の専用アプリが必要になるため、あらかじめダウンロードしておくとスムーズです。
このように、eSIMの導入には設定のためにもう一つの回線を確保しておくことがポイントとなります。特に端末を買い替える際は、旧端末の回線を残した状態で設定を行うとトラブルを避けやすいでしょう。
キャリアや端末が対応していない場合がある
eSIMは急速に普及していますが、すべてのキャリアや端末で利用できるわけではありません。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)はほぼ対応していますが、格安SIM(MVNO)の中にはeSIM非対応のプランもあります。また、対応していても「データ通信のみ利用可」など、音声通話に制限があるケースもあるため注意が必要です。
端末側でも、古いスマートフォンや一部の海外モデルではeSIM機能が搭載されていないことがあります。たとえば、iPhoneではXR以降のモデルが対応していますが、Android端末では同じメーカーでも対応可否が異なる場合があるので注意しましょう。
契約前には、利用予定のキャリアと端末の両方がeSIM対応かどうかを必ず確認しておくことが大切です。
eSIMの使い方

eSIMの設定方法や使い方は、iPhoneとAndroidで異なります。
スムーズに設定するためにも、以下でそれぞれの設定方法や使い方を確認しておきましょう。
iPhoneの場合
iPhoneでeSIMを設定する場合は、通信事業者から提供されたQRコードを使う方法が一般的です。購入直後に設定する場合と、利用中の端末にあとから追加する場合で手順が少し異なります。
【初期設定時(iPhoneの電源を入れた直後)】
1.電源を入れて画面の指示に従い、「モバイル通信を設定」を選択
2.「QRコードを使用」をタップ
3.通信事業者が提供したQRコードを読み取る
4.案内に従って「モバイル通信プランを追加」を選択
【すでに設定済みのiPhoneに追加する場合】
1.通信事業者に問い合わせ、QRコードを入手
2.カメラアプリでQRコードをスキャン
3.「モバイル通信プランが検出されました」という通知をタップ
4.iOS 17.4以降の場合は、メールやブラウザ内のQRコードを長押しして「eSIMを追加」を選択
5.「続ける」→「モバイル通信プランを追加」をタップ
6.確認コードの入力を求められた場合は、通信事業者から提供された番号を入力
設定手順はキャリアによって異なるため、詳細は各通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンクなど)の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
また、QRコード以外のeSIMの設定方法については、iPhoneの公式サイトを参照してください。
参考:iPhoneでeSIMを設定する
Androidの場合
AndroidスマートフォンでeSIMを設定する場合も、端末の設定アプリから直接QRコードを読み取る方法が一般的です。
メーカーによって表記が多少異なりますが、基本的な手順は以下のとおりです。
1.スマートフォンの「設定」アプリを開く
2.「ネットワークとインターネット」をタップ
3.「SIM」または「モバイルネットワーク」を選択
4.「SIMを追加」→「eSIMを設定」をタップ
5.通信事業者が提供したQRコードをカメラでスキャン
6.画面の案内に従い、「モバイルネットワークを追加」を完了
もしQRコードを使わずに設定したい場合は、「eSIMを設定」の画面から「QRコードがない場合やスキャンでお困りの場合はこちらの解決方法をお試しください」を選択し、「詳細を手動で入力する」を選ぶことで設定情報を直接入力できます。
なお、PixelシリーズやGalaxy、Xperiaなど、主要なAndroid機種はこの手順でeSIMの登録が可能です。
ただし、設定項目の名称や表示順はOSバージョンやメーカーによって異なるため、正確な操作方法は各メーカーや通信キャリアの公式サイトで確認するようにしましょう。
まとめ

eSIMは、物理カードを使わずにスマートフォン本体で通信情報を管理できる、次世代の通信技術です。iPhone 17をはじめとする最新端末では標準搭載が進み、通信の切り替えや海外利用がよりスムーズになりました。
最大のメリットは、差し替え不要で即時開通できること、そしてオンライン完結による手軽さです。一方で、Wi-Fi環境が必要だったり、対応していない端末・キャリアがあるなど、導入時の注意点もあります。
今後は格安SIMや海外プランなどでもeSIM対応が広がり、ユーザーが自由に回線を選べる時代が加速していくでしょう。
もしこれからeSIMを利用する場合は、まずは利用中のキャリアと端末が対応しているか確認し、自分に合ったプランを選ぶのがおすすめです。
デジタル時代にふさわしい通信のかたちとして、eSIMをうまく活用していきましょう。
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