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楽天モバイルとドコモはどっちがいい? 乗り換えるべき? 乗り換え時の確認ポイントまとめ

 楽天モバイルは、データ通信量無制限で月額最大3,278円と、コストパフォーマンスに優れたモバイル通信サービスです。無料アプリ「Rakuten Link」を利用すると追加料金なしに国内通話ができるので(対象外通話あり)、ドコモの料金が高すぎると悩んでいる方、国内通話や動画視聴が多い方にはメリットが大きいでしょう。

 この記事では、楽天モバイルとドコモの料金・通信品質・その他サービス内容を比較して、どちらがいいかまとめています。乗り換えの手順まで紹介していますので参考にしてください。
 
ドコモから楽天モバイルに乗り換えると、年間で最大64,284円も節約可能

※本記事の内容は2025年8月20日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
 

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるべき?

 ドコモから楽天モバイルに乗り換えたほうがいいのは次のような場合です。

・節約志向が強い
・通信制限が気になる
・楽天市場のヘビーユーザー

 楽天モバイルのRakuten最強プランの月額料金は最大3278円。現在契約しているドコモのプランによっても異なりますが、比較するとおおむね安いでしょう。
 
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」の料金

 楽天市場の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、楽天モバイルに契約するだけで+4倍になるほか、Androidスマートフォンユーザーは「キャリア決済で毎月2000円以上利用する」という条件を達成すると、SPUで最大18倍のポイントアップを狙えるのも魅力です。また、楽天モバイルを契約してキャリア決済(Android端末のみ利用可能)を毎月2,000円以上利用すると、それだけでポイント+6倍になります。
 
楽天市場の人気プログラム「楽天SPU」

楽天モバイルとドコモの月額料金を徹底比較

 ここからは、ドコモの旧料金プランと楽天モバイルのRakuten最強プランの料金比較、楽天モバイルの新料金プランについて詳しく解説します。

・最大年60,000円以上節約できる
・動画視聴サービスをお得に契約できる

 乗り換えでいくらお得になるのか解説していきます。
 

楽天モバイルなら1年につき60,000円以上節約に

 楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ使用量に応じて料金が決まりますが、最大でも月額3,278円とドコモに比べるとリーズナブルです。
 

 さらに、1人1回線のみ適用可能な割引プログラム「最強家族プログラム」適用時は、月額料金から毎月110円引きとなります。家族がいるなら、1人で乗り換えるのではなく、家族全員で乗り換えてはいかがでしょうか。
 

新プランでU-NEXTをお得に契約できる

 2025年10月からスタート予定の楽天モバイル新料金プラン「Rakuten最強U-NEXT」なら、動画配信サービスも格安で楽しめます。
 
2025年10月から「Rakuten最強U-NEXT」が開始予定

 Rakuten最強U-NEXTは、従来プランとU-NEXTの見放題プランがセットになって月額4248円です。本来、両方契約すると5,467円かかるところ、セット価格で年間14,628円節約できます。

 U-NEXTセットプランでは、U-NEXTの見放題プランを単体で契約する場合と同様、次のようなサービスを利用できます。

・2万本以上の映画・ドラマ・アニメが見放題
・雑誌読み放題サービス
・毎月1,200ポイント付与※

※映画・ドラマ・アニメのレンタルや電子書籍の購入、ライブ配信のチケット購入に利用可能

 9月30日まで先行キャンペーンも実施中で、6月から9月までの4カ月間で最大968円分の楽天ポイントがもらえます。U-NEXTの単体契約時と同じく、31日無料のトライアルも可能です。
 

楽天モバイルとドコモの通信品質・付加サービスを比較

 ドコモから楽天モバイルへの乗り換えでもっとも懸念されるのは、通信品質でしょう。結論として、楽天モバイルはプラチナバンドの提供開始に伴い、弱点だったビル内や地下での接続はだいぶ改善されています。

 通話については、楽天モバイルなら「Rakuten Link」を使って追加料金なしで国内かけ放題を利用できます。同アプリからの発信なら、楽天モバイル以外の携帯電話や固定電話への通話も含め、国内通話(ナビダイヤルなど一部を除く)が無料になります。

 また、海外のデータ通信や通話サービスを比較すると、Rakuten Linkアプリを使えば海外から日本への通話が無料になるという点で、ドコモ(ahamo含む)より楽天モバイルのほうが利便性は高いです。
 

 なお、ahamoは月30GBまで海外でも無料で利用できるため、海外でデータ通信をたくさんしたい場合は圧倒的に有利です。ただし、最初にデータ通信した日から15日経過すると、帰国するまで通信制限がかかります。

 結局のところ、海外に行くなら無料モバイルWi-Fiをレンタルするのが一番無難でしょう。
 

楽天モバイルからドコモに乗り換えるときの注意点

 楽天モバイルへの乗り換えには経済的に多くのメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。事前に確認しておくことで、乗り換え後の後悔を防げます。

・@docomo.ne.jpのメールアドレスの引き継ぎが必要になる
・ドコモの家族割引サービス「ファミリー割引/みんなドコモ割」の対象から外れる
・古い機種など楽天モバイルが使えない端末がある

 それぞれ詳しく解説していきます。
 

メールアドレスの引き継ぎが必要になる

 楽天モバイルに乗り換えると、ドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)は使えなくなります。メールが使えなくなる場合の対処法は、次の3つです。

・フリーメールを利用する
・ドコモメール持ち運びサービスを使う
・楽メールを使う

 おすすめは、フリーメールアドレスの利用です。筆者は普段「Outlook」や「Gmail」を使い分けていますが、日常でもビジネスシーンでも困ることはまずありません。

 どうしてもドコモのキャリアメールを継続利用したいなら、月額330円を支払ってメール持ち運びサービスを利用しましょう。

 乗り換え後は、楽天モバイルの「楽メール」を利用するのも手です。ただし、将来、楽天モバイルを解約した場合は使えなくなってしまうため、フリーメールのほうがおすすめです。
 

ドコモの家族割の対象から外れる

 ドコモから楽天モバイルに乗り換える際は、自分が家族グループから抜けることで他の家族に影響が出ないか事前に確認しましょう。

 ドコモの家族割サービス「みんなドコモ割」は、家族全員の料金から毎月最大1210円割引になります。たとえば、旧プランの「ドコモの5Gギガホ プレミア」や「eximo」は、家族3回線以上の場合は毎月1100円割引となりますが、1人抜けて2回線になると割引額が毎月550円に下がるのでドコモに残った人の負担が増えます。
 

楽天モバイルが使えない端末もある

 楽天モバイルへの乗り換え前に、ご利用のスマホに対応しているか確認してください。

 楽天モバイルでは、一部動作確認ができない端末があり、SIMカードが認識されなかったり一部機能が使えなかったりするリスクがあります。

 iPhoneユーザーなら問題はありませんが、AndroidではCovia(CP-F03a、FLEAZ NEO)やAuBeeといった一部機種は動作確認できていません。

 楽天モバイル公式サイトの「楽天回線対応製品」ページで、お使いの機種が対応しているか必ず確認してください。非対応の場合、乗り換えと同時に楽天モバイルでの機種変更も可能です。
 

ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順

 楽天モバイルへの乗り換え手続きは、MNPワンストップ対応により簡単になりました。以前は、あらかじめMNP予約番号を取得する必要がありましたが、現在はMNP予約番号を取得せずとも申し込むだけで乗り換えが完了します。

 まずは、次のような必要書類等を準備しましょう。

・マイナンバーカード、運転免許証などの本人確認書類
・クレジットカードか銀行口座の情報
・Rakuten ID(楽天ID)

 本人確認書類は、回線契約時に必ず必要なもので、運転免許証やマイナンバーカードがあれば大丈夫です。楽天IDを持っていない場合、楽天モバイルへの申し込みと同時に登録できます。

 申込手順として、楽天モバイルの公式ホームページで「他社から乗り換え(MNP)」を選択して、必要事項を入力します。
 
申し込みは公式サイトで「新規/乗り換え」をタップするだけ

 申し込みが完了したら、会員ページ「my楽天モバイル」から電話番号の引き継ぎ申請をタップして、ドコモの会員情報を入力しログインしてください。

 「SIMカード」を選んだ場合は1週間ほどで届きます。到着後は、同封されているスタートガイドに従い、手続きを進めてください。筆者は楽天モバイルに申し込んだ経験がありますが、設定はわずか15分ほどで完了しました。eSIMならば最短3分ですぐに利用開始できます。
 

楽天モバイルとドコモを徹底比較!乗り換えタイミングは月末近くがベスト

 毎月支払うスマホ料金を削減したい方は、月額料金の安い楽天モバイルは魅力の多い選択肢です。乗り換えを検討する価値は大いにあるでしょう。

 なお、ドコモの月額料金は日割り計算されません。したがって、乗り換えのタイミングは、申し込み完了からSIMカードの発送にかかる期間を考慮して、毎月23日から26日あたりで実施するとよさそうです。
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