2026.9.16 10:30
豆知識折りたたみスマホのメリット・デメリットを徹底解説 向いている人やおすすめ製品も紹介
「折りたたみスマホが気になるけど、実際どうなんだろう?」「高い買い物だから、失敗したくない……」このように、折りたたみスマホが気になっていても、あと一歩購入に踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
近年、折りたたみスマホはSamsungやGoogleを中心に進化を続け、見た目の新しさだけでなく、実用性や高性能さでも注目を集めています。とはいえ、折りたたみスマホならではのメリット・デメリットがあるのも事実。購入前には、良い点・悪い点をしっかり確認し、自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。
そこで本記事では、折りたたみスマホの基本的な特徴から、購入前に知っておきたいメリット・デメリット、どんな人に向いているのかまでをわかりやすく解説します。「折りたたみスマホは自分に合っているのか知りたい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
折りたたみスマホとは、ディスプレイを折り曲げて開閉できるスマートフォンのことです。
「縦開き型」と「横開き型」の2種類があり、折りたたむことでコンパクトなサイズにできます。開くと大きな画面でも操作できるので、通常のスマートフォンと比べると携帯性・利便性などが優れています。
折りたたみスマホの代表的なメーカーとして挙げられるのは、韓国のSamsung(サムスン)です。特に「Galaxy Z Fold」や「Galaxy Z Flip」シリーズは、折りたたみスマホ市場をけん引する存在となっており、毎年のように新モデルをリリースしています。加えて、2023年からはGoogleも「Pixel Fold」を展開。こちらも、シリーズ製品を継続的に市場へ送り出しています。折りたたみスマホは、Androidを中心に、開発競争が加速してきました。
一方で、Appleも初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発表しました。iPhone Duoは、2026年10月16日から予約注文を開始し、10月23日に発売されます。価格は36万4800円からと、一般的なスマートフォンと比べて非常に高価ですが、開くと7.6インチの大画面を利用できるなど、折りたたみスマホならではの特徴を備えています。
これまで折りたたみスマホは、SamsungやGoogleなどAndroid陣営の製品が中心でした。そこにAppleが参入することで、折りたたみスマホが一部のガジェット好きだけの製品から、より一般的なスマートフォンの選択肢として認知されるきっかけになる可能性があります。今後は各メーカーの競争がさらに激しくなり、ディスプレイやヒンジの耐久性、薄型化、AI機能などの進化に加え、価格の低下や製品ラインアップの拡充にも期待が集まりそうです。
折りたたみスマホは、大きく分けて「縦折り」と「横折り」の2種類があります。どちらもディスプレイを折りたたんでコンパクトにできる点は共通していますが、折りたたみ方によってサイズ感や使い勝手が大きく異なります。
ここでは、それぞれの特徴やメリットを紹介します。
縦折りタイプは、一般的なスマートフォンを縦方向に二つ折りにするタイプです。折りたたむと本体の縦方向のサイズが半分程度になるため、ポケットや小さなバッグなどにも収納しやすくなります。
開いた状態では一般的なスマートフォンと同じような感覚で使えるため、「普段は普通のスマホとして使いながら、持ち運ぶときはコンパクトにしたい」という方に適しています。
また、多くの縦折りモデルでは、本体を途中まで折り曲げて自立させることができます。これを利用すれば、スマホを机などに置いた状態で写真や動画を撮影したり、ビデオ通話をしたりと、通常のスマートフォンとは異なる使い方も可能です。
コンパクトさと使い勝手のバランスを重視する方には、縦折りタイプが向いているでしょう。
横折りタイプは、一般的なスマートフォンを横方向に開くように折りたたむタイプです。折りたたんだ状態では通常のスマートフォンに近い形で使えますが、開くとタブレットに近い大画面を利用できます。
大画面を生かして、動画視聴や電子書籍、Webサイトの閲覧、資料の確認などを快適に行えるのが大きなメリットです。また、2つのアプリを同時に表示する「マルチウィンドウ」に対応したモデルもあり、動画を見ながらSNSを確認したり、資料を表示しながらメモを取ったりといった使い方にも適しています。
折りたたむことで持ち運びやすさを確保しつつ、必要なときには大画面を利用したい方におすすめです。
ただし、縦折りタイプと比べると、開いたときの画面が大きい分、本体も重くなりやすい傾向があります。コンパクトさよりも、大画面を活用した便利さを重視する方に向いているタイプといえるでしょう。
折りたたみスマホには、一般的なスマホにはない独自の魅力が数多くあります。「かっこいい」「最新技術を使ってみたい」といった感情的なメリットに加え、日常の使い勝手にも直結する実用的なメリットがあるのが特徴です。
ここでは代表的なメリットを4つに分けて紹介します。
折りたたみスマホの1つ目のメリットは「折りたたむことで本体がコンパクトになる」という点です。
例えば、縦開きタイプの折りたたみスマホは、広げれば通常のスマホと同じサイズですが、折りたためば手のひらサイズになります。そのため、ポケットや小さなバッグにも収まりやすく、持ち運びのストレスがありません。
女性など小さいバッグを使う機会が多い人や、スマホをズボンのポケットに入れる男性にとっては、「折りたたんだときの小ささ」は大きな魅力となるでしょう。
折りたたみスマホの最大のメリットのひとつとして、「広げたときに大画面で操作できる」という点も見逃せません。
特に横開きタイプの折りたたみスマホは、開くとスマホとは思えないほどのワイドなディスプレイが現れ、タブレットに近い感覚で操作できます。
そのため、以下のようなコンテンツやアプリもより快適に利用できるでしょう。
YouTubeやNetflixなどの動画視聴
電子書籍やマンガの読書
資料の閲覧や編集
地図アプリでのルート検索
従来のスマホサイズではどうしても情報量に限界がありますが、折りたたみスマホであれば「観る」「読む」「操作する」のすべてが快適になるのが大きな魅力です。
折りたたみスマホは、通常のスマホと比べて挑戦的な製品である分、各メーカーで「ハイエンドモデル」として位置づけられているケースが多くあります。そのため、一般的なモデルと比較して高性能であることも大きなメリットです。
搭載されているCPUやカメラ、ストレージなども妥協のない仕様になっており、より高い操作性や機能性を求める方にとっては非常に魅力的といえます。
たとえば、サムスンの最新折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold8」にはSnapdragonの最新モバイルプロセッサが搭載されており、ゲーミングスマホとしても使用できるほどの処理能力を持ちます。また、12GB~16GBのメモリや256GB~1TBのストレージ、4800mAhのバッテリーなども搭載されており、まさに全部入りのスペックです。
さらに近年は、AI機能の進化も見逃せません。たとえばGoogle Pixel FoldシリーズやGalaxy Z Fold シリーズでは、リアルタイム翻訳や画像編集、検索補助など、AIを活用した機能が標準搭載されており、従来のスマホ以上に高度な処理が可能になっています。
このように折りたたみスマホは、「新しい形状」だけでなく「最先端の性能」を体験できるデバイスとして進化しており、性能重視のユーザーにとっても非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
折りたたみスマホの見落とされがちなメリットとして、写真撮影がしやすい点も挙げられます。
机の上に90度開いた状態でスマホを置けば、スタンドや三脚を使わなくてもセルフタイマーでの撮影が可能です。家族や友人との集合写真はもちろん、動画配信やリモート会議をする際にも、「スマホを立てかける場所がない」と悩むことがなくなるでしょう。
折りたたみスマホには魅力的な特徴が多い一方で、従来型のスマホと比べるとデメリットもあります。特に「価格」「耐久性」「アクセサリーの選択肢」の3点は、購入前にしっかり確認しておきたいポイントです。
ここでは、折りたたみスマホを選ぶうえでの主なデメリットについて見ていきましょう。
折りたたみスマホは、一般的なスマートフォンと比較して価格が高い傾向にあります。
たとえば、最新のiPhoneシリーズやGalaxyの通常モデルが10万~15万円程度であるのに対し、折りたたみモデルは15万~30万円が主流です。実際、Galaxy Z Fold8(256GBモデル)やGoogle Pixel 11 Pro Foldの販売価格は約25万円前後と、一般的なスマホと比べると非常に高価なことがわかります。
最新技術や高性能を搭載しているとはいえ、初めて折りたたみスマホを試す人にとっては「価格がネック」と感じることがあるでしょう。
折りたたみスマホは、構造上「ヒンジ」や「折り曲げ可能なディスプレイ」などの可動部を多く持っています。そのため、従来型のスマホと比べて壊れやすいという意見も少なくありません。
具体的には、以下のような不具合が懸念されるでしょう。
ディスプレイ中央の折り目部分にシワや色むらが出る
ヒンジ部分の異音や開閉の引っかかりがある
落下時にヒンジ部分が破損しやすい
もちろん、メーカー側も年々改良を重ねており、耐久性も向上してきています。しかし、「構造上の不安」を完全に拭い去ることはまだ難しい段階です。
折りたたみスマホのデメリットとして「対応するアクセサリーの選択肢が少ない」という点も忘れてはいけません。
折りたたみスマホは、iPhoneやGalaxy Sシリーズなどの人気モデルに比べて、流通量が限られるため、専用ケースやフィルム、スタンドなどのサードパーティ製アクセサリーが少ない傾向にあります。
そのため、おしゃれなケースや耐衝撃・防水対応の製品を探そうとしても、バリエーションが少なく「好みのデザインがない」と感じる可能性があるでしょう。
折りたたみスマホはすべての人に最適というわけではありませんが、使い方や価値観によっては「これ以上にピッタリな端末はない」と感じられるほど、相性が良い場合もあります。
例えば、以下のような特徴に当てはまる人は「折りたたみスマホを買うべき」といっても過言ではないでしょう。
新しいガジェットや流行に敏感な人
スマホの性能やデザインにこだわる人
高収入で、自分に合った価値を重視する人
動画視聴・電子書籍・資料閲覧をよく行う人
コンパクトさと大画面の両立を求める人
他人と被らないスマホを使いたい人
折りたたみスマホは、コンパクトさと大画面を両立できる点が大きな魅力です。しかし、各メーカーごとに特徴や使い勝手が異なるため、「どれを選べばよいかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、おすすめの折りたたみスマホを厳選し、それぞれの特徴や魅力をわかりやすく解説します。用途や重視したいポイントに合わせて、自分に合った1台を見つけてみましょう。
Galaxy Z Flip8は、コンパクトさとAI機能を重視したい方におすすめの縦折りスマホです。折りたたむとポケットに収まりやすいサイズ感になり、開けば約6.9インチの大画面で動画視聴やSNS、Web閲覧を快適に楽しめます。
特に注目したいのが、約4.1インチに大型化したカバー画面です。スマホを開かなくても通知確認や音楽操作、天気・スケジュールの確認などができるため、日常のちょっとした操作をスムーズに済ませられます。
AIによるパーソナル要約機能の「Now Brief」や、アクティブなアプリを直接操作できるピル型UI「Now Bar」を活用すれば、その日に必要な情報をカバー画面から確認できるのも便利なポイントです。
また、約4,300mAhのバッテリーや最大120Hz対応のディスプレイ、最大512GBのストレージなど、日常使いに十分な性能も備えています。デザイン性・携帯性・AI機能・カメラ性能をバランスよく求める方に向いている1台です。
出典:Galaxy Z Flip8|Samsung
Google Pixel 11 Pro Foldは、大画面での作業や動画視聴を重視したい方におすすめの横折りスマホです。折りたたんだ状態では約6.5インチのスマホとして使え、開くと約8インチのSuper Actua Flexディスプレイを利用できます。
大きな魅力は、マルチタスクのしやすさです。分割画面に対応しているため、カレンダーを見ながら予定を作成したり、メールを確認しながら資料を見たりと、複数の作業をスムーズに進められます。動画視聴や電子書籍、ゲームなども大画面で楽しみやすく、スマホ1台でタブレットのような使い方ができる点が強みです。
価格は高めですが、大画面・高性能カメラ・AI機能・長期アップデートを重視する方にとって、満足度の高い1台です。
出典:Google Pixel 11 Pro Fold|Google
motorola razr 60は、デザイン性と使いやすさを重視したい方におすすめの縦折りスマホです。コンパクトでスタイリッシュな見た目に加え、約4.0インチのアウトディスプレイを搭載しているため、スマホを開かなくてもメッセージ返信やWeb閲覧、Google Geminiでのチャットなどを行えます。
また、撮影機能も特徴的です。本体を90度に折り曲げると、ビデオカメラのような感覚で動画撮影ができるため、日常のVlogやSNS用のコンテンツ作成にも向いています。フォトブース機能を使えば、複数のポーズを自動で撮影し、moto aiが写真を補正してくれるため、手軽に印象的な写真を残せるのも魅力です。
折りたたみスマホらしい新鮮な使い方を楽しみつつ、日常使いの快適さも求めたい方に向いている1台です。
出典:motorola razr 60|motorola
折りたたみスマホは、コンパクトさと大画面の両立、高性能なスペック、自由な撮影スタイルなど、従来のスマートフォンにはない多くの魅力を備えています。一方で、価格の高さや耐久性、アクセサリーの少なさといったデメリットもあるため、購入する際は「自分に合っているか」を慎重に判断する必要があります。
とはいえ、「新しいものが好き」「スマホで動画や資料をよく使う」「人と違う端末を持ちたい」といった方にとっては、非常に魅力的な選択肢です。購入を迷っている方は、ぜひ本記事のメリット・デメリットや向いている人の特徴を参考に、自分にとって本当に価値のある1台かどうかを見極めてみてください。
近年、折りたたみスマホはSamsungやGoogleを中心に進化を続け、見た目の新しさだけでなく、実用性や高性能さでも注目を集めています。とはいえ、折りたたみスマホならではのメリット・デメリットがあるのも事実。購入前には、良い点・悪い点をしっかり確認し、自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。
そこで本記事では、折りたたみスマホの基本的な特徴から、購入前に知っておきたいメリット・デメリット、どんな人に向いているのかまでをわかりやすく解説します。「折りたたみスマホは自分に合っているのか知りたい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
折りたたみスマホとは
折りたたみスマホとは、ディスプレイを折り曲げて開閉できるスマートフォンのことです。
「縦開き型」と「横開き型」の2種類があり、折りたたむことでコンパクトなサイズにできます。開くと大きな画面でも操作できるので、通常のスマートフォンと比べると携帯性・利便性などが優れています。
折りたたみスマホの代表的なメーカーとして挙げられるのは、韓国のSamsung(サムスン)です。特に「Galaxy Z Fold」や「Galaxy Z Flip」シリーズは、折りたたみスマホ市場をけん引する存在となっており、毎年のように新モデルをリリースしています。加えて、2023年からはGoogleも「Pixel Fold」を展開。こちらも、シリーズ製品を継続的に市場へ送り出しています。折りたたみスマホは、Androidを中心に、開発競争が加速してきました。
一方で、Appleも初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発表しました。iPhone Duoは、2026年10月16日から予約注文を開始し、10月23日に発売されます。価格は36万4800円からと、一般的なスマートフォンと比べて非常に高価ですが、開くと7.6インチの大画面を利用できるなど、折りたたみスマホならではの特徴を備えています。
これまで折りたたみスマホは、SamsungやGoogleなどAndroid陣営の製品が中心でした。そこにAppleが参入することで、折りたたみスマホが一部のガジェット好きだけの製品から、より一般的なスマートフォンの選択肢として認知されるきっかけになる可能性があります。今後は各メーカーの競争がさらに激しくなり、ディスプレイやヒンジの耐久性、薄型化、AI機能などの進化に加え、価格の低下や製品ラインアップの拡充にも期待が集まりそうです。
「縦折り」と「横折り」の違い
折りたたみスマホは、大きく分けて「縦折り」と「横折り」の2種類があります。どちらもディスプレイを折りたたんでコンパクトにできる点は共通していますが、折りたたみ方によってサイズ感や使い勝手が大きく異なります。
ここでは、それぞれの特徴やメリットを紹介します。
縦折り
縦折りタイプは、一般的なスマートフォンを縦方向に二つ折りにするタイプです。折りたたむと本体の縦方向のサイズが半分程度になるため、ポケットや小さなバッグなどにも収納しやすくなります。
開いた状態では一般的なスマートフォンと同じような感覚で使えるため、「普段は普通のスマホとして使いながら、持ち運ぶときはコンパクトにしたい」という方に適しています。
また、多くの縦折りモデルでは、本体を途中まで折り曲げて自立させることができます。これを利用すれば、スマホを机などに置いた状態で写真や動画を撮影したり、ビデオ通話をしたりと、通常のスマートフォンとは異なる使い方も可能です。
コンパクトさと使い勝手のバランスを重視する方には、縦折りタイプが向いているでしょう。
横折り
横折りタイプは、一般的なスマートフォンを横方向に開くように折りたたむタイプです。折りたたんだ状態では通常のスマートフォンに近い形で使えますが、開くとタブレットに近い大画面を利用できます。
大画面を生かして、動画視聴や電子書籍、Webサイトの閲覧、資料の確認などを快適に行えるのが大きなメリットです。また、2つのアプリを同時に表示する「マルチウィンドウ」に対応したモデルもあり、動画を見ながらSNSを確認したり、資料を表示しながらメモを取ったりといった使い方にも適しています。
折りたたむことで持ち運びやすさを確保しつつ、必要なときには大画面を利用したい方におすすめです。
ただし、縦折りタイプと比べると、開いたときの画面が大きい分、本体も重くなりやすい傾向があります。コンパクトさよりも、大画面を活用した便利さを重視する方に向いているタイプといえるでしょう。
折りたたみスマホのメリット
折りたたみスマホには、一般的なスマホにはない独自の魅力が数多くあります。「かっこいい」「最新技術を使ってみたい」といった感情的なメリットに加え、日常の使い勝手にも直結する実用的なメリットがあるのが特徴です。
ここでは代表的なメリットを4つに分けて紹介します。
コンパクト
折りたたみスマホの1つ目のメリットは「折りたたむことで本体がコンパクトになる」という点です。
例えば、縦開きタイプの折りたたみスマホは、広げれば通常のスマホと同じサイズですが、折りたためば手のひらサイズになります。そのため、ポケットや小さなバッグにも収まりやすく、持ち運びのストレスがありません。
女性など小さいバッグを使う機会が多い人や、スマホをズボンのポケットに入れる男性にとっては、「折りたたんだときの小ささ」は大きな魅力となるでしょう。
大画面
折りたたみスマホの最大のメリットのひとつとして、「広げたときに大画面で操作できる」という点も見逃せません。
特に横開きタイプの折りたたみスマホは、開くとスマホとは思えないほどのワイドなディスプレイが現れ、タブレットに近い感覚で操作できます。
そのため、以下のようなコンテンツやアプリもより快適に利用できるでしょう。
YouTubeやNetflixなどの動画視聴
電子書籍やマンガの読書
資料の閲覧や編集
地図アプリでのルート検索
従来のスマホサイズではどうしても情報量に限界がありますが、折りたたみスマホであれば「観る」「読む」「操作する」のすべてが快適になるのが大きな魅力です。
高性能
折りたたみスマホは、通常のスマホと比べて挑戦的な製品である分、各メーカーで「ハイエンドモデル」として位置づけられているケースが多くあります。そのため、一般的なモデルと比較して高性能であることも大きなメリットです。
搭載されているCPUやカメラ、ストレージなども妥協のない仕様になっており、より高い操作性や機能性を求める方にとっては非常に魅力的といえます。
たとえば、サムスンの最新折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold8」にはSnapdragonの最新モバイルプロセッサが搭載されており、ゲーミングスマホとしても使用できるほどの処理能力を持ちます。また、12GB~16GBのメモリや256GB~1TBのストレージ、4800mAhのバッテリーなども搭載されており、まさに全部入りのスペックです。
さらに近年は、AI機能の進化も見逃せません。たとえばGoogle Pixel FoldシリーズやGalaxy Z Fold シリーズでは、リアルタイム翻訳や画像編集、検索補助など、AIを活用した機能が標準搭載されており、従来のスマホ以上に高度な処理が可能になっています。
このように折りたたみスマホは、「新しい形状」だけでなく「最先端の性能」を体験できるデバイスとして進化しており、性能重視のユーザーにとっても非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
写真撮影がしやすい
折りたたみスマホの見落とされがちなメリットとして、写真撮影がしやすい点も挙げられます。
机の上に90度開いた状態でスマホを置けば、スタンドや三脚を使わなくてもセルフタイマーでの撮影が可能です。家族や友人との集合写真はもちろん、動画配信やリモート会議をする際にも、「スマホを立てかける場所がない」と悩むことがなくなるでしょう。
折りたたみスマホのデメリット
折りたたみスマホには魅力的な特徴が多い一方で、従来型のスマホと比べるとデメリットもあります。特に「価格」「耐久性」「アクセサリーの選択肢」の3点は、購入前にしっかり確認しておきたいポイントです。
ここでは、折りたたみスマホを選ぶうえでの主なデメリットについて見ていきましょう。
高価
折りたたみスマホは、一般的なスマートフォンと比較して価格が高い傾向にあります。
たとえば、最新のiPhoneシリーズやGalaxyの通常モデルが10万~15万円程度であるのに対し、折りたたみモデルは15万~30万円が主流です。実際、Galaxy Z Fold8(256GBモデル)やGoogle Pixel 11 Pro Foldの販売価格は約25万円前後と、一般的なスマホと比べると非常に高価なことがわかります。
最新技術や高性能を搭載しているとはいえ、初めて折りたたみスマホを試す人にとっては「価格がネック」と感じることがあるでしょう。
壊れやすい
折りたたみスマホは、構造上「ヒンジ」や「折り曲げ可能なディスプレイ」などの可動部を多く持っています。そのため、従来型のスマホと比べて壊れやすいという意見も少なくありません。
具体的には、以下のような不具合が懸念されるでしょう。
ディスプレイ中央の折り目部分にシワや色むらが出る
ヒンジ部分の異音や開閉の引っかかりがある
落下時にヒンジ部分が破損しやすい
もちろん、メーカー側も年々改良を重ねており、耐久性も向上してきています。しかし、「構造上の不安」を完全に拭い去ることはまだ難しい段階です。
アクセサリーが少ない
折りたたみスマホのデメリットとして「対応するアクセサリーの選択肢が少ない」という点も忘れてはいけません。
折りたたみスマホは、iPhoneやGalaxy Sシリーズなどの人気モデルに比べて、流通量が限られるため、専用ケースやフィルム、スタンドなどのサードパーティ製アクセサリーが少ない傾向にあります。
そのため、おしゃれなケースや耐衝撃・防水対応の製品を探そうとしても、バリエーションが少なく「好みのデザインがない」と感じる可能性があるでしょう。
折りたたみスマホを買うべき人
折りたたみスマホはすべての人に最適というわけではありませんが、使い方や価値観によっては「これ以上にピッタリな端末はない」と感じられるほど、相性が良い場合もあります。
例えば、以下のような特徴に当てはまる人は「折りたたみスマホを買うべき」といっても過言ではないでしょう。
新しいガジェットや流行に敏感な人
スマホの性能やデザインにこだわる人
高収入で、自分に合った価値を重視する人
動画視聴・電子書籍・資料閲覧をよく行う人
コンパクトさと大画面の両立を求める人
他人と被らないスマホを使いたい人
おすすめの折りたたみスマホ
折りたたみスマホは、コンパクトさと大画面を両立できる点が大きな魅力です。しかし、各メーカーごとに特徴や使い勝手が異なるため、「どれを選べばよいかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、おすすめの折りたたみスマホを厳選し、それぞれの特徴や魅力をわかりやすく解説します。用途や重視したいポイントに合わせて、自分に合った1台を見つけてみましょう。
Galaxy Z Flip8|Samsung
Galaxy Z Flip8は、コンパクトさとAI機能を重視したい方におすすめの縦折りスマホです。折りたたむとポケットに収まりやすいサイズ感になり、開けば約6.9インチの大画面で動画視聴やSNS、Web閲覧を快適に楽しめます。
特に注目したいのが、約4.1インチに大型化したカバー画面です。スマホを開かなくても通知確認や音楽操作、天気・スケジュールの確認などができるため、日常のちょっとした操作をスムーズに済ませられます。
AIによるパーソナル要約機能の「Now Brief」や、アクティブなアプリを直接操作できるピル型UI「Now Bar」を活用すれば、その日に必要な情報をカバー画面から確認できるのも便利なポイントです。
また、約4,300mAhのバッテリーや最大120Hz対応のディスプレイ、最大512GBのストレージなど、日常使いに十分な性能も備えています。デザイン性・携帯性・AI機能・カメラ性能をバランスよく求める方に向いている1台です。
出典:Galaxy Z Flip8|Samsung
Google Pixel 11 Pro Fold|Google
Google Pixel 11 Pro Foldは、大画面での作業や動画視聴を重視したい方におすすめの横折りスマホです。折りたたんだ状態では約6.5インチのスマホとして使え、開くと約8インチのSuper Actua Flexディスプレイを利用できます。
大きな魅力は、マルチタスクのしやすさです。分割画面に対応しているため、カレンダーを見ながら予定を作成したり、メールを確認しながら資料を見たりと、複数の作業をスムーズに進められます。動画視聴や電子書籍、ゲームなども大画面で楽しみやすく、スマホ1台でタブレットのような使い方ができる点が強みです。
価格は高めですが、大画面・高性能カメラ・AI機能・長期アップデートを重視する方にとって、満足度の高い1台です。
出典:Google Pixel 11 Pro Fold|Google
motorola razr 60|motorola
motorola razr 60は、デザイン性と使いやすさを重視したい方におすすめの縦折りスマホです。コンパクトでスタイリッシュな見た目に加え、約4.0インチのアウトディスプレイを搭載しているため、スマホを開かなくてもメッセージ返信やWeb閲覧、Google Geminiでのチャットなどを行えます。
また、撮影機能も特徴的です。本体を90度に折り曲げると、ビデオカメラのような感覚で動画撮影ができるため、日常のVlogやSNS用のコンテンツ作成にも向いています。フォトブース機能を使えば、複数のポーズを自動で撮影し、moto aiが写真を補正してくれるため、手軽に印象的な写真を残せるのも魅力です。
折りたたみスマホらしい新鮮な使い方を楽しみつつ、日常使いの快適さも求めたい方に向いている1台です。
出典:motorola razr 60|motorola
まとめ
折りたたみスマホは、コンパクトさと大画面の両立、高性能なスペック、自由な撮影スタイルなど、従来のスマートフォンにはない多くの魅力を備えています。一方で、価格の高さや耐久性、アクセサリーの少なさといったデメリットもあるため、購入する際は「自分に合っているか」を慎重に判断する必要があります。
とはいえ、「新しいものが好き」「スマホで動画や資料をよく使う」「人と違う端末を持ちたい」といった方にとっては、非常に魅力的な選択肢です。購入を迷っている方は、ぜひ本記事のメリット・デメリットや向いている人の特徴を参考に、自分にとって本当に価値のある1台かどうかを見極めてみてください。
※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。
※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。
あわせて読みたい
“誰の道具”になったのか──折りたたみスマホの光と影 Galaxy Z Fol...
以前掲載した記事では、折りたたみスマートフォンが持つ魅力と現実的な課題を整理してきた。今回はその続編として、筆者が2024年7月にGalaxy...
話題の「折りたたみスマホ」 市場は全体の0.6%未満 Apple参入な...
最近話題の「折りたたみスマートフォン」。Appleが市場投入するのでは、という噂も流れており、注目が集まっている。しかし、BCNが全国の家...
注目の記事
Galaxy Z Fold8が売れてる 折りたたみスマホ人気ランキングTOP10 2026/9/11
Apple、「iPhone 18 Pro」と初の折りたたみ型「iPhone Duo」発表
Gemini Intelligenceに最適化した折りたたみスマートフォン「Google Pixel 11 Pro Fold」
Samsung、折りたたみスマホ「Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra/Fold8/Flip8」発表 4キャリアが取り扱い
Galaxy Z Foldでも使える 折りたたみスマホに最適な「2倍に拡張する」スマホスタンド
RECOMMEND おすすめの記事
くらしを彩る
エアコンの電気代が高すぎる!今日からできる冷房・暖房の節電術。電気代高騰に負けない賢い使い方のコツ
売れてるもの
メモリー価格高騰の中、7月に売れたノートPCは? アナリストが最新市場を解説
家電とIT
スマホを置いたら自動で冷却 イヤホンも充電できる冷却クーラー サンワサプライから登場
PR
【PDF業務改善】定番ツールに頼りきらない新しい選択肢。AI搭載PDF編集ソフト「UPDF」が現場の文書作業を変える理由
くらしを彩る
家電の電気代を一覧でチェック 冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどのコストを徹底比較
売れてるもの
値下げ効果でソニー「WF-1000XM6」が浮上、26年6月に売れた完全ワイヤレスイヤホンTOP10