おすすめのスマートウォッチを選び方と一緒に一挙紹介! Pixel WatchやApple Watchなどイチ押しモデルを解説
近年、広がりを見せているスマートウォッチ。その魅力は、時計機能だけではありません。さまざまなアプリと連携して、運動や健康管理などに役立つデバイスです。スマートウォッチを購入しようと検討しているものの、さまざまな製品があってどれを選べばいいのか、自分にはどれが合っているのか決められずにいるかもしれません。
この記事では、スマートウォッチの概要と選び方を詳しく解説します。あわせて、一押しのモデルも紹介するので、商品選びの参考にしてください。
スマートウォッチとは、さまざまなアプリと連携することで運動や健康管理などに役立つ、ウェアラブルデバイスです。
大きさや形状は腕時計と同程度でありつつ、腕時計の文字盤にあたる部分がディスプレイになっていて、さまざまな情報を表示できます。仕事はもちろん、スポーツや健康管理などさまざまなシーンで使えるのが特徴です。
スマートウォッチで主にできることには、以下の7点が挙げられます。
・時計機能
・通知機能
・通話機能
・音楽再生
・電子マネー決済
・健康管理
・運動管理
時計機能
スマートウォッチでは、文字盤が全面ディスプレイになっているモデルが一般的です。デジタルとアナログの表示を切り替える以外にも、ディスプレイの色やデザインなども文字盤を変えることで使えます。カスタマイズ性の高さが従来の腕時計と違ってスマートウォッチならではの魅力です。
また、日付や曜日、バッテリー残量、アプリのアイコン、天気情報など自分が必要な情報を選んでディスプレイに表示することもできます。
通知機能
スマートウォッチは、スマートフォンとのペアリングが可能です。それにより、電話の着信や、LINEやメールなどのメッセージ受信の通知などを、スマートウォッチで受け取れます。モデルによっては、スマートウォッチからメールやLINEのメッセージを返信することも可能です。
通話機能
スマートウォッチは、スマートフォンにかかってきた電話を通知してくれるだけではありません。スマートウォッチで電話に出て、内蔵スピーカーとマイクを使って通話できるモデルもあります。
音楽再生
スマートウォッチには、音楽再生機能を搭載した製品もあります。スマートウォッチ本体に音楽データを保存できるモデルのほか、サブスクリプションの音楽配信サービスに対応したモデルなど、さまざまです。スマートウォッチとワイヤレスイヤホンがあれば、手軽に好きな音楽を楽しめる魅力があります。
電子マネー決済
スマートウォッチの一部は、電子マネー決済にも対応しています。コンビニなどの店頭でスマートウォッチをICカード読み取り機にかざせば、スムーズに支払いができて便利です。
また、Suicaに対応したスマートウォッチであれば、駅の改札をタッチ決済で通れます。腕をかざすだけで済むため、動きを妨げません。
健康管理
スマートウォッチには、健康管理に役立つセンサーが搭載されているモデルもあります。代表的なセンサーとしては、血中酸素レベルや心拍数を計測するセンサーです。ほかにも、血圧や心電図、体温、ストレスレベルなどが計測できるモデルもあります。
スマートウォッチは時計として常時装着していることが多いため、自身の体の状態をいつでもチェックすることが可能です。
ほかにも、転倒検知機能や着脱検知、SOS機能などを備えたスマートウォッチもあります。こういった機能を持ったスマートウォッチであれば、離れた場所で暮らす親の健康状態をモニターすることも可能です。
運動管理
スマートウォッチはランニングやウォーキングなど、さまざまな運動やスポーツをサポートする機能を備えています。加速度センサーやジャイロセンサー、高度計などがその一例です。
また、歩行・走行距離やペースやルートを記録したり、エネルギー消費量を知らせてくれたりするモデルもあります。
スマートウォッチと似た製品に、スマートバンドがあります。スマートウォッチとスマートバンドには違いもあるため、しっかり把握しておきましょう。
スマートバンドは、スマートウォッチより軽量・コンパクトで、健康管理メインの機能を搭載しているのが特徴です。なお、両者を分ける明確な定義はありません。
スマートバンドはスマートウォッチよりもリーズナブルな価格帯で手に取りやすく、初めてウェアラブルデバイスを使う人に向いています。どちらを購入するか迷う場合は、使用シーンや予算を元に検討するといいでしょう。
運動量の計測などをメインに利用する場合は、バッテリーが長持ちするスマートバンドの方が使い勝手がよいかもしれません。また、本体サイズがコンパクトで軽量なため、運動やスポーツのじゃまにもならないでしょう。
スマートウォッチの概要がわかったところで、ここからは、スマートウォッチを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。ポイントは、以下の7点です。
・OS
・通信性能
・バッテリー
・防水防塵
・デザイン
・健康管理
・その他機能
スマートウォッチを使用するうえで、特に気にしたいのがOSです。スマートウォッチは基本的にスマートフォンと連携して使うため、自分が使用しているスマートフォンのOSと互換性のあるスマートウォッチのOSを選ぶようにしましょう。
スマートウォッチの主なOSは、下記のとおりです。
・Wear OS by Google
・watchOS
・Fitbit OS
・MIUI for Watch
Wear OS by Google
Wear OS by Googleは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのOSです。同じくGoogleが開発したAndroidとの連携に優れています。Androidスマホを使っている人は、Wear OSを搭載したモデルを利用するといいでしょう。
Google Playストアを経由して、GoogleアシスタントやGoogleマップなど生活に便利なアプリのほか、さまざまなアプリやゲームをダウンロードできます。なお、AndroidとiOS(iPhone)のどちらとも互換性がありますが、全機能を利用したいのであればAndroidデバイスとの連携が必要です。
watchOS
watchOSは、Appleが開発したApple Watch専用のOSです。iOSをベースとしていて、ほかのApple製品と非常にスムーズに連携します。なお、Android端末では使用できません。
また、さまざまな電子マネーに対応している点も魅力です。交通系ICカードやQUICPay、iDなどの非接触型決済サービスが使えます。
Fitbit OS
Fitbit OSは、フィットビットが開発した同社向けのスマートウォッチ向けOSです。Android・iOS両方ともに互換性がありますが、一部機能はAndroidデバイスでのみ利用できます。
MIUI for Watch
MIUI for Watchは、XiaomiがWear OSをベースにカスタムした同社のスマートウォッチ向けOSです。iOSともペアリング可能ですが、基本的にはAndroidデバイスとの連携を前提としています。
スマートウォッチを選ぶ際は、アプリとの連携や普段の使いやすさに直結する「通信性能」も重要なポイントです。
まず確認したいのは、スマートフォンとの接続方式です。多くのモデルはBluetooth接続が基本ですが、Bluetoothのバージョンが新しいほど省電力で安定した通信が期待できます。頻繁にアプリ通知を受け取る人は、できるだけ新しいバージョンのものを選ぶと安心でしょう。
また、通話機能の有無もチェックしておきたいポイントです。スマートウォッチ自体にスピーカーやマイクが搭載されているモデルなら、スマホを取り出さなくてもハンズフリー通話が可能になります。移動中や作業中でもスムーズに応答できるため、利便性が大きく向上するでしょう。
さらに、Wi-Fi通信やキャリア通信に対応したモデルなら、スマホが近くになくてもアプリ通知の受信ができるほか、スマートウォッチ単体で通話やメッセージ送信が可能です。
スマートウォッチは、睡眠状態の確認や健康状態のモニタリングなどができるモデルが多く、常時付けたまま使用するのが前提です。そのため、バッテリーの持続時間も重要な要素といえます。
スマートウォッチの持続時間は、1日毎日充電が必要なモデルから数週間~1カ月程度までさまざまです。こまめな充電を負担に感じない人は、バッテリーの稼働時間が短くても問題ないでしょう。毎日充電するのが面倒な人は、バッテリー稼働時間が長いスマートウォッチを選ぶのをおすすめします。
なお、充電方法にはUSBケーブルを使用するタイプのほか、マグネット充電やワイヤレス充電のモデルもあります。数日ごとに充電が必要になるため、睡眠時などに外して充電するクセをつけるといいでしょう。
ほかにも、ボタン電池で稼働するタイプであれば、頻繁な充電は不要です。電池がなくなったら、時計店やメーカーなどで交換しましょう。また、ソーラータイプもあり、こちらは普段から装着していれば充電の手間を減らせます。
スマートウォッチをスポーツやアウトドアシーンでも利用するなら、防水・防塵性能にも注意しましょう。多くのスマートウォッチは、日常レベルの雨や水しぶきであれば問題なく使えるレベルの防水性能を備えています。
ただし、水泳などで使うのであれば、本格的な防水機能を備えたモデルを選ぶ必要があります。防水・防塵性能は「IP規格」で確認可能です。「IP●●」のように表記され、初めの数字が防塵性能、次の数字が防水性能を表しています。数値が大きいほど、性能が高くなるイメージです。
スマートウォッチは日常的に身に着けるものなので、デザイン性にもこだわりましょう。スマートウォッチには、腕時計タイプとリストバンドタイプの2種類あります。
腕時計タイプは、通常の腕時計と同じようなデザインになっているのが特徴です。ビジネスシーンはもちろん、フォーマルな場でも利用できます。
リストバンドタイプは、細長い見た目の形状をしたタイプです。腕時計タイプよりも軽くコンパクトなため、日常的に装着していてもじゃまになりにくいでしょう。激しい動きでもズレにくいため、運動中やスポーツ中でもストレスなく利用できます。
また、視認性と操作性の高いものを選ぶために、ディスプレイにも注目しましょう。
スマートウォッチの画面形状には、丸型と四角形の2種類があります。丸型は画面が丸くサイズは小さめですが、主張しすぎず見栄えがいいのが特徴です。
一方、Apple Watchなどで採用されている四角形は、丸型と比べて画面が大きいため、画面が見やすく操作性に優れているのが魅力です。
スマートウォッチの画面には、アナログ表示とデジタル表示の2種類のほか、アナログとデジタルの両方の表示に対応しているハイブリッドタイプもあります。
利用シーンや好みに合わせて、デザインやディスプレイを選んでみてください。
スマートウォッチをスポーツやトレーニングでも使用するのであれば、運動強度が計測できる製品を選びましょう。
最近では、心拍数や安静時と比べて何倍のエネルギーかを示すMETsや、負担の度合いを出すRPEなどの数値を計測できるモデルもあります。
そのほか、スマートウォッチによっては睡眠深度や血圧、血中酸素などを測定できるモデルもあるため、必要に応じて選ぶといいでしょう。
スマートウォッチは、そのほかにも便利な機能を有したモデルがあります。機能の一例を紹介するので、参考にしてください。
電子マネー決済機能
スマートウォッチに電子マネー機能があれば、スマートウォッチを読み取り機にかざすだけで支払いができます。ただし、製品によってQUICPay、Suica、iDなど対応する決済方法が異なるため、注意が必要です。
音声アシスタント機能
アップルのSiriやグーグルのGoogleアシスタントなど、音声アシスタント機能を搭載しているスマートウォッチもあります。呼びかけるだけでアプリを操作できるため、スマートウォッチの画面が操作しにくいときに便利です。
ここからは、おすすめのスマートウォッチを4つ紹介します。
Apple Watch Series 11は、「健康管理もフィットネスも、これ1本でしっかりやりたい」という方におすすめのハイエンドモデルです。
心電図アプリやバイタルアプリをはじめ、心拍数・呼吸数・血中酸素・睡眠時間などをまとめてチェックできる機能が充実しており、自分の体調の変化にもいち早く気づくことができます。
ワークアウトアプリでは、ランニングやスイミングなど多彩な種目に対応しており、ペースや心拍数、消費カロリーなどの指標をリアルタイムで表示可能。アクティビティリングで日々の運動量を「見える化」しつつ、トレーニングの負荷やリカバリーのタイミングも確認できます。
また、iPhoneのフィットネスアプリとも連携できるので、過去の記録を振り返りながら目標を調整したり、モチベーションを維持したりするのにも役立つでしょう。
さらに、バッテリーは通常使用で最大24時間、低電力モードなら最大38時間駆動と、長時間利用できるのもうれしいポイント。日中の利用に加えて、夜間の睡眠計測まで一気にこなせるため、「夜に充電するタイミングがない」という人でも使いやすい設計です。
デザインや素材、バンドのバリエーションも豊富なので、「毎日身につけるアイテム」として、ファッションとの相性を重視したい方にもおすすめできるモデルです。
出典:Apple Watch Series 11
Google Pixel Watch 4は、Androidスマートフォンと相性抜群のスマートウォッチを探している方におすすめの一台です。
まず目を引くのが「Actua 360 ディスプレイ」。十分な明るさと広い表示領域を備えたドーム型ディスプレイで、屋外の強い日差しの下でも文字やグラフがくっきり見やすいのが特徴です。
また、IP68相当の防塵・防水性能、水深50mの耐水仕様により、普段使いはもちろん、ランニングやアウトドアでも安心して使用できます。バッテリーは41mmモデルで最長約30時間、45mmモデルなら最長約40時間駆動と長時間持続するうえ、約15分の充電で最大15時間分のバッテリーを補えるため、「朝出かける前に少しだけ充電して使う」といった使い方もしやすいでしょう。
さらに、健康管理・フィットネス機能も非常に充実しています。睡眠データや心拍変動などをもとに、その日の体調をスコア化してくれるので、「今日はしっかりトレーニングするべきか、それとも休むべきか」といった判断にも役立つでしょう。
出典:Google Pixel Watch 4
HUAWEI WATCH D2は、「健康管理をとことん重視したい」という方に向いたヘルスケア特化型のスマートウォッチです。最大の特徴は、自動血圧モニタリング機能を備えている点で、手首のカフ構造と高精度センサーを組み合わせた独自システムにより、日中や就寝中の血圧推移を細かくチェックできます。
また、ワンタップで8つの主要指標をまとめて測定できる「Health Glance」、30秒ほどで心電図を記録できるECG機能、睡眠時の呼吸の乱れ検知や血中酸素レベル、心拍数、ストレス、皮膚温までカバーする計測機能など、健康関連のセンサーが充実しているのもポイント。
情緒モニタリングや、数値が通常範囲から外れた際に知らせてくれるスマートアラート機能も備えており、体だけでなくメンタル面のコンディションも含めてトータルに見守ってくれます。
さらに、バッテリーは通常使用で約6日間持続と、充電の手間がかからないのも魅力のひとつ。iOS・Androidどちらのスマートフォンとも連携可能です。
「血圧を含めて、自分や家族の健康状態を細かく見える化したい」という方にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
出典:HUAWEI WATCH D2
Garmin vivoactive 6は、「運動の記録や管理ができる時計が欲しい」という方にぴったりなスマートウォッチです。約11日間も持つロングバッテリーが特徴で、充電を気にせず24時間着けっぱなしにしながら、運動中はもちろん睡眠中や日中の活動もまるごと記録できます。
運動面では、ウォーキングやランニング、ヨガ、筋トレ、サイクリング、水泳など80以上のスポーツアプリを内蔵。シリーズ初の「おすすめワークアウト」が、その日のコンディションに合わせたウォーキングメニューを提案してくれます。
また、同じ姿勢が続くと「MOVEアラート」が簡単なエクササイズを促してくれるので、健康管理にも役立つでしょう。
連携面では、iPhone・Androidどちらとも連携可能で、メールやアプリ通知の確認はもちろん、Androidならウォッチ側からの簡単な返信も行えます。
さらに、Suica対応のGarmin Payで改札や買い物の支払いをウォッチだけで済ませたり、SpotifyやAmazon Musicなどから同期した音楽を本体に保存したりすることで、スマホなしでランニングを楽しむことも可能です。
出典:Garmin vivoactive 6
スマートウォッチは、時計としての役割にとどまらず、通知・電子マネー決済・運動管理・健康管理まで日常をトータルでサポートしてくれるデバイスです。
選ぶ際は、スマホとのOS互換性や通信性能、バッテリー持ち、防水防塵性能、デザイン、自分が重視したい健康・フィットネス機能などを総合的にチェックすることが大切です。
「どんなシーンで使いたいか」「どの機能を一番重視したいか」を軸に比較しながら、自分のライフスタイルにぴったりの一台を見つけてみてください。

この記事では、スマートウォッチの概要と選び方を詳しく解説します。あわせて、一押しのモデルも紹介するので、商品選びの参考にしてください。
スマートウォッチとは

スマートウォッチとは、さまざまなアプリと連携することで運動や健康管理などに役立つ、ウェアラブルデバイスです。
大きさや形状は腕時計と同程度でありつつ、腕時計の文字盤にあたる部分がディスプレイになっていて、さまざまな情報を表示できます。仕事はもちろん、スポーツや健康管理などさまざまなシーンで使えるのが特徴です。
メリット
スマートウォッチで主にできることには、以下の7点が挙げられます。
・時計機能
・通知機能
・通話機能
・音楽再生
・電子マネー決済
・健康管理
・運動管理
時計機能
スマートウォッチでは、文字盤が全面ディスプレイになっているモデルが一般的です。デジタルとアナログの表示を切り替える以外にも、ディスプレイの色やデザインなども文字盤を変えることで使えます。カスタマイズ性の高さが従来の腕時計と違ってスマートウォッチならではの魅力です。
また、日付や曜日、バッテリー残量、アプリのアイコン、天気情報など自分が必要な情報を選んでディスプレイに表示することもできます。
通知機能
スマートウォッチは、スマートフォンとのペアリングが可能です。それにより、電話の着信や、LINEやメールなどのメッセージ受信の通知などを、スマートウォッチで受け取れます。モデルによっては、スマートウォッチからメールやLINEのメッセージを返信することも可能です。
通話機能
スマートウォッチは、スマートフォンにかかってきた電話を通知してくれるだけではありません。スマートウォッチで電話に出て、内蔵スピーカーとマイクを使って通話できるモデルもあります。
音楽再生
スマートウォッチには、音楽再生機能を搭載した製品もあります。スマートウォッチ本体に音楽データを保存できるモデルのほか、サブスクリプションの音楽配信サービスに対応したモデルなど、さまざまです。スマートウォッチとワイヤレスイヤホンがあれば、手軽に好きな音楽を楽しめる魅力があります。
電子マネー決済
スマートウォッチの一部は、電子マネー決済にも対応しています。コンビニなどの店頭でスマートウォッチをICカード読み取り機にかざせば、スムーズに支払いができて便利です。
また、Suicaに対応したスマートウォッチであれば、駅の改札をタッチ決済で通れます。腕をかざすだけで済むため、動きを妨げません。
健康管理
スマートウォッチには、健康管理に役立つセンサーが搭載されているモデルもあります。代表的なセンサーとしては、血中酸素レベルや心拍数を計測するセンサーです。ほかにも、血圧や心電図、体温、ストレスレベルなどが計測できるモデルもあります。
スマートウォッチは時計として常時装着していることが多いため、自身の体の状態をいつでもチェックすることが可能です。
ほかにも、転倒検知機能や着脱検知、SOS機能などを備えたスマートウォッチもあります。こういった機能を持ったスマートウォッチであれば、離れた場所で暮らす親の健康状態をモニターすることも可能です。
運動管理
スマートウォッチはランニングやウォーキングなど、さまざまな運動やスポーツをサポートする機能を備えています。加速度センサーやジャイロセンサー、高度計などがその一例です。
また、歩行・走行距離やペースやルートを記録したり、エネルギー消費量を知らせてくれたりするモデルもあります。
スマートバンドとの違い
スマートウォッチと似た製品に、スマートバンドがあります。スマートウォッチとスマートバンドには違いもあるため、しっかり把握しておきましょう。
スマートバンドは、スマートウォッチより軽量・コンパクトで、健康管理メインの機能を搭載しているのが特徴です。なお、両者を分ける明確な定義はありません。
スマートバンドはスマートウォッチよりもリーズナブルな価格帯で手に取りやすく、初めてウェアラブルデバイスを使う人に向いています。どちらを購入するか迷う場合は、使用シーンや予算を元に検討するといいでしょう。
運動量の計測などをメインに利用する場合は、バッテリーが長持ちするスマートバンドの方が使い勝手がよいかもしれません。また、本体サイズがコンパクトで軽量なため、運動やスポーツのじゃまにもならないでしょう。
スマートウォッチの選び方

スマートウォッチの概要がわかったところで、ここからは、スマートウォッチを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。ポイントは、以下の7点です。
・OS
・通信性能
・バッテリー
・防水防塵
・デザイン
・健康管理
・その他機能
OS
スマートウォッチを使用するうえで、特に気にしたいのがOSです。スマートウォッチは基本的にスマートフォンと連携して使うため、自分が使用しているスマートフォンのOSと互換性のあるスマートウォッチのOSを選ぶようにしましょう。
スマートウォッチの主なOSは、下記のとおりです。
・Wear OS by Google
・watchOS
・Fitbit OS
・MIUI for Watch
Wear OS by Google
Wear OS by Googleは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのOSです。同じくGoogleが開発したAndroidとの連携に優れています。Androidスマホを使っている人は、Wear OSを搭載したモデルを利用するといいでしょう。
Google Playストアを経由して、GoogleアシスタントやGoogleマップなど生活に便利なアプリのほか、さまざまなアプリやゲームをダウンロードできます。なお、AndroidとiOS(iPhone)のどちらとも互換性がありますが、全機能を利用したいのであればAndroidデバイスとの連携が必要です。
watchOS
watchOSは、Appleが開発したApple Watch専用のOSです。iOSをベースとしていて、ほかのApple製品と非常にスムーズに連携します。なお、Android端末では使用できません。
また、さまざまな電子マネーに対応している点も魅力です。交通系ICカードやQUICPay、iDなどの非接触型決済サービスが使えます。
Fitbit OS
Fitbit OSは、フィットビットが開発した同社向けのスマートウォッチ向けOSです。Android・iOS両方ともに互換性がありますが、一部機能はAndroidデバイスでのみ利用できます。
MIUI for Watch
MIUI for Watchは、XiaomiがWear OSをベースにカスタムした同社のスマートウォッチ向けOSです。iOSともペアリング可能ですが、基本的にはAndroidデバイスとの連携を前提としています。
通信性能
スマートウォッチを選ぶ際は、アプリとの連携や普段の使いやすさに直結する「通信性能」も重要なポイントです。
まず確認したいのは、スマートフォンとの接続方式です。多くのモデルはBluetooth接続が基本ですが、Bluetoothのバージョンが新しいほど省電力で安定した通信が期待できます。頻繁にアプリ通知を受け取る人は、できるだけ新しいバージョンのものを選ぶと安心でしょう。
また、通話機能の有無もチェックしておきたいポイントです。スマートウォッチ自体にスピーカーやマイクが搭載されているモデルなら、スマホを取り出さなくてもハンズフリー通話が可能になります。移動中や作業中でもスムーズに応答できるため、利便性が大きく向上するでしょう。
さらに、Wi-Fi通信やキャリア通信に対応したモデルなら、スマホが近くになくてもアプリ通知の受信ができるほか、スマートウォッチ単体で通話やメッセージ送信が可能です。
バッテリー
スマートウォッチは、睡眠状態の確認や健康状態のモニタリングなどができるモデルが多く、常時付けたまま使用するのが前提です。そのため、バッテリーの持続時間も重要な要素といえます。
スマートウォッチの持続時間は、1日毎日充電が必要なモデルから数週間~1カ月程度までさまざまです。こまめな充電を負担に感じない人は、バッテリーの稼働時間が短くても問題ないでしょう。毎日充電するのが面倒な人は、バッテリー稼働時間が長いスマートウォッチを選ぶのをおすすめします。
なお、充電方法にはUSBケーブルを使用するタイプのほか、マグネット充電やワイヤレス充電のモデルもあります。数日ごとに充電が必要になるため、睡眠時などに外して充電するクセをつけるといいでしょう。
ほかにも、ボタン電池で稼働するタイプであれば、頻繁な充電は不要です。電池がなくなったら、時計店やメーカーなどで交換しましょう。また、ソーラータイプもあり、こちらは普段から装着していれば充電の手間を減らせます。
防水防塵
スマートウォッチをスポーツやアウトドアシーンでも利用するなら、防水・防塵性能にも注意しましょう。多くのスマートウォッチは、日常レベルの雨や水しぶきであれば問題なく使えるレベルの防水性能を備えています。
ただし、水泳などで使うのであれば、本格的な防水機能を備えたモデルを選ぶ必要があります。防水・防塵性能は「IP規格」で確認可能です。「IP●●」のように表記され、初めの数字が防塵性能、次の数字が防水性能を表しています。数値が大きいほど、性能が高くなるイメージです。
デザイン
スマートウォッチは日常的に身に着けるものなので、デザイン性にもこだわりましょう。スマートウォッチには、腕時計タイプとリストバンドタイプの2種類あります。
腕時計タイプは、通常の腕時計と同じようなデザインになっているのが特徴です。ビジネスシーンはもちろん、フォーマルな場でも利用できます。
リストバンドタイプは、細長い見た目の形状をしたタイプです。腕時計タイプよりも軽くコンパクトなため、日常的に装着していてもじゃまになりにくいでしょう。激しい動きでもズレにくいため、運動中やスポーツ中でもストレスなく利用できます。
また、視認性と操作性の高いものを選ぶために、ディスプレイにも注目しましょう。
スマートウォッチの画面形状には、丸型と四角形の2種類があります。丸型は画面が丸くサイズは小さめですが、主張しすぎず見栄えがいいのが特徴です。
一方、Apple Watchなどで採用されている四角形は、丸型と比べて画面が大きいため、画面が見やすく操作性に優れているのが魅力です。
スマートウォッチの画面には、アナログ表示とデジタル表示の2種類のほか、アナログとデジタルの両方の表示に対応しているハイブリッドタイプもあります。
利用シーンや好みに合わせて、デザインやディスプレイを選んでみてください。
健康管理
スマートウォッチをスポーツやトレーニングでも使用するのであれば、運動強度が計測できる製品を選びましょう。
最近では、心拍数や安静時と比べて何倍のエネルギーかを示すMETsや、負担の度合いを出すRPEなどの数値を計測できるモデルもあります。
そのほか、スマートウォッチによっては睡眠深度や血圧、血中酸素などを測定できるモデルもあるため、必要に応じて選ぶといいでしょう。
その他機能
スマートウォッチは、そのほかにも便利な機能を有したモデルがあります。機能の一例を紹介するので、参考にしてください。
電子マネー決済機能
スマートウォッチに電子マネー機能があれば、スマートウォッチを読み取り機にかざすだけで支払いができます。ただし、製品によってQUICPay、Suica、iDなど対応する決済方法が異なるため、注意が必要です。
音声アシスタント機能
アップルのSiriやグーグルのGoogleアシスタントなど、音声アシスタント機能を搭載しているスマートウォッチもあります。呼びかけるだけでアプリを操作できるため、スマートウォッチの画面が操作しにくいときに便利です。
おすすめのスマートウォッチ
ここからは、おすすめのスマートウォッチを4つ紹介します。
Apple Watch Series 11

Apple Watch Series 11は、「健康管理もフィットネスも、これ1本でしっかりやりたい」という方におすすめのハイエンドモデルです。
心電図アプリやバイタルアプリをはじめ、心拍数・呼吸数・血中酸素・睡眠時間などをまとめてチェックできる機能が充実しており、自分の体調の変化にもいち早く気づくことができます。
ワークアウトアプリでは、ランニングやスイミングなど多彩な種目に対応しており、ペースや心拍数、消費カロリーなどの指標をリアルタイムで表示可能。アクティビティリングで日々の運動量を「見える化」しつつ、トレーニングの負荷やリカバリーのタイミングも確認できます。
また、iPhoneのフィットネスアプリとも連携できるので、過去の記録を振り返りながら目標を調整したり、モチベーションを維持したりするのにも役立つでしょう。
さらに、バッテリーは通常使用で最大24時間、低電力モードなら最大38時間駆動と、長時間利用できるのもうれしいポイント。日中の利用に加えて、夜間の睡眠計測まで一気にこなせるため、「夜に充電するタイミングがない」という人でも使いやすい設計です。
デザインや素材、バンドのバリエーションも豊富なので、「毎日身につけるアイテム」として、ファッションとの相性を重視したい方にもおすすめできるモデルです。
出典:Apple Watch Series 11
Google Pixel Watch 4

Google Pixel Watch 4は、Androidスマートフォンと相性抜群のスマートウォッチを探している方におすすめの一台です。
まず目を引くのが「Actua 360 ディスプレイ」。十分な明るさと広い表示領域を備えたドーム型ディスプレイで、屋外の強い日差しの下でも文字やグラフがくっきり見やすいのが特徴です。
また、IP68相当の防塵・防水性能、水深50mの耐水仕様により、普段使いはもちろん、ランニングやアウトドアでも安心して使用できます。バッテリーは41mmモデルで最長約30時間、45mmモデルなら最長約40時間駆動と長時間持続するうえ、約15分の充電で最大15時間分のバッテリーを補えるため、「朝出かける前に少しだけ充電して使う」といった使い方もしやすいでしょう。
さらに、健康管理・フィットネス機能も非常に充実しています。睡眠データや心拍変動などをもとに、その日の体調をスコア化してくれるので、「今日はしっかりトレーニングするべきか、それとも休むべきか」といった判断にも役立つでしょう。
出典:Google Pixel Watch 4
HUAWEI WATCH D2

HUAWEI WATCH D2は、「健康管理をとことん重視したい」という方に向いたヘルスケア特化型のスマートウォッチです。最大の特徴は、自動血圧モニタリング機能を備えている点で、手首のカフ構造と高精度センサーを組み合わせた独自システムにより、日中や就寝中の血圧推移を細かくチェックできます。
また、ワンタップで8つの主要指標をまとめて測定できる「Health Glance」、30秒ほどで心電図を記録できるECG機能、睡眠時の呼吸の乱れ検知や血中酸素レベル、心拍数、ストレス、皮膚温までカバーする計測機能など、健康関連のセンサーが充実しているのもポイント。
情緒モニタリングや、数値が通常範囲から外れた際に知らせてくれるスマートアラート機能も備えており、体だけでなくメンタル面のコンディションも含めてトータルに見守ってくれます。
さらに、バッテリーは通常使用で約6日間持続と、充電の手間がかからないのも魅力のひとつ。iOS・Androidどちらのスマートフォンとも連携可能です。
「血圧を含めて、自分や家族の健康状態を細かく見える化したい」という方にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
出典:HUAWEI WATCH D2
Garmin vivoactive 6

Garmin vivoactive 6は、「運動の記録や管理ができる時計が欲しい」という方にぴったりなスマートウォッチです。約11日間も持つロングバッテリーが特徴で、充電を気にせず24時間着けっぱなしにしながら、運動中はもちろん睡眠中や日中の活動もまるごと記録できます。
運動面では、ウォーキングやランニング、ヨガ、筋トレ、サイクリング、水泳など80以上のスポーツアプリを内蔵。シリーズ初の「おすすめワークアウト」が、その日のコンディションに合わせたウォーキングメニューを提案してくれます。
また、同じ姿勢が続くと「MOVEアラート」が簡単なエクササイズを促してくれるので、健康管理にも役立つでしょう。
連携面では、iPhone・Androidどちらとも連携可能で、メールやアプリ通知の確認はもちろん、Androidならウォッチ側からの簡単な返信も行えます。
さらに、Suica対応のGarmin Payで改札や買い物の支払いをウォッチだけで済ませたり、SpotifyやAmazon Musicなどから同期した音楽を本体に保存したりすることで、スマホなしでランニングを楽しむことも可能です。
出典:Garmin vivoactive 6
まとめ

スマートウォッチは、時計としての役割にとどまらず、通知・電子マネー決済・運動管理・健康管理まで日常をトータルでサポートしてくれるデバイスです。
選ぶ際は、スマホとのOS互換性や通信性能、バッテリー持ち、防水防塵性能、デザイン、自分が重視したい健康・フィットネス機能などを総合的にチェックすることが大切です。
「どんなシーンで使いたいか」「どの機能を一番重視したいか」を軸に比較しながら、自分のライフスタイルにぴったりの一台を見つけてみてください。






