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湿気対策におすすめ家電とは? 今年こそジメジメを快適に乗り越えよう!

暮らし

2023/05/14 12:30

 1年に一度の梅雨の時期が好きではない人は多いといえる。日本の四季のうち、雨の日が多く、どこにいても湿気と過ごさなくてはならないためだ。こんなときは、湿気対策として優れた家電で乗り切ろう。そこで、梅雨の湿気対策に適した家電を紹介する。

湿気対策のポイント

 湿気が高いと不快と感じる人が多いといえるが、湿気が低いと乾燥して肌荒れや喉の痛みの原因になってしまう。ここでは湿気対策をするときのポイントを考えてみよう。
 

適切な湿度を保つことが大切

 乾燥する冬の間、加湿器に頼りすぎて逆に結露してしまいカビやにおいの原因になってしまうことがある。一方、梅雨では、とにかく湿度を低くと考えがちだが、低すぎない適切な湿度を保つことが大切だ。

 湿度が40%を下回ると目や肌、のどが乾燥し、インフルエンザウイルスが活動しやすくなり、60%を超えるとダニやカビが発生しやすくなる。室内に湿度計を置き、快適な湿度40~60%に保つよう、うまく調整する必要がある。

空気の循環を意識する

 室内の空気が循環しないと、湿度にも偏りが出てしまう。特に窓付近は外気に触れるため空気が冷えやすく、結露しやすい。湿度の高い空気が停滞していることが原因だ。

 そこで窓付近の空気を、サーキュレーターなどでうまく循環させることをおすすめする。循環することで湿度はもちろん、気温も一定に保ちやすくなるためだ。

湿気対策に使えるタイプ別おすすめ除湿機

 梅雨の時期は、どうしても室内の湿度は高くなってしまう。湿度を低く抑えるには、やはり家電、とりわけ除湿機が有効だ。ここではタイプの異なる二つの除湿器を紹介する。
 

パワフル除湿のシャープ「CV-P71」

 シャープの「CV-P71」は、高さ52cm、幅30cm、奥行20cmというコンパクトサイズながら、鉄筋造なら16畳相当、木造でも8畳相当の面積の部屋を除湿できるパワフルなコンプレッサー式除湿機だ。

 ルーバーを下向きにすると床に向けて送風できるため、脱衣所のバスマットの除湿にもぴったりだ。コンパクトなので洗面所やクローゼットにも持ち運びしやすく、置いていて邪魔にならないのもメリットといえる。

空気を循環させるアイリスオーヤマ「IJD-I50」

 アイリスオーヤマの「IJD-I50」は、サーキュレーター付きの衣類換装が得意なタイプの除湿機。除湿力は鉄筋造りで13畳、木造で6畳だが、デシカント方式のため軽量で静かなため、寝室にも使いやすい。

 ただ、ヒーターを使うため室温が3~8度上昇してしまうデメリットもある。

梅雨時期でも快適な睡眠のための湿気対策家電

 湿度が高いと睡眠の質も低くなりがちだ。梅雨など湿度の高い時期は快適な睡眠のための除湿も重要だ。ここでは睡眠にまつわる湿気対策家電を紹介しよう。
 

夏も冬も使えるブルーノ「マルチふとんドライヤー

 ブルーノの「マルチふとんドライヤー」は、梅雨や夏の湿度の高い時期の除湿だけでなく、冬は温風で布団を温めてくれる家電だ。使い方はごく簡単で、ノズルを差し込んでスイッチを入れるだけだ。シーツの上に直接置いて使える。

 機能モードを「夏コース」にすると、ふとんの湿気をとってから送風モードに切り替えてくれるため、肌触りもサラサラでぐっすり眠れるだろう。

熱と湿気を逃してくれるアテックス「風ふとん」

 「風ふとん」は、掛布団にファンを搭載し、内部の熱や湿気を取り除いてくれる家電だ。夏は特に寝ている間にも大量の汗をかくが、風ふとんならエアコンが苦手な方でもサラサラなふとんでじっくり眠れる。

 熱と湿気をふとんの内部から取り除こうというユニークな家電だ。きっと思った以上の快適さを得られるはずだ。

靴箱の除湿にピッタリYoitas「コンパクト除湿機」

 ペットボトルサイズの「コンパクト除湿機」は、狭い空間である靴箱や押入れ、シンクの下などに使いやすい除湿機だ。さらにたまった水を捨てる手間がなく、コードレスで使用中でも無音という高機能家電だ。

湿気対策で梅雨を快適に乗り切ろう

 

 梅雨時の湿気は不快かもしれないが、湿度は下げれば良いというものではなく適切な範囲になるよう調節することが大切。とはいえ、高い時期はとにかく下げることを優先し、空気を循環させるといった工夫も欠かせない。

 湿気対策の家電は実に多く、機能もさまざまだ。そのため、家電もサイズや除湿方式、その他の機能を公平に検討し、ぴったりなものを選ぶ必要がある。使う場面に適しているかどうか具体的に考えて選び、梅雨を快適に乗り切れるよう上手に活用してほしい。