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インフルエンザ患者報告数は5万人超が続くも減少へ、2月27日週は前週と比べて約5000人減

時事ネタ

2023/03/10 18:00

 国立感染症研究所が3月10日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2023年第9週(2月27日~3月5日)の患者報告数は5万5873人と5万人超が続くも、前週(2月20~26日)と比べて5000人程度の減少となった。定点当たりの報告数は10.17(前週は11.32)となった。

インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

 都道府県別での定点当たり報告数は、石川県(33.77)、岩手県(33.37)、富山県(26.25)、福井県(23.46)、佐賀県(16.08)、青森県(15.19)、大分県(15.03)、福岡県(14.54)、京都府(14.28)、滋賀県(14.18)の順となっている。17都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。一方、前週の報告数よりも減少がみられたのが30都道府県だった。
 
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 3月10日発行の「東京都インフルエンザ情報」では2月27日~3月5日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は3436人、定点当たり8.34と前週(8.53/定点)から減少。定点当たりの患者報告数が注意報レベルである10.0を超えた保健所は、北区(15.91/定点)、中野区(15.20/定点)、八王子市(15.06/定点)、台東(11.43/定点)、多摩府中(10.86/定点)、多摩小平(10.45/定点)などと、前週の6保健所と同じ保健所数となっている。