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ドコモ払いを「d払い」に統合 携帯電話料金合算払いでdポイントがたまる・つかえるように

 NTTドコモは、2022年6月1日にドコモ回線・ahamo契約者を対象に提供している「ドコモ払い」のサービスを「d払い」に統合する。
 

ドコモ払いを「d払い」に統合

 18年2月に提供を開始したドコモ払いは、デジタルコンテンツなどの購入代金を毎月の携帯電話利用料金と合算して支払えるサービス。d払いとの統合後は、利用額に応じてdポイントがたまる・つかえるようになるほか、d払い残高(チャージ残高)ならば、回線契約の有無にかかわらず、ドコモ払い加盟店で利用可能になる。dポイント進呈率は0.5%(税込200円につき1ポイント)だが、一部の加盟店はdポイント進呈・利用が対象外。
 
変更後と現行(右)の比較

 統合にあたり、利用者側の手続きは必要ない。6月1日以降は「d払い」として請求する。なお、現行のドコモ払い加盟店においてはd払い統合後も、従来通り「d払い」の支払方法として「dカード払い」「クレジットカード払い」は利用できない。

 同じく6月1日から、d払いの支払方法の「クレジットカード払い」を「dカード払い」と「クレジットカード払い」に分け、d払い利用時のdポイント進呈条件は「電話料金合算払い/dカード払い/d払い残高」に限定する。dポイント進呈率は、d払い(コード決済)・d払い(予約・注文)・d払い(ネット)とも一律0.5%。
 
変更前と変更後の比較

 dカード(dカード・dカード GOLD)以外のクレジットカード払いでは、dポイントの付与がなくなるが、こうした自社クレジットカード優遇の仕組みは他社も導入しており、各社とも囲い込みによる顧客還元を強化している。