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クレジットカード&タッチ決済の話題振り返り! 2022年2月のトピックス

 クレジットカード会社主催のキャンペーンを含め、前月に話題になったクレジット/プリペイドカード関連のトピックスをまとめて紹介する。ルール改定・変更が相次ぐが、さらに4月1日以降、大きくポイント還元、会員ランク判定ルールなどが変わりそうだ。

お得な新規入会キャンペーン続々

 LINE Payは、2月7日から3月31日まで、クレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」の新規入会と利用で、最大LINEポイント1万1000ポイントをプレゼントする「春の!10%還元キャンペーン」を実施している。カード利用時に限り常時LINEポイント2%還元は2022年4月30日まで。発行開始3年目となる今年も高還元率を維持できるか注目だ。
 
LINEクレカの新規入会で
誰でも1万ポイントもらえる

 マネックス証券は、主要ネット証券のクレジットカード投信積立サービスで最大となる、ポイント還元率1.1%の「マネックスカード投信積立サービス」を2月25日に開始した。この新サービス開始にあわせ、マネックスカード発行元のアプラスが三つのキャンペーンを実施している。

 新規入会でもれなく500ポイント、誰でも期間中に合計10万円(投信積立含む)を利用すると1500ポイント、カード発行後初めての「Apple Pay」の設定でもれなく200ポイントをそれぞれプレゼント。Apple Pay設定は既存ユーザーも対象だ。
 
アプラス主催キャンペーンとは別に
マネックス証券もキャンペーンを実施中

 また住信SBIネット銀行は、3月下旬にデビットカード券面デザインの刷新とサービス名の変更を行う。カード券面からデビットカード番号、有効期限、口座番号などの表記がないナンバーレスのデザインに変更。デビットカードのサービス名は、「ミライノデビット」から「デビットカード」となる。
 

 券面に記載されないデビットカード番号やセキュリティコードなどのカード情報は、アプリ「住信SBIネット銀行」で確認する仕組み。非接触決済にも対応し、ここ1、2年のクレジットカードのトレンドを取り入れたデビットカードだ。

 後払いのクレジットカードに対し、デビットカードは口座から即座(リアルタイム)に引き落とすため、キャッシュレス決済サービスに対する「使いすぎそう(支払い不可能な金額まで使って後から高額の請求書が届きそう)」という不安は、デビットカードには理論上当てはまらない。日本国内ではデビットカードの普及を促進したほうがキャッシュレス決済比率が高まるのではないかともいわれている。(BCN・嵯峨野 芙美)