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姿を消したメロン復活!誰もが虜になるその味わいと食感の「‐こだ‐ 古田メロン」販売

販売戦略

2021/07/13 10:00

 食文化は7月中旬に、同社が運営するグルメ食品のインターネット販売サイト「豊洲市場ドットコム」において、愛知県産の「古田メロン」(純系アールスフェボリット種 高松)の取り扱いを開始する。2玉入りで、税込価格は6000円。

古田メロン

 「高松」は、アフリカ原産のメロンがイギリスに渡り、「伯爵のお気に入り」と珍重されたアールスフェボリット種の末裔であり、より優秀な個体から種を採ることが繰り返された“純系”として、昭和50年頃までは渥美半島全域で栽培されていた。栽培は非常に難しく、病気抵抗性に特化したウリと交雑させたF1品種メロンが開発されたことから、「高松」の栽培は行われなくなった。

 しかし、愛知県古田町にて農家を営む渡辺いと子さんが、「高松」の種を守っていたことを石井農園の石井芳典さんが発見したため、敬意をこめ「古田メロン」と名付け、復活に取り組んでいる。

 「古田メロン」は、ウリの混じり気ない生粋のメロンの香り、甘さ、羊羹のように繊維がまるでない質感で、「豊洲市場ドットコム」では希少な250組(500玉)を独占販売する。
 
「古田メロン」の栽培に取り組んでいる石井農園の石井芳典さん