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イオン、使い終わったボトルガムなどを回収 容器代をアプリ経由で返金する取り組み

販売戦略

2021/06/03 14:30

 イオンは、持続可能な循環型社会に向けた取り組み「Loop(ループ)」を5月25日に開始した。具体的には、対象店舗にセルフ方式の返却ボックスを設置し、対象のイオン店舗・ネットスーパーで販売した「Loop」に参画するメーカー6社、計13品目について、購入時に支払った容器代を「Loopアプリ」経由で約2週間後に現金で返金する。

イオン×Loopの流れ

 Loopの取り扱いは、販売開始から約1年間はイオンのみとなる。東京都の全店(17店舗)と神奈川、千葉各1店舗の「イオン」「イオンスタイル」などの計19店舗・ネットスーパーでスタート。今年8月末までに、関東の約50店舗への拡大を目指す。
 
イオン店頭に設置する返却ボックス(左)と利用者のサイクルモデル

 グローバルに展開するループ・ジャパンと、日本国内の日用品・食品メーカー各社と協力し、容器を回収、洗浄して再利用するLoopの取り組みを実施することで、これまでの“使い捨て”から“繰り返し”使うライフスタイルへのシフトを推進する。
 
イオンで取り扱うLoop商品例

 なお、返却する使用済み容器に貼るQRコードのシールは、イオン店頭に設置されている返却ボックスで発行する仕組みのため、対象店舗の「おうちでイオン イオンネットスーパー」では、容器返却は店頭のみとなる。

 容器代が戻ってくるLoop対象商品は、ロッテ Loopキシリトールガム ライムミント(2090円・容器代880円)、P&G ジョイジェルタブ(1848円・容器代770円)、アース製薬 モンダミン ペパーミント(1518円・容器代220円)などとなる。