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GWに見直そう! いま最も得するクレジットカード&ポイント二重取り

 当初2%還元で注目を集めた「Kyash Card(当時の名称はKyashリアルカード)」は度重なるサービス改定の結果、現在、無料のKyash Card Virtual、発行手数料300円のKyash Card Lite、発行手数料900円・3Dセキュア/Visaタッチ決済対応のKyash Cardとも、Kyashバリューでの決済が月5万円まで0.2%還元(超過分は還元なし)に変わった。

 Kyashバリューは、リンクしたクレジットカード/デビットカードでの支払い、Kyashポイントでのチャージ分など。Kyashは、銀行口座や現金からチャージした「Kyashマネー」だけ1%のポイント還元率を維持し、銀行口座チャージを優遇する方向に転換したので、クレジットカードとの組み合わせでお得度が減った。とはいえ、1%または0.2%のKyashポイント分だけ、引き続きお得なアプリ・決済サービスといえる。また、Apple Pay/Google Payに登録するとQUICPayとして利用でき、しばしば実施されるQUICPayのキャンペーンに参加できるメリットもある。
 
ポイント還元ルールが頻繁に変わるKyash。今は「Kyashバリューで月12万円まで1%還元」だ

 4月13日、このKyashの代わりとなり得る、決済額の1.5%を常に還元するスマートフォン(スマホ)アプリを利用したキャッシュレス決済サービスが登場した。クレジットカードや銀行口座からチャージする「TOYOTA Wallet」の事前チャージ型電子マネー「TOYOTA Wallet残高」だ。
 
TOYOTA Walletは複数の決済方法から選べるキャッシュレス決済サービス。
メインの「TOYOTA Wallet残高」はiD加盟店やオンラインショップで使える

 TOYOTA Wallet残高は、リアル店舗のiD加盟店とMastercard加盟店、オンラインのMastercard加盟店で利用でき(Android端末ではリアル店舗はiDのみ)、本来はチャージ手数料のかかるクレジットカード(VISA/Mastercardブランドのカード)からも今は無料でチャージ可能なので、3Dセキュア対応クレジットカードとTOYOTA Walletの組み合わせでポイント二重取り、3Dセキュア対応クレジットカード、Kyash、TOYOTA Walletの組み合わせでポイント三重取りができる(ポイント付与対象外となるカードは除く)。また、スマホを機種変更する際、ログインID・パスワードと、登録した電話番号宛にSMSで届く認証番号を入力してTOYOTA Wallet残高をそのまま引き継げるので使い勝手もいい。
 
TOYOTA Wallet残高の利用金額の1.5%を翌月10日以降順次、TOYOTA Wallet残高にキャッシュバックする(終了日未定)

 常に0.5%還元の「au PAY プリペイドカード」もクレジットカードからチャージできるが、対象クレジットカード会社が発行するVISA/JCBカードと、Mastercard/アメリカン・エキスプレス(アメックス)ブランドのカードのみとなっている。au PAY プリペイドカードは、auスマートフォンの契約またはauじぶん銀行の口座開設を条件に無料で発行でき、キャンペーンや店舗に応じて、au PAYのコード支払いと使い分けると便利だ。
 
auユーザーなら無料で発行できる「au PAY プリペイドカード」。
200円ごとにPontaポイント1ポイント付与される

 Kyashの代わりとなるサービスを求めていた人、1ポイント1円相当でも節約を積み重ねたい人は、TOYOTA Walletやau PAY プリペイドカードの利用を検討してみよう。(BCN・嵯峨野 芙美)