3密対策で選ぶ! 2020年東京のおすすめイルミネーション5選

時事ネタ

2020/12/11 18:30

 クリスマスを彩る美しいイルミネーションは、カップルのみならず、友人や家族とも楽しめるイベントだ。しかしながら、2020年は新型コロナウイルスの影響で、例年通りの楽しみ方は難しいかもしれない。そこで、本稿では東京のなかでも3密対策を整えている“おすすめイルミネーション”を5つ紹介したい。感染拡大を防止しつつ、イルミネーションを堪能したい。

新型コロナの影響はイルミネーションにも出ている
(画像は六本木ヒルズの公式HPより)

3密対策万全!東京おすすめイルミネーションスポット

 美しいイルミネーションは誰もが楽しみにしているもの。例年であれば大勢の見物客でごった返すが、今年はそれはご法度。ただでさえ第3波の襲来といわれているのに、さらにコロナウイルスを拡散しかねない。このため、イルミネーションを運営している各団体は、3密を避けるためのさまざまな工夫を凝らしている。これまでとは違う雰囲気にはなるが、今後もイルミネーションを楽しめるよう、しっかりした対策が行われているスポットを選んで見に行くようにしたい。

Roppongi Hills Christmas 2020

 六本木ヒルズでは、六本木けやき通りなどでイルミネーションを展開している。けやき坂のイルミネーションは約400m、70万灯もの都会的で洗練された白と青LED"SNOW&BLUE"が輝いている。フォトスポットも用意されており、「映え」を堪能できるだろう。
 
Roppongi Hills Christmas 2020

 コロナウイルス対策としては、来場者への呼びかけに加え、場内はマスク着用、入場時の手指消毒および検温、入場人数の制限、係員のマスク着用が行われている。

Marunouchi Bright Christmas 2020

 丸ビルでは、"LOVE&WISHES”をテーマにしたイルミネーションを実施。人と地球にやさしい、環境に配慮した素材を積極的に取り入れているという。
 
Marunouchi Bright Christmas 2020

 コロナウイルス対策として、来場者への呼びかけに加え、場内はマスク着用、点灯式はメディア関係者のみとしている。また、人数制限のため事前に整理券を配布する場合もあるので留意しておきたい。

東京メガイルミ

 競馬開催のない日の大井競馬場で行われる壮大なイルミネーション。今年は光と水の柱が立ち昇る「噴水ショー」や「オーロラ」がグレードアップしているという。馬も毎日登場するとのことで、子どもも楽しめる楽しいイベントとなっている。
 
東京メガイルミ

 コロナウイルス対策としては、来場者への呼びかけに加え、場内はマスク着用、入場時の手指消毒および検温、入場人数の制限、係員のマスク着用が行われている。また、混雑を避けるため、日付指定チケットの購入が推奨されている。

WHITE KITTE

 丸の内のJPタワー「KITTE」では、職人の手によって編まれた水引のツリーが展示されている。今年は来場者同士がソーシャルディスタンスを保ちながら非接触で光のアクションを楽しめる仕組みが実装されており、ただ眺めるだけでなく、体感もできるイベントとなっている。
 
WHITE KITTE

 コロナウイルス対策としては、来場者への呼びかけに加え、館内空調は外気を取り入れての換気運転を実施、飛沫感染を防ぐためのシールドの設置などが行われている。なお、一部休憩スペースが利用停止となっている点に注意してほしい。

家で楽しむmegurogawa MINNA no ILLUMI 2020

 「目黒川みんなのイルミネーション」は今年で10周年。今年は、新型コロナウイルスの感染リスクを回避するため、オンラインでの開催となっている。
 
家で楽しめるmegurogawa MINNA no ILLUMI 2020

 公式サイトには、桜のイルミネーションのレシピが掲載されている。それをもとに作ったイルミネーションの写真を応募すると、サイト上に写真が掲載されるという仕組みとなっている。レシピの難易度は低・中・高で分かれている。大きなイルミネーションもいいが、子どもや恋人と一緒にイルミネーションを自作して撮影するのも楽しそうだ。

密を避けながら心置きなくイルミネーションを堪能しよう

 このほか、丸の内やスカイツリーなどにもイルミネーションはあるが、いずれも例年は大混雑だった。せっかくきれいなイルミネーションを見るなら、何の心配もなく楽しみたい。そのためには、運営側はもちろん、参加者側の意識も重要になる。特に今年は新型コロナの影響で、気を付けるべき点が多い。イルミネーション主催側がしっかりした対策を行っているのはもちろん、基本的な3密対策や手洗い、うがい、マスクなどは自ら実践したうえで参加するようにしたい。(Bridge)