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いまいち複雑なキャッシュレス・ポイント還元事業、消費者のメリットを解説

時事ネタ

2019/10/14 18:00

 10月1日にスタートしたキャッシュレス・ポイント還元事業(消費者還元事業)。お得にキャッシュレスを体験できると評判だが、メリットがいまいち分からず、キャッシュレス決済に二の足を踏んでいるケースもありそうだ。そこで、キャシュレス・ポイント還元事業による消費者のメリットを徹底解説。「どれくらいお得なのか」「現金払いとどう違うのか」といった疑問を解消していきたい。

改めて、キャッシュレス・ポイント還元事業とは?

 ご存じだとは思うが、改めて。キャッシュレス・ポイント還元事業とは、政府主導によるポイント還元事業だ。消費増税に伴う消費活動の低迷をカバーする目的があり、期間中、対象店舗でのキャッシュレス決済利用で5%もしくは2%のポイント還元を受けることができる。キャッシュレス決済自体の普及も目的の一つとなっている。
 

 なお、こちらも周知の通りだが、主なキャッシュレス決済手段として、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、モバイル決済、QRコードなどとなっている。

最大5%のポイント還元率

 消費者の最大のメリットは、何といってもお得なポイント還元だろう。対象店舗でキャッシュレス決済を利用すると、還元率が最大5%となっている。この還元率は、キャッシュレス・ポイント還元事業に加盟する個人経営の店舗がメインとなっており、1万円分をキャッシュレス決済で支払えば、500ポイント還元される

 また、コンビニなどは2%。いままで現金で支払っていたけれども、「メリットを享受したと思ったことがない」というのであれば、これを機にキャッシュレス決済を試してみるのはいいかもしれない。

キャッシュレス決済って意外と簡単!?

 今までも交通系ICカードのSuicaやICOCA、クレジットカードなどでキャッシュレス決済の経験しているという場合、5%もしくは2%のポイント還元があるという点で、他のキャッシュレス決済サービスを試すのもいいだろう。スマートフォン(スマホ)決済サービスのPayPay、楽天Pay、Origami Payなどは、キャッシュレス・ポイント還元事業の還元率に加えて、独自のポイント還元を提供しているケースがある。

 例えば、PayPayとヤフーカードを組み合わせれば「1%+1.5%=2.5%」のポイント還元率。しかも、PayPayはキャッシュレス・ポイント還元事業の加盟店で支払えば、計10%のポイント還元というキャンペーンも実施している。ほかのスマホ決済サービスでも、クレジットカードと併用すれば、ポイントが二重取りできるケースがあるので、ぜひサービスの利用にトライしてほしい。

現金払いよりもスピーディー

 間接的なメリットについては、キャッシュレスによって支払いがスピーディーになるということがあげられる。現金払いのように、釣銭を待つ必要がなく、支払い時にもたつかない。特に、加盟店では店員に対してキャッシュレス決済をレクチャーしているはずだ。そのため、これまで以上に現金払いよりもキャッシュレスの方が決済がスピーディーといえそうだ。

 「面倒」と思い込んで、なかなか手の出なかったキャッシュレス決済。お得で決済もスピーディーという点で、とりあえず利用してみてはいかがだろうか。(フリーライター・平本 良太)