【2025最新】仕事・旅行帰りの料理を楽に!ほったらかし調理家電を紹介

 ほったらかし調理家電は、食材と調味料を機器に入れてスイッチを押すだけで、自動調理ができる家電のこと。普段仕事から帰るのが遅い人、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどの大型連休で旅行によく行く人におすすめです。

 この記事では、ほったらかし調理家電の概要や選び方を解説します。おすすめの調理家電も紹介するので、商品選びの参考にしてください。
 
スイッチを押すだけで料理が出来上がる!? ほったらかし調理家電を解説

ほったらかし調理家電とは

 ほったらかし調理家電は、料理に必要な食材や調味料などを機器に入れて、調理開始のスイッチを押すだけで自動調理が始まる、高機能な調理家電です。代表的なほったらかし調理家電は、次の三つです。

・自動調理鍋
・電気圧力鍋
・高機能オーブンレンジ

 ここでは、それぞれの家電の特徴について紹介します。
 

自動調理鍋


 自動調理鍋とは、カットした食材と調味料を鍋に入れたら、蓋を閉めてスイッチを押すだけで料理が完成する鍋のことを指します。自動化された鍋のため、基本的にメニューは汁物や煮込み料理がメインです。

 製品によっては、無水調理や低温調理ができるものもあります。自分がしたい料理に応じて選ぶとよいでしょう。
 

電気圧力鍋


 電気圧力鍋は、火やガスを使うことなく圧力調理が手軽にできる家電です。ガスコンロで料理をしているとき、常に火元をチェックしておかないと火事のもとになりますが、電気圧力鍋は電気を使う家電のため、ガスコンロのように、料理中に離れずにずっと近くにいる必要はありません。

 また、電気圧力鍋の中には、手動調理に対応している製品があります。手動調理機能が搭載されていれば、低温調理や発酵調理、無水調理などの手動調理が可能です。
 

高機能オーブンレンジ


 高機能オーブンレンジの中には、温度センサーや重量センサーを備えた自動調理機能付きの製品もあります。それらの機器であれば、食材を並べて自動調理メニューを選択するだけで、食材ごとに最適な加熱を行ってくれるため、一から手作りしなくても、料理が一品完成します。

ほったらかし調理家電の選び方

容量やメニュー数で選ぶ!?ほったらかし調理家電の選び方

 次にほったらかし調理家電の選び方を紹介します。選ぶ際に注意したいのは、次の3点です。

・容量
・搭載メニュー数
・お手入れ方法

 それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
 

家族の人数によって容量を選ぶ


 ほったらかし調理家電を選ぶ際には、必要な容量を見極めましょう。容量の基準となるのは、家族の人数です。とくに注意したいのが、自動調理鍋と電気圧力鍋。

 これらの容量目安は、家族の人数+1Lといわれています。一人暮らしの場合は2L程度のもの、4人家族の場合であれば5L程度のものを選ぶとよいでしょう。
 

多いに越したことはない搭載メニュー数


 搭載メニューも、チェックしたい項目のひとつです。対応しているメニューが多ければ、自動調理できるメニューの数も増え、バリエーション豊富なメニューを手間いらずで楽しめます。

 自動調理メニューが少ないと、作れるメニューにも限りが出てきてしまいます。その時は作らないと思っていても、メニューは多いに越したことはありません。できるだけレパートリーが豊富な製品を選びましょう。
 

お手入れが簡単なら使いやすい


 使用後のお手入れ方法についても、チェックしておきましょう。オーブンレンジであれば、オーブン内をキレイに拭き上げるなどで対応可能です。しかし、自動調理鍋と電気圧力鍋の場合は、本体やパーツの清掃とお手入れする箇所が多くなってしまいます。

 洗うパーツが少ない製品であれば、お手入れも手軽に行えるため後片付けも楽です。また、あらかじめ汚れがつきにくいコーティングが施されている製品であれば、付着した汚れも簡単に落とせます。

おすすめのほったらかし調理家電

 おすすめのほったらかし調理家電を三つ紹介します。

・シャープ「ヘルシオ ホットクック withシリーズ」KN-MN16H
・ティファール「クックフォーミー CY9221JP」
・日立「ヘルシーシェフ MRO-W1Z」

各製品の特徴について、見ていきましょう。
 

二つのセンサーで火加減調整! シャープ「ヘルシオ ホットクック withシリーズ」

 
シャープ「ヘルシオ ホットクック withシリーズ」
KN-MN16H

 シャープ「ヘルシオ ホットクック withシリーズ」KN-MN16Hは、蒸気センサーと温度センサーの二つのセンサーを搭載した自動調理鍋です。センサーで火加減を調整してくれるため、焦げついたり、吹きこぼれたりする心配がありません。
 
朝セットすれば、帰宅時に食べられる 予約調理機能が便利

 予約調理機能を使えば、朝セットして外出するだけ。帰宅時には、できたての料理が完成しています。

容量:1.6L(2~4人分)
メニュー:100
価格:オープン
 

タッチパネル搭載で便利 ティファール「クックフォーミー CY9221JP」

 
ティファール
「クックフォーミー CY9221JP」

 ティファール「クックフォーミー CY9221JP」は、タッチパネルを採用した電気圧力鍋です。タッチパネルの指示に従って進めていくだけで、調理開始までナビゲート。誰でも、手軽にほったらかし調理ができます。
 
Wi-Fi接続でレシピをアップデート

 また、搭載されているレシピは270種ですが、自宅で本体をインターネットに接続すればレシピを増やすことが可能です。

容量:3L
メニュー:270
価格:7万5800円(公式オンラインストア価格)
 

五つの加熱法で幅が広がる! 日立「ヘルシーシェフ MRO-W1Z」

 
日立
「ヘルシーシェフ MRO-W1Z」

 日立「ヘルシーシェフ MRO-W1Z」は、センター赤外線センサーとトリプル重量センサーを搭載する高機能オーブンレンジです。レンジ・オーブン・スチーム・グリル・過熱水蒸気の5つの加熱方法で、さまざまな自動調理ができるのが特徴です。
 
1000人以上のユーザーが作った
「殿堂入りレシピ」がオートで作れる

 料理レシピアプリ「クックパッド」で殿堂入りしたレシピを自動で作れるほか、食品メーカーとのオートメニューコラボもしています。

容量:30L
メニュー:289
価格:オープン

料理の時短にはほったらかし調理家電がおすすめ

 忙しくて料理する時間が取れない場合には、ほったらかし調理家電を用意するのがおすすめです。時間がなくても、栄養素たっぷりの料理を手軽に作れます。

 「せっかく買ったのに、メニューがいつも同じ」「お手入れが大変で使わなくなった」などということがないように、選ぶ際には、容量やメニュー数、お手入れ方法に注意して選んでみてください。ほったらかし調理家電で、限りある時間を有効に使いましょう!
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