【会見速報】GoPro初のストリーミング対応「HERO7 Black」、9月27日発売に

 GoProは9月25日、都内で会見を開き、ブレを高レベルで抑えるビデオスタビライゼーション機能「HyperSmooth」を搭載したフラッグシップモデルのアクションカメラ「HERO7 Black」を含む、新製品3機種の販売を9月27日に開始すると発表した。同社製品で初めてライブストリーミングに対応する。

新製品「HERO7」の発表会

 発表会に登壇したGoPro創設者のニック・ウッドマンCEOは、「ユーザーからは、撮影したものを早く共有したい、カメラ自体にビデオスタビライゼーションを搭載してほしいなどの声をいただいていた。HERO7 Blackは、これらの要望を盛り込んだ製品。HDR対応以来の難しい開発だったが、新しい技術基準を作り上げた。ぶれたビデオは過去のものになるだろう」とコメントした。
 
ニック・ウッドマンCEO

 HyperSmoothは、プロフェッショナルが電動のジンバルを使用して撮影しているような映像を、HERO7 Black単体で撮影できるようにする最新のビデオスタビライゼーション機能。これまでのものと一線を画す性能を誇るという。ライブストリーミングは、Facebook、Twitch、YouTubeで配信できる。
 
フラッグシップモデル「HERO7 Black」

 また、4Kで撮影可能な「HERO7 Silver」と1080pで撮影可能な「HERO7 White」も同時に発売する。両製品とも、10mの防水性を備えるなどタフでコンパクト。音声コマンドを使って操作をしたり、シャッターボタンを一度押すだけで電源が立ち上がったりと、使い勝手にも配慮している。
 
ハイエンドモデルの「HERO7 Silver」
 
エントリーモデルの「HERO7 White」

 それぞれの税込価格は、HERO7 Blackが5万3460円、HERO7 Silverが4万1580円、HERO7 Whiteが3万1860円。ウッドマンCEOは、「素晴らしい機能を素晴らしい価格で届けられる」と自信を見せた。