インクジェットプリンタ「PRIVIO」、スマホアプリからの印刷機能強化

 ブラザー販売は、インクジェットプリンタ「PRIVIO(プリビオ)」の新製品として、「DCP-J973N」「DCP-J572N」「MFC-J893N」の3機種を10月中旬に発売する。価格はいずれもオープン。


DCP-J973N

 今回の2017年発売モデルは、「賢く選べばブラザー」をキーメッセージに、コストパフォーマンスの高さを訴求する。

 A4対応インクジェット複合機の「DCP-J973N」「MFC-J893N」はディスクレーベルの印刷に対応し、無料のスマートフォン/タブレット端末向けの専用アプリを使って、オリジナルの写真やイラストを使った名刺やディスクレーベルを簡単に作成できる。また3機種とも、写真を美しく仕上げる、新たに富士フイルムの「画彩 写真仕上げPro」に対応した専用モードを搭載した。

 「DCP-J973N」は、有線/無線LAN、自動両面印刷、レーベルプリント、ADF(自動原稿送り装置)、スマートフォンなどをダイレクトで接続可能な「Wi-Fi Direct」、NFCに対応。2014年モデルに比べ、体積を最大15%削減し、サイズダウンを図った。カラーは、ホワイト、ブラックの2色。

 「MFC-J893N」は、ファックス、有線/無線LAN、自動両面プリント、レーベルプリント、ADF、「Wi-Fi Direct」に対応する。カラーはブラック。税別の実勢価格は「DCP-J973N」が1万9880円前後、「MFC-J893N」は2万3880円前後の見込み。
 

FAX付きのMFC-J893N(左)とDCP-J572N

 「DCP-J572N」は、無線LAN、自動両面プリント、「Wi-Fi Direct」に対応する。税別の実勢価格は1万4880円前後の見込み。