ドスパラ、スケッチブックのように使えるタブレットを発売

新製品

2017/04/28 14:49

 ドスパラは、持ち歩きに便利な小型の液晶ペンタブレット「raytrektab DG-D08IWP」を、4月27日に発売した。


声優でイラストレーターの劉セイラさん(左)と製品を企画した林田奈美スペシャリスト

 4月27日に開かれた会見で、製品を企画したサードウェーブデジノスマーケティング本部BTO事業部の林田奈美スペシャリストは、製品について「一言でいうと、手のひらサイズでいつでも使える、お絵かき用Windowsタブレット」と説明。「小さいサイズの液晶ペンタブレットが欲しかったが、だんだん大きくなるばかりだったので、自ら考案した」と、打ち明けた。
 

raytrektab DG-D08IWP

 raytrektab DG-D08IWPの画面サイズは8インチと小型。重さは400gと軽量で、持ち運びやすさを重視している。Windows 10 Homeをインストールしており、絵をかいていない間はタブレット端末としても使用できる。

 搭載されている筆圧感知ペンについて、声優でイラストレーターの劉セイラさんは「紙に描いているような描き心地」と喜びながら、会見で新製品のデモンストレーションを行った。また、ワコムのWacom feel IT technologiesを採用しているためレスポンスがはやく、ペン先と実際の線とのズレが少ない。
 

劉セイラさんが「raytrektab DG-D08IWP」を使って1時間で書き上げた4コマ漫画

 ペンの芯は、標準で入っている芯以外にも、マーカーのような描き心地のフェルト芯と、紙に描いている感覚に近い粘り気のある描き心地のエラストマー芯の、3種類を用意している。

 Wi-Fiでインターネットと接続できるほか、Bluetooth4.0も搭載し、映像出力はmicroHDMI。充電はmicroUSBを使い、4時間連続稼働する。税込価格は4万9800円。