東芝、無線LANの転送速度がアップした「FlashAir」の新製品

新製品

2017/02/24 16:07

 東芝は2月23日、無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir」の新製品「SD-UWAシリーズ(W-04)」を発表した。基本性能を強化し、より高速で転送できるようになった。発売時期は2017年4~6月の予定。価格は未定。


「CP+2017」の東芝ブースに参考展示したSD-UWAシリーズ(W-04)

 容量はこれまでの8GB/16GB/32GBから、16GB/32GB/64GBに変更。読み出し速度は最大90MB/秒で、書き込み速度は最大70MB/秒。UHS-I、スピードクラス3、SDスピードクラス10に対応する。

 さらに、無線LANの転送速度を従来の約2.9倍となる31.4Mbpsに向上させた。加えて、Eye-fi連動機能を搭載し、無線転送中にカメラの電源が切れないようになっている。

 東芝ストレージ&デバイスソリューション社メモリ営業推進統括部メモリ新規ビジネス営業推進部B2C営業推進担当の児玉英治参事は「2017年度のハイエンドカメラでも使えるよう、抜本的に性能を向上させた。Wi-Fi転送機能を内蔵したカメラとも競争していける」と語った。

 また、撮影した画像を自動で転送するアプリ「Keenai」に対応しており、バックアップは万全で、手間もかからない。2016年11月に「Eyefi mobi」アプリがアップデートされ、「Keenai」に統合されているので、Eyefi対応製品も問題なく使用できる。