ニコン、ニコンDXフォーマット対応のデジタル一眼レフ「D3400」

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2016/08/24 16:20

 ニコンは、ニコンDXフォーマットに対応したエントリーモデルのデジタル一眼レフカメラ「ニコン D3400」を9月16日に発売する。カラーは、ブラック、レッドの2色。価格はオープン。


ニコン D3400

 「ニコン D3400」は、「SnapBridge」アプリとBLE(Bluetooth low energy)テクノロジーによって、スマートフォンなどのスマートデバイスと接続できる。撮影した写真のスマートデバイスへの自動転送や、ニコンの写真共有サービス「NIKON IMAGE SPACE」への自動アップロード、著作権情報などの付記、スマートデバイスとの日時・位置情報の自動同期など、さまざまな機能を実現する。

 常用感度域は、従来機種「D3300」からさらに拡張し、ISO 100~25600まで対応しており、画像処理エンジン「EXPEED 4」との連携によって、薄暗い室内や夜景といった暗いシーンでも、ノイズを抑えた高精細な写真が撮れる。また、有効2416万画素、光学ローパスフィルターレス仕様なので、「NIKKOR」レンズの高解像力を最大限に活かした撮影ができる。

 液晶モニタのガイドに従って操作するだけで、簡単に一眼レフならではのきれいな写真が撮れる「ガイドモード」を備えるとともに、低消費電力設計と長寿命バッテリによって、1回の充電で約1200コマの撮影を可能にした。対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-I規格にも対応する。サイズは幅124.0×高さ98.0×奥行き75.5mmで、重さは約445g。

 税込の実勢価格は、ボディのみが6万5000円前後、標準ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」が付属する「D3400 18-55 VRレンズキット」が7万5000円前後、「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と望遠ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」が付属する「D3400 ダブルズームキット」が10万5000円前後の見込み。
 

「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」(左)と「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」

 キットに付属するレンズは、それぞれ単体でも販売する。発売日は「D3400」と同じ9月16日。税別価格は、約3.1倍標準ズームレンズの「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」が3万7500円、約4.3倍望遠ズームレンズの「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」が4万7500円。