パナソニック、泡で便器をコーティング、掃除を楽にする温水便座

新製品

2016/07/20 15:57

 パナソニックは、業界初の「泡噴射ノズル」を搭載し、トイレの掃除が楽になる温水洗浄便座「泡コート トワレ AWシリーズ」を9月21日に発売する。泡が便器内の全面をコーティングすることで、汚れをつきにくくする。


泡コート トワレ DL-AWK600

 台所用の合成洗剤(中性)と水と空気で泡を発生させる泡ユニットと、旋回しながら便器内へ「泡」を噴射する専用ノズルを内蔵し、便器への要望で多い「汚れにくく、ついた汚れも取りやすい」という声に応えた新製品。泡でコーティングすることで、便器表面の汚れが落ちやすくなり、水位線部の汚れ(輪ジミ)もできにくいほか、便器内に泡をため、泡のクッションを作ることで水滴の飛び跳ねを抑える。使用後に便器内に泡を撒き、待機中も、自動運転を設定すると、3時間ごとに泡コートを行う。 
 


泡でコーティングしている様子

 洗剤は、原液のまま、容器に注ぎ足す。手軽に補充できるうえ、泡動作1回当たり、わずか1~2滴、約0.3mLしか使わない。水の使用量も1回あたり80mL程度と少ない。瞬間で湯沸かしや便座の温めができるなど、高い省エネ性も達成した。 

 税別価格は、自動開閉機能とナノイー除菌・脱臭機能を搭載した「DL-AWK600」が11万円、自動開閉機能がついた「DL-AWK400」が10万円、「DL-AWK200」が9万円前後の見込み。カラーは、それぞれホワイト、パステルアイボリー、パステルピンクの3色。