シャープ、CADRの全基準で最高値を獲得したプラズマクラスター空気清浄機

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2015/11/06 14:16

 シャープは、家庭のリビングや飲食店、オフィスといった大空間で快適に使えるプラズマクラスター空気清浄機「FP-140EX」を11月20日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は16万5000円前後の見込み。


FP-140EX-W

 ファンとモーターを各2基搭載することで、大空間に対応する大風量の毎分14立方メートルを実現。0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じん可能な静電HEPAフィルターを2枚備え、AHAM(米国家電製品協会)の集じん性能基準であるCADRにおける「タバコの煙」「ホコリ」「花粉」の全項目で最高値を獲得した。 

 大風量を実現しながら、ファンとモーターの回転数を抑え、摩擦抵抗の小さいトンボの羽根形状を応用したネイチャーファンの採用や、風路構造の細かな見直しによって、運転音を国内の家庭用空気清浄機規格(JEM1467)の基準に収まる55dB以下に抑えた。 

 本体には、「高濃度プラズマプラスター25000」を搭載し、左右の吹き出し口から大量のプラズマクラスターイオンを放出することで、フィルターでは取れない付着したタバコの消臭や、付着したカビ菌の増殖を抑える。また、浮遊したカビ菌も除去できる。 

 プレフィルターが上下に動くことによって、お掃除ブラシが表面のホコリを取り除き、ダストボックスに回収する「プレフィルター自動掃除」を備え、自動掃除設定をオンにしておけば、ホコリが溜まる前にプレフィルターを自動で掃除し、ホコリによる集じん性能の低下を抑えることができる。なお、ダストボックスのゴミは約6か月捨てる必要がないので、手入れの手間を大幅に軽減する。 

 このほか、花粉などの大きな粒子から0.5μmの微小な粒子まで検知する「高感度ホコリセンサー」、ニオイを検知する「ニオイセンサー」を搭載し、測定結果から「ホコリ」「ニオイ」「PM2.5」の汚れ度合いを判別して、レベルモニタのランプの数で知らせる。また、操作ボタンはタッチパネル方式で、毎日決まった時間に運転を開始/終了可能な24時間プログラムタイマー機能を備える。