ソニー、新開発レンズで広角から超望遠まで高画質に、「RX10 III」を5月20日に発売

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2016/04/12 16:15

 ソニーは、レンズ一体型デジタルカメラ、サイバーショットの「RX10 III」を5月20日に発売すると発表した。新開発の大口径・高倍率ズームレンズで、広角から超望遠まで幅広い状況で高画質な写真や動画が撮影できる。価格はオープン。税別の実勢価格は17万円前後の見込み。


サイバーショット「RX10 III」

 レンズには、望遠撮影時に目立ちやすい色収差の補正や高い描写性能などを備えた「ZEISSバリオ・ゾナーT* 24-600mm(35mm版換算) F2.4-4」を採用。3本以上の交換レンズが必要な撮影領域を1本でカバーする。 

 600mmで約72cmまで寄れる「テレマクロ撮影」ができるほか、超望遠領域でも高い効果を発揮する手ブレ補正が特長。4K動画の撮影やコンサート会場などで役立つ「サイレント撮影」、最大40倍の「スーパースローモーション動画撮影」もできる。 

 画像素子は、有効2010万画素の1.0型センサを搭載。解像度が高い画像データの高速処理が可能で、最高1/32000秒のシャッタースピードや最高14コマ/秒の連写性能を実現した。感度域はISO64から12800に対応している。