エレコム、MMO RPG向けデバイス新ブランド「DUX」、第1弾はマウスなど7製品

 エレコムは、MMO RPG向けゲームデバイスの新ブランド「DUX(ドゥクス)」の第1弾として、ゲーミングマウス3機種、ゲーミングキーボード2機種、ゲームパッドとゲーミングヘッドセット1機種ずつ計7製品を12月上旬に発売する。


(左から)M-DUX30BK、M-DUX50BK、M-DUX70BK

 「DUXシリーズ」は、MMO RPGに最適化した入力デバイスなどを提供する新ブランド。ロールプレイング系のPCゲームで、従来の入力デバイスの機能に満足できないユーザーがターゲット。いずれの製品も、OSはWindows 10/8.1/7/Vistaに対応する。 

 ゲーミングマウスは「M-DUX30BK」「M-DUX50BK」「M-DUX70BK」の3機種。いずれも1ステップずつの手動入力と、操作を記憶する「レコーディング機能」に対応したマクロ作成が可能で、5つのボタン設定と4つのDPI設定を本体に記憶できる。すべてのボタンとホイールに好みの機能やオリジナルのマクロを割り当てることができ、左右ボタンには耐久性が高く、クリック感に定評のあるOMRON製スイッチを採用した。 

 「M-DUX30BK」は、10ボタン、1PC操作で、高性能光学式センサを搭載した有線マウス。税込価格は6307円。「M-DUX50BK」は、14ボタン、1PC操作で、チルトホイール対応の有線マウス。税込価格は9580円。「M-DUX70BK」は、19ボタン、2ホイールを備え、有線/無線で2台のPCに接続できる。税込価格は1万5347円。 
 


「TK-DUX30BK」(左)と「TK-DUX50BK」

 ゲーミングキーボード「TK-DUX30BK」「TK-DUX50BK」の2機種は、どちらもすべてのキーに同時押しや連射マクロなど好みの機能を割り当て可能で、戦闘用やチャット用といったプロファイルを、専用キーですばやく切り替えられる。マクロ作成は、各種操作を1キーで実行する「ハードウェアマクロ機能」と、操作を記録する「レコーディング機能」に対応しており、各種設定は本体に最大5つまで保存できる。 

 キートップは指の動きに合わせたラウンド形状で、軸受けには滑りやすく摩耗に強いPOM(ポリアセタール)樹脂製のリングを搭載。ガタつきを抑え、なめらかなキー押下を実現した。キー配列は日本語108キー、キーピッチは19mm、キースイッチはメンブレン方式。主要24キーがキーロールオーバーに対応しており、最大12キーまでの同時押しに対応する。また、手ざわりがよく、断線しにくい布ケーブルを採用した。 

 「TK-DUX30BK」は、1PC操作に対応したキーボード。税込価格は6307円。「TK-DUX50BK」は、有線/無線で2台のPCに接続可能な2PC操作対応モデル。税込価格は9580円。 
 


「JC-DUX50BK」(左)と「HS-DUX50BK」

 「JC-DUX50BK」は、ボタン設定を最大5つまで本体に保存できるUSB接続のゲームパッド。振動機能や連射機能を備えており、24個のボタンすべてにゲームパッド信号だけでなく、キーボード操作やマウスクリックなどの機能を割り当てられる。メインボタンには、国内メーカー製の高性能ゴム材料と、300万回の耐久試験をクリアした高耐久ボタン、ケーブルには手ざわりがよく、断線しにくい布ケーブル、アナログスティックとタクトスイッチにはアルプス電気製スイッチを採用した。また、手の膨らみに合わせたグリップで、高いフィット感を実現する。税込価格は9580円。 

 「HS-DUX50BK」は、3.5mmステレオミニプラグを搭載する、オーバーヘッドタイプのヘッドセット。大口径40mmドライバユニットで幅広い音域に対応し、周囲の雑音を抑え、クリアな音声通話を可能にする「ノイズキャンセリング機能」も備える。イヤーパッドは幅広形状で、余裕のある装着感を実現し、通気性の高いメッシュ素材を採用することでムレを抑え、上下左右に可動するスイーベル機構によってフィット感を高めた。 

 ケーブルは、ゲーム中に邪魔にならない片出し設計で、断線しにくくタッチノイズが少ない布ケーブルを採用した。また、手元で簡単に音量調整やマイクのミュートができるコントローラーも搭載する。税込価格は1万1502円。