メガソフト、素材を並べて作業イメージが作れる工事イラスト作成ツール

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2015/07/03 12:20

 メガソフトは、バリケードや現場作業員などの工事用素材を3D画面に配置して施工計画書の挿絵を作成したり、重機の動作を設定して作業域を視覚的に確認したりできる、Windows用工事イラスト作成ツール「3D工事イラストワークス」を7月16日に発売する。税込価格は、パッケージ版が6万4800円、ダウンロード版が5万9400円。


3D工事イラストワークス

 収録素材をマウスで3D画面に並べていくだけで、工事現場の作業イメージを作成できる。建設機械のバックホーや保安用品など3D素材約1100点、地面、方面用テクスチャ素材約1200点を収録するとともに、地形作成機能で幅広い現場イメージに対応した地形をつくることができる。
 

収録素材のイメージ

 収録する重機は、「可動調整機能」によってアームやキャビンを動かせるので、重機の可動範囲を確認でき、注意が必要な箇所や立入禁止場所の事前打ち合わせができる。また、作成した3Dイメージはカメラアングルを自由に変えられる。

 地形作成機能は、平地をはじめ傾斜地や掘削地を作成でき、傾斜地は3段まででカーブした斜面の作図も可能で、掘削地の掘削部分は自由な形状や深さの表現に対応する。

 道路使用許可申請時に必要な車両配置図や現場状況図などをつくることができる「プレゼンボードデザイナー」が付属しており、作成した3Dイラストに図形やテキストを追加して、テンプレートや会社名、ロゴなども自由に配置できる。
 

「プレゼンボードデザイナー」で作成した申請書のイメージ

 このほか、作成した3Dデータはスマートフォン/タブレット端末でも閲覧でき、オリジナル3Dパーツをつくることができる「形状作成機能」や、Skechupギャラりーの素材を活用できる「パーツ読み込み機能」、現場で撮影した写真を背景に設定できる「背景設定機能」、上面図/側面図の「イメージ保存・印刷機能」などを備える。また、別売のレンダリングソフト「Optimage」を使えば、最大10000×10000ピクセル(A0、200dpi相当)で出力できる。対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Vista/XP。