2026.10.29 06:00

スマホ・PC

最新スマホ、本当に必要? 2年前のReno11 Aを2026年も使い続けてわかったこと

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 スマートフォン、高くなりすぎではないだろうか。新モデルが登場するたびにカメラやAI、処理性能は進化する。しかし、普段の連絡やSNS、動画を見るために、そこまでの性能が必要なのかとも思う。そう考えるきっかけになったのが、筆者が今も使っている「OPPO Reno11 A」だ。2024年6月発売のモデルだが、「古いスマホを我慢して使っている」という感覚が驚くほどない(テックジャーナリスト・木村ヒデノリ)。

最新モデルを追いかけなくても、毎日は快適に過ごせるのか(画像は加工)

大画面なのに177g。この軽さは今も魅力

 普段の使い勝手に直結する部分を比べると、Reno11 Aが意外なほど見劣りしない。処理性能だけでは見えてこない、この一台の良さがある。
 
2年前のReno11 A。今も日常使いの一台として活躍している
 
MoFTのケーススタンドだと縦向きが使えないのが惜しい

 Reno11 Aは6.7インチの有機ELディスプレイを備えながら、重さは約177g。筆者も初めて持ったときは「モックアップか?」と思ったほどだ。
 
並べてみると、Reno11 Aの画面の大きさがよくわかる
 
Reno11 Aと2025年モデルのiPhone 17、Pixel 10の主要スペック比較

 比較すると、2025年モデルのiPhone 17は6.3インチで177g、Pixel 10も6.3インチだが204g。処理性能の比較とは別に、「大きくて軽い」という使い勝手では、2年前のモデルにも強みがある。

 片手で持ち続けたり、寝転んで画面を見たりする時間は長い。買った直後の目新しさより、毎日感じる軽さの方が、長く使う理由になるのかもしれない。

「昔のAndroid」のイメージが変わった

画面内指紋認証に対応。
日々の操作の積み重ねが使い心地を左右する

 以前は、手頃なAndroidスマートフォンに「少しもたつく」というイメージを持っていた。しかし、Reno11 Aではそれをほとんど感じない。

 最大120Hz表示の画面もあり、スクロールやアプリの切り替えは軽快だ。SNS、ブラウザ、動画、地図、キャッシュレス決済。筆者が普段使う範囲では、大きな不満はない。

 もちろん、高負荷な3Dゲームや動画編集まで考えれば話は別だ。「どんな処理でも速い」と「自分の用途で困らない」は違う。後者を満たしていれば、買い替えを急ぐ理由は意外と少ない。

電池と充電は頼れる。容量は使い方次第

薄さ約7.6mmの本体に、5000mAhのバッテリーを搭載

 5000mAhのバッテリーと最大67Wの急速充電も、今なお頼れる。筆者の使い方では電池持ちに大きな不満はなく、充電を忘れたときも短時間で回復できる。ただし、67W充電には対応する充電器とケーブルが必要だ。おサイフケータイやeSIM、IP65の防水・防塵にも対応しており、日常で欲しい機能はひと通りそろっている。

 また、Reno11 Aは最大2TBのmicroSDに対応しているので、128GBという内蔵ストレージ容量はそれほど問題にならないかもしれない。我が家では、家族がChatGPTを使って小説を書いたりしていると容量不足になることがあるので、使い方を見ながらmicroSDを増設する予定だ。もっとも、microSDで増やせる保存領域と、アプリが使う内蔵容量は別。まず何が容量を占めているかを確認し、写真や動画などを移して空きをつくりたい。

子どものファーストスマホとしても考えたい

ケースを付けて使い続ける。
家族で使うなら、扱いやすさも大切

 長く使って感じたのが、子どもの最初のスマートフォンとしての相性の良さだ。大画面なのに軽く、バッテリーも大きい。Googleのペアレンタルコントロールも利用できる。

 最初から高価な最新機を選ぶより、こうした完成度の高いモデルを家族で活用するのも合理的だと思う。ただし、端末の管理と各サービスの利用条件は別なので、子どもが使うアプリは保護者が確認したい。

「最新」より「自分に必要か」で選ぶ

自分に合う使い方ができるなら、
長く付き合える一台になる

 最新スマートフォンには、カメラやAI、ゲーム性能などの進化がある。それを必要とする人には、買い替える意味がある。

 一方で、2年間Reno11 Aを使ってわかったのは、日常用途の基本性能はすでにかなり成熟しているということだ。

 長く使うなら、動作だけでなく、電池の状態やセキュリティ更新の継続も確認する必要がある。その上で、自分の用途を満たしているなら使い続ける。スマートフォンが高価になった今だからこそ、「最新か」より「自分に必要か」で選んでもいいのではないだろうか。
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