2026.7.07 19:15

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タイガー魔法瓶が土鍋炊飯器発売20周年記念のフラッグシップモデルを投入! 目指したのは料亭の土鍋ご飯

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 タイガー魔法瓶はこのほど新製品の土鍋ご泡火炊き JRT-A100を発売した。同製品は、同社が20年にわたって培ってきた土鍋炊飯器の技術をさらに進化させた最上位モデルだ。

タイガー魔法瓶の土鍋20周年記念モデル JRT-A100

タイガーの土鍋は3度の焼成で3カ月かけて完成

 タイガー魔法瓶が土鍋炊飯器の初号機を発売したのは2006年。2012年には土鍋×圧力モデルを発売し、2023年には創業100周年の記念モデルも発売している。
 
土鍋炊飯器初号機のJKF型(左)、
土鍋×圧力のJKX型(中)、
100周年記念モデルのJRX型(右)

 土鍋は、時間も手間もかかる工程を経てつくられる。一般的に手作りの陶器は、一品ごとに形状や重さが微妙に異なる。しかし、炊飯器の内鍋として量産するには、サイズや重量を均一にする必要がある。

 そのため製造工程においては、世界中から十数種類の土を厳選し、その日の温度や湿度に合わせて配合を変えて素材となる土づくりからスタートする。

 土ができると機械で土鍋の形に成形し、1200度以上の温度で一度目の焼成を行って乾燥させる。次に釉薬を塗布して二度目の焼成後、乾燥。さらにIHの熱を土鍋全体に伝えるため発熱体を土鍋に転写し、三度目の焼成を経て、ようやく完成。一つの土鍋ができあがるまで、実に約3カ月もの時間がかかるのだ。
 
土鍋の製造では土の粉砕・混合(左上)から
土を練り(右上)、成形(左下)から
三度焼成(右下)へと進む

 これらの手間をかけた土鍋と同社の技術を組み合わせたのが、土鍋ご泡火炊きである。土鍋ご泡火炊きの特徴は三つあると同社では解説する。

 一つ目は圧倒的大火力。金属鍋よりもはるかに高い約300度で米を炊き上げる。高温で炊くことにより、短時間で米のアルファ化を促進し、食感を保ちながら米の甘みと粘りを引き出すという。

 二つ目は金属鍋の約4倍の高い遠赤効果により、米の芯まで熱を伝えて旨味を引き出す。三つ目は米を傷つけにくい優しい泡立ちと、しっかり対流を生む力強い泡立ちだ。泡が米を包み、傷つけずに炊き上げるので粒立ちのある食感になる。
 
タイガー魔法瓶の土鍋
ご泡火炊き3つの特徴

これらの特徴により、土鍋ご泡火炊きで炊いたご飯は甘みと粒感を感じられるという。この炊きたてのご飯のおいしさこそが、同社が土鍋炊飯器を20年間つくり続けてきた理由であり、技術を進化させてきた理由でもあるのだ。

土鍋圧力IHのA100は85種類の銘柄炊き分けに対応

 土鍋ご泡火炊きの最上位モデルで、土鍋炊飯器20周年記念モデルの新製品がJRT-A100(以下、A100)である。加熱方式は土鍋圧力IHで、本体サイズは幅28.4cm×奥行36.7cm×高さ22.4cm。最大炊飯量は5.5合だ。

 土鍋は割れやすいというイメージを持つ人がいるかもしれないが、同社では土鍋の割れと内側のコーティング剥がれに対して5年保証を付けている。この長期にわたる保証は、土鍋の製造における同社の自信のほどを表しているといえるだろう。

 炊飯メニューは白米、玄米、雑穀、麦ごはん、エコ炊き、早炊き、銘柄炊きなど全20種類。銘柄炊きでは79銘柄に対応し、6地域による炊き分けも加えることで、計85通りの炊き分けが可能だ。

 A100のカラーは、上品で落ち着いた黒色の墨黒(すみくろ)と月光のような薄い青みを含んだ白色の月白(げっぱく)の2色である。
 
JRT-A100の本体色は墨黒(左)と月白(右)

 A100が20周年記念モデルとして目指したのは、料亭でコースの締めくくりを飾る土鍋ご飯の甘みと食感。手間暇をかけて炊き上げた料亭の土鍋ご飯には、4つの「炊き技」ポイントがあるという。

 一つ目は吸水から火入れのタイミングで、二つ目は高火力で一気に炊き上げる昇温工程。三つ目は吹きこぼれるくらいの高火力による炊き上げで、四つ目は蒸らし工程だ。
 
料亭は4つの炊き技で土鍋ご飯を炊く

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