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シャープがプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機2機種を新発売 何度洗濯してもタオルのふっくらさをキープするタオルケアコースを搭載!

新製品

2025/09/03 18:00

COCORO HOME AIは洗濯の悩みごとを生成AIが解決

 シャープでは18年発売のドラム式洗濯乾燥機からAIoT機能の「COCORO WASH」を導入し、クラウド上のAIを活用してユーザーフレンドリーでラク家事を提案。19年には各商品カテゴリーで導入していたCOCORO+サービスを「COCORO HOME」に連携し、カテゴリー横断的なAIoT機能に進化させている。
 
シャープは独自のAIoTサービスで
洗濯乾燥におけるラク家事を推進している

 今回の新製品は、同社が培ってきたAIoT技術・データと生成AIを組み合わせた新サービスの「COCORO HOME AI」に対応。このCOCORO HOME AIは洗濯に関する悩みごとをスマートフォンで質問すると、対話形式でAIが解決策を提案してくれるもので、洗濯機で生成AIサービスの導入は業界初という。

 その仕組みは次のとおり。クラウド上のAIが所有している取扱説明書やサポートページに掲載しているQ&A、洗濯にまつわる全般的な情報、ダウンロードコース情報をデータベースとして、ユーザーが質問するとAIがこのデータベースから回答を導き出して質問者に返す。
 
洗濯の悩みごとを対話形式でサポートする
COCORO HOME AI

 例えばダウンジャケットを洗濯したいと質問すると洗濯方法や洗濯時の注意点を画面で示し、ダウンロードコースに対応している衣類であれば、ダウンロードコースの送信も提案してくれる。
 
COCORO HOME AIへの質問は
スマートフォンによって音声入力でも可能

 取扱説明書の中に質問と関連したページや回答となるページがある場合は、該当ページをPDFファイルで提示する。質問者はその場でスマートフォンを操作し、PDFを拡大して確認することもできるため、取扱説明書をめくって調べる手間が不要だ。

 なお、ダウンジャケットや浴衣などに特化したダウンロードコースは、スマートフォンに表示されたボタンを押すだけで本体にダウンロードされ、手間のかかる設定などは全くいらない。ダウンロードコースに設定できるコースは一つのみ。前回と異なる衣類コースをダウンロードすると前回のコースに上書きされるが、本体を操作して設定する必要はないのでストレスはない。

 このところ洗濯機も含めた白物家電の価格は上昇し、その価格ゆえに購入機種に悩むケースが増えているのではないだろうか。洗濯機の買い替えサイクルは約10年。それだけの期間使用するので、価格で選ぶのではなく、やはり品質や機能に優れた商品を選びたい。

 そのような観点で、前モデルからブラッシュアップされた操作性や新機能を搭載したシャープの新製品は、検討する価値がある商品に仕上がっているといえるだろう。

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