大阪府と大阪市、大阪・関西万博の「ボランティア2万人」の募集開始

イベント

2024/01/29 16:00

 2025年日本国際博覧会協会と大阪府、大阪市は1月26日~4月30日の期間、国内外から「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会場や大阪・関西を訪れる人々に、万博会場での案内・歓迎、主要駅や空港等の街なかでの万博情報といった案内、大阪ヘルスケアパビリオンでの来館者サポートなどを行うボランティアを募集する。あわせて1月26日に、募集受け付けの相談などに対応する、ボランティアセンターを開設した。

大阪・関西万博のボランティア募集がスタート

「会場」で約1万人、「大阪まち」で約1万人を募集

 募集の受け付けを行っているボランティアは、万博会場内で活動する「会場ボランティア」と、大阪の主要駅、空港など(万博会場外)や大阪ヘルスケアパビリオン(万博会場内)で活動する「大阪まちボランティア」の2つの活動区分。

 どちらも活動期間は2025年4月13日~10月13日で、それぞれの活動区分で5日間以上活動する場合は、両方の区分で応募できる。また、どちらかの活動区分のみで応募する場合は、応募した活動区分で5日間以上活動する必要がある(連続した日程でなくても参加可)。

 活動時間は1日あたり3~6時間程度(活動場所によって変動する場合あり)で、ほかにも活動開始前と活動終了後にそれぞれ30分程度のミーティングを予定する。休憩時間(食事を含む)は、活動時間内に適宜設定される。

 「会場ボランティア」の活動内容は、来場者への案内および美化活動の補助、案内所や休憩所、救護室といった来場者サービス施設の運営補助、外国語を活かした各種業務の補助などで、2025年日本国際博覧会協会が運営主体となる。

 「大阪まちボランティア」の活動内容は、主要駅・空港などでの万博情報、交通情報、観光情報の案内や、大阪ヘルスケアパビリオンでの案内や観覧サポートなどで、大阪府・大阪市が主体となって運営される。

 応募要件は、2025年4月1日時点で満18歳以上の、日本語による会話(意思疎通)ができ、面談や研修への参加が可能である人で、個人または2~4名でのグループで応募できる。募集人数は、「会場ボランティア」が約1万人、「大阪まちボランティア」が約1万人で、ウェブページまたは応募申込用紙での応募を受け付けている。

 応募者は、6~8月頃に行われる面談を経て選考され、8月下旬頃に面談結果が通知される。9月頃からは基本研修、11月頃からはリーダーシップ研修、2025年1月頃からは配置場所別研修を実施する。

 なお、ボランティアには2025年1月頃に、ユニフォーム一式(Tシャツ、ベスト、ハット、バッグなどを予定)が、万博閉会日(2025年10月13日)まで貸与されるほか、ボランティア活動保険(研修および活動期間中を補償)の契約が行われるとともに、活動日の交通費・食費相当として2000円相当が支給される(プリペイドカードなどでの支給を予定)。
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