「FMV」シリーズのデザイン一新! キーワードは「省スペース化」と「スペック向上」

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は11月14日、2023年冬モデルPCとして23.8型ワイドのデスクトップPC「ESPRIMO(エスプリモ) FH7シリーズ(FH77/H3・FH60/H3)」、15.6型ワイドのA4ノートPC「LIFEBOOK(ライフブック)AH50/H3」、13.3型ワイドのモバイルノートPC「LIFEBOOK(ライフブック)CH75/H3」を発表。同月16日から順次発売した。

極細のカメラユニットを搭載し、
画面上部のベゼルも極細化させた23.8型ワイドのFH77/H3

設置できる場所の柔軟性が高まった「ESPRIMO FH7シリーズ」

 「ESPRIMO FH7シリーズ」は従来のデスクトップPCのデザインを刷新。画面サイズは据え置きながらスタンドの設置幅を5.2cm縮小して省スペース化を実現した。

 幅50cm以内のスペースで設置が可能となり、リビングやダイニングなどライフスタイルに合わせて柔軟に設置できるようになった。また液晶上部のベゼル面積も狭くしながらも、極細のカメラユニットの搭載で省スペース化を実現している。
 
6GHz帯での通信が可能な通信規格
「Wi-fi 6E」に対応したAH50/H3

「Dolby Atmos」やインターフェースも充実の「LIFEBOOK AH50/H3」

 「LIFEBOOK AH50/H3」は最新の立体音響技術「Dolby Atmos」を搭載し、臨場感ある音響を楽しめる。インターフェースもSDカードスロット、HDMI端子、USB3.2端子、Type-C端子、有線LAN端子など充実しており、拡張機器を追加購入せずとも使用できる。
 
大幅に基本スペックがアップグレードしたCH75/H3

メモリ16GB、SSD容量512GBに増強した「LIFEBOOK CH75/H3」

 「LIFEBOOK CH75/H3」は旧モデルの「CH75/G3」よりスペック面を向上。本体メモリは従来の8GBから16GBに強化し、SSD容量は256GBから512GBと倍増している。

 バッテリ駆動時間も旧モデルでは約19.8時間だったが、CH75/H3は約26.1時間に増加した。また電源ケーブルを持ち歩かない状態でも、Power Delivery対応のモバイルバッテリでの充電が可能で、外出時の利便性も向上している。
 
 また、今回発表された全てのモデルで高速Wi-Fi規格「Wi-Fi 6E」に対応。従来の周波数帯の2.4GHz帯、5GHz帯よりも混雑や干渉が少なくなる6GHzに対応することで、より快適な通信環境を実現する。
 
 実勢想定価格はFH77/H3が約24万円強、FH60/H3が約21万円強。ノートPCではAH50/H3が約17万円強、CH75/H3が約20万円強となっている。
 
ギャラリーページ