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ファミマとチョコレートの名店がコラボ! 新発売の高クオリティスイーツを実食してみた

レビュー

2021/10/30 18:00

 ガトーショコラや厳選されたチョコレートを販売し、2017年~2020年まで4年連続で食べログスイーツTOKYO 百名店に選出された「ケンズカフェ東京」がファミリーマートとコラボ! 「ケンズカフェ東京」が監修したチョコレート「エクアドル・スペシャル」を使ったスイーツが2021年10月から全国のファミリーマートに並んでいるのだ。スイーツ好きは食べないわけにはいかないだろう。新作5種類、リニューアル商品3種類、計8種類のなかから今回は3種類を実食してみた。
 

ファミマで10月に販売開始した「ケンズカフェ東京」監修の「エクアドル・スペシャル」を使用したスイーツ3種

彩が美しい上質な味わいピスタチオ×チョコレート

 
「ショコラピスタチオ」(320円)。エネルギーは322kcal

 最近スイーツやアイスでよく見かけるようになったピスタチオ味。特にチョコレートとの相性は良いようで、多くのメーカーが新商品として販売している。爽やかなナッツの味わいと鮮やかな緑色がチョコレートとマッチするのだろう。「エクアドル・スペシャル」シリーズの「ショコラピスタチオ」は、艶やかなチョコレートケーキの隅にピスタチオが乗った高級感あふれる見た目が魅力的だ。

 外のチョコレートはしっとりとした口どけで濃厚な味わいを楽しめる。ピスタチオの香ばしい香りと食感がアクセントになり、一口食べればチョコレートとの相性の良さを実感できるはずだ。
 
チョコレートの約33%がエクアドル産チョコレート

 さらに、半分に切ると中には色鮮やかなピスタチオムースとチョコレートの層が現れる。シフォンケーキのようなふわりとしたチョコレートの生地に、ムースのような滑らかな口どけのチョコレートとピスタチオの2種類が挟まれている。さまざまな食感や味わいがするが、残念ながらピスタチオの風味は少し薄いように感じた。

 ハーブのようなさっぱりした風味が気になって材料を見たところ、クチナシが使われていた。ビターで少し刺激があるため子どもよりは大人がじっくりと楽しむのに最適なスイーツだと思う。ハードルがかなり上がっていたために期待以上とまではいかなかったが、カフェタイムにあるとテーブルが一気に華やかになる一品だ。

濃厚な生チョコがたまらない和と洋の良いとこ取りスイーツ

 
「生チョコ餅」(258円)。エネルギーは270kcal

 もち生地で生チョコレートを包んだ「生チョコ餅」は「エクアドル・スペシャル」に北海道産生クリームを配合した生チョコが主役のスイーツだ。仕上げにココアパウダーがたっぷりまぶしてあり、手で食べるにはちょっと不便。付属のピックがありがたい。
 
商品中のチョコレートの約43%はエクアドル産チョコレート

 一口でさくっといただける大きさだが今回は半分に切ってみることに。中には生チョコが溢れんばかりに入っていた。ほどよい粘り気があるもちに濃厚な生チョコ、ビターなココアパウダーとすべてが主役級のおいしさ。特に生チョコはカカオの香りとなめらかな生クリームの風味が絶妙にマッチしており、これだけ取り出して食べたいくらいだった。スイーツとしては少々値が張るが、値段に見合った満足度だ。

濃厚チョコがたっぷりの贅沢エクレアはスイーツ好き必食

 
「濃厚ショコラエクレール」(178円)。エネルギーは255kcal

 「濃厚ショコラエクレール」は過去にも販売され人気だった商品をリニューアルしたスイーツ。クリームに「エクアドル・スペシャル」を使用した、濃厚な味わいで、よりチョコレートの風味を感じられるようチョコレートの量をアップしたとのこと。一見王道のエクレアだが、よく見ると生地もほんのりチョコレート色になっている。外側のチョコレートはしっとりとして甘さよりもビターな風味が強い。
 
クリーム中に使用しているチョコレートは全てエクアドル産のチョコレート

 包丁を入れても潰れることのないしっかりとしたシュー生地もチョコレート風味で贅沢。こちらは甘さ控えめでふわっとした食感だった。一方、中のクリームは口どけなめらかで甘さが際立つ。ビターな外側のチョコレート、ふんわりしたシュー生地、甘さのあるクリーム、それぞれ違ったチョコレートの魅力が堪能できるチョコ好き必食のスイーツだ。

 筆者個人的には「生チョコ餅」がダントツで好みだったが、どれも満足度はかなり高く食べる人によって好みが分かれると思う。自分へのご褒美に定期的にリピートしたい商品ばかりだった。(エフェクト・霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの