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JIMA、インターネットメディアの未来をつくる挑戦者を表彰する「Internet Media Awards」を創設

 インターネットメディア協会(JIMA)は、社会課題に取り組み、創造性、信頼性、イノベーションをもたらしたメディア、そうしたメディア運営に取り組んでいる人々の活動をたたえる「第1回 Internet Media Awards」を創設する。11月5日からエントリー受付を開始した。


 近年、拡大するインターネット市場がメディアに大きな変革をもたらす中、情報の信頼性や品質が課題として指摘されることが増えている。同時に、インターネットの世界で主流となってきた広告収入中心のメディア運営が揺らいでいる。これが、信頼できる情報を継続的に発信するために必要なメディアの財務基盤を損ね、情報の品質を落としかねないという悪循環も生じている。

 今回創設するInternet Media Awardsでは、こうした課題に取り組み、卓越した創造性、アイディア、イノベーションをもたらしているメディア、それらのメディア運営に取り組んでいる人々の活動を顕彰することで、日本のインターネットメディアの質的向上、認知獲得、業界のさらなる発展を目指す。

 応募対象は、2020年中(1月1日~12月31日)に、インターネットメディア上に公開されたオンラインコンテンツ(ニュース、コラム、エンターテインメント、動画、データビジュアライゼーションなど種類や形態は問わない)、またはインターネットメディアにかかわる活動。また、そのようなコンテンツ、活動にかかわったメディア、企画、運営にあたった人を広く対象とする。

 応募カテゴリーは、テキスト・コンテンツ部門、ビジュアル・コンテンツ部門、スポンサード・コンテンツ部門、メディア・イノベーション部門、メディア・ビジネス部門、ソーシャル・インパクト部門の6部門。応募にあたっては、なぜそのコンテンツ、取り組み、人が優れているのかを記載してもらう。最終応募締め切りは21年1月12日17時。

 JIMA会員による投票を21年2月中旬に行い、選考委員による最終選考会を21年2月下旬から3月上旬に実施する予定。各部門での最終的な選考を終えた段階で最も卓越した作品に対し、Internet Media Awardsの「グランプリ(大賞)」を授与する。結果発表は21年3月を予定している。