モバイルノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」2020年秋冬モデルが発売

新製品

2020/10/03 08:00

 VAIOは、モバイルノートPC「VAIO SX12」と「VAIO SX14」の2020年秋冬新モデルを10月9日に発売する。また、数量限定のプレミアムエディション「ALL BLACK EDITION」と「RED EDITION」も用意している。

「VAIO SX12」(左)と「VAIO SX14」

 VAIO SX12とVAIO SX14ともに、CPUに第10世代インテルCore Uを搭載し、サイズの大きな画像や動画の取り扱い、およびウェブ会議アプリの動作をスムーズにした。

 従来機種とほぼ同じサイズ・重量ながら、バッテリ駆動時間を向上し、消費電力が大きくなるLTE接続時でも、VAIO SX12で最大約6.2時間、VAIO SX14で最大約6.8時間のバッテリ駆動を可能にしている。

 ストレージは、従来機種で採用していたSATA接続のSSDの選択肢を、最大3.5倍高速なPCIe接続のスタンダードSSDに変更したほか、「第三世代ハイスピードSSD」に容量2TBの選択肢を用意する。また、メモリ容量はこれまでの8GB/16GBに加えて、32GBが選択できる。

 他にも、無線LANがWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応し、USB Type-C経由での外部ディスプレイ出力が最大5Kに対応した。天板には、東レと共同開発した超高弾性UDカーボンが面で強度を確保する「カーボンウォール天板」を採用し、USB Type-C経由でUSB Power Delivery対応機器から5Vのモバイルバッテリや充電器で充電できる「5Vアシスト充電」に対応している。

 VAIO SX12は、12.5インチワイドのフルHDディスプレイと、フルサイズキーボードを搭載し、重さが約887g。カラーは、ブラック、シルバー、ブラウン、ピンクの4色。税別の実勢価格は、量販店向けの標準仕様モデルが19万5273円から、カスタマイズモデルが14万9800円から。

 VAIO SX14は、13.3インチディスプレイ搭載ノートPCと同じ設置面積を維持しつつ、14インチディスプレイを搭載し、4K液晶ディスプレイも選べる。また、カーボンウォール天板で重さ約999gを実現している。カラーは、ブラック、シルバー、ブラウンの3色。税別の実勢価格は、量販店向けの標準仕様モデルが19万5273円から、カスタマイズモデルが14万9800円から。
 
「ALL BLACK EDITION」(左)と「RED EDITION」

 ALL BLACK EDITIONは、黒と高性能へのこだわりを追求し、天面の「VAIO」ロゴおよびオーナメントを黒く染め上げるとともに、極限まで黒に統一したいユーザー向けに、隠し刻印キーボードの選択肢も用意する。VAIO SX12とVAIO SX14ともに、税別の実勢価格は20万9800円から。

 RED EDITIONは、3層コートの赤い天板、磨きと染色に手間と時間をかけた赤いパームレストなど、赤にこだわった。背面オーナメント、ディスプレイベゼル、底面、キートップはブラックに統一し、キートップの刻印まで黒く染め上げた、隠し刻印キーボードも選べる。税別の実勢価格は21万9800円から。