GoProにも“前面ディスプレイ”、「GoPro HERO9」登場

新製品

2020/09/18 13:30

 米GoProは、アクションカメラ「GoPro」の新機種「GoPro HERO9 Black」を現地時間9月16日に発表した。日本では、9月17日に販売を開始しており、税込み価格が5万4000円。「GoProサブスクリプション」の登録ユーザーなら、税込み4万3000円で購入できる。

GoPro HERO9 Black

 GoPro HERO9 Blackは、5Kビデオと20メガピクセルの写真撮影が可能な新型センサー、カメラ内ホライゾンレベリングを備えた「HyperSmooth 3.0」ビデオスタビライゼーション、フロントディスプレイ、サイズを拡大したリアディスプレイ、駆動時間を最大30%向上したバッテリなど、さまざまな性能を向上した。

 あわせて発表された「Maxレンズモジュラー」を使用すれば、GoPro HERO9 Blackで「Max HyperSmooth」による強力なビデオスタビライゼーションとゆがみの少ない超広角「Max SuperView」を、最大2.7K/60pの解像度で利用できる。ほかにも、取り外し可能なスポンジ状のウインドスクリーンを備えた「メディアモジュラー」「ディスプレイモジュラー」「ライトモジュラー」を用意しており、いずれも10月の発売を予定している。
 
「Maxレンズモジュラー」装着イメージ

 なお、GoProサブスクリプションは、これまで「GoPro Plus」として提供されていたサービスの名称を変更したもので、無条件で利用可能なカメラの交換補償、GoProで撮影した写真やビデオをオリジナル品質のまま保存できる容量無制限のクラウドストレージ、ほかのライブストリーミングサービスと比較して、さらに制限の少ない高品質ライブストリーミングなど、さまざまな特典を用意する。利用料金は、年額6000円または月額600円。

 このほか、GoPro HERO9 Blackで撮影したビデオクリップを募集し、12月に公開予定の「HERO9 Black Million Dollar Challenge Video」に採用されたユーザー全員で賞金総額100万ドルを均等に分配する「Million Dollar Challenge」を開催する。応募締め切りは12月4日となる。