Amazonが7月15日にAmazon純正のスマートプラグ「Amazon Smart Plug」を発売した。スマートプラグとはコンセントプラグと一体化したスマートデバイス。接続した機器の電源オン/オフがスマホや音声で操作可能になるアイテムだ。実際の生活シーンでどのように利用できるのか、自宅で検証してみた。

「Amazon Smart Plug」は何が便利? 自宅で検証してみた

 記者はスマートスピーカーで自宅のIoT化を進めているが、どうしてもカバーできない領域がいくつかあった。たとえば、スマート機能をもたない扇風機、電球を使用している間接照明などだ。

 スマート機能を搭載する扇風機や間接照明も販売されているが、基本的に値が張るものが多い。そこでAmazon Smart Plugの出番というわけだ。同製品は税込1980円とお手頃。1度に接続できるのは1機器までだが、付け替えればさまざまな機器をスマート化できる。

 サイズはプラグとしてはやや大きめ。コンセントは場所を選ぶかもしれない。利用する前にはスマホのAlexaアプリと連携させる必要がある。接続方法は二つあり、本体裏のQRコードをカメラで読み取る方法と、本体のボタンを押して接続する方法だ。どちらも手間はかからないので好きな方を選ぶとよいだろう。
 
 
接続方法はQRコードを読み込む方法と本体のボタンで接続する方法がある

 まずは扇風機で試してみた。単体の場合は本体に搭載しているパネルとリモコンで操作可能だが、これにAmazon Smart Plugを接続すると音声操作ができるようになる。アプリからプラグの名称を「扇風機」に変更し、「アレクサ、扇風機をつけて」と話しかけてみる。
 
Amazon Smart Plugと扇風機を接続

 と、ここで問題が発生。プラグの電源はオンになったのだが、扇風機が起動しない。どうやら記者の扇風機が通電された上で本体の電源をオンにしなければいけない仕様であることが原因のようだ。

 もし自宅の扇風機が使えるかどうかを調べたいなら、起動している状態でコンセントを抜き、再度接続したときに起動するか、確認するとよいだろう。ちなみに扇風機がついているときに「アレククサ、扇風機を消して」と話しかけると、扇風機を止めることはできた。

 続いて、間接照明を接続してみた。こちらは通電すれば電気が点灯する仕様だったので、話しかけると期待していた通りに点灯・消灯をすることができた。試した間接照明は明るさを3段階で切り替えられるが、Amazon Smart Plugではそこまでの音声操作には対応していない。
 
Amazon Smart Plugと間接照明を接続

 代わりにというわけではないが、Alexa対応ならではの魅力として時間指定や定型アクションを行うことができる。たとえば、帰宅して「アレクサ、ただいま」と話しかけると扇風機がつく、朝7時になったら照明をつける、といった具合だ。

 Amazon Smart Plugを使用する上で注意したいのは、スマートスピーカーや家電リモコンのように細かい操作まではできないということだ。できるのは単純に「電源のオンオフ」のみ。しかし、そこは使いよう。頻繁に利用するものであれば、それだけでも十分に便利だし、Alexaアプリによる連携でその便利さは増幅することができる。購入前には一度頭の中でどのようにすれば使いこなせるかをシミュレーションしてみるとよいだろう。(BCN・大蔵大輔)