1分でも長く寝ていたい筆者にとって、朝は忙しいこと極まりない。しかし、テレワークが進むに連れ、落ち着いて朝食を食べる時間も生まれ始めた。とはいえ、寝起きにしっかり食事をするのには慣れていないので、せめて飲むヨーグルトでも……と最近はコップ1杯のヨーグルトを飲むようにしている。

 そういえば、普通のヨーグルトはヨーグルトメーカーで作れるのを知っているが、飲むヨーグルトが作れるものはなかなか見かけない。調べてみたところ、アイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー KYM-013」は飲むヨーグルトも作れるそうだ。そこで、売られているような飲むヨーグルトが作れるのか実際に試してみた。
 
アイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー KYM-013」は2017年12月の発売以来、根強い人気を誇っている。アイリスオーヤマ直販サイトの税別価格は4980円

使い勝手は一般的なヨーグルトメーカーとほぼ同じ

 KYM-013は、市販のカップヨーグルトを牛乳に入れて、ヨーグルトメーカーにセットするだけでヨーグルトが作れる。使用可能な牛乳パックは1000mlパックまでとなっており、付属の容器を使って作ることも可能だ。筆者はひとり暮らしなので、まずは容器に450mlの牛乳と市販のヨーグルト50gをよく混ぜて、500mlのプレーンヨーグルトを作ってみた。
 
容器やかき混ぜるのに使うスプーンは必ず熱湯をかけて毎回消毒しよう

 容器を本体にセットして電源を入れたら「自動メニュー」ボタンを押して「プレーン」を選択。「スタート」ボタンを押すと調理が開始する。あとは9時間待てばプレーンヨーグルトが完成する。食べる前に冷やすことを考えると、朝食で食べたいときは、前日の朝食後に作っておき、完成したら冷蔵庫で冷やして翌日に食べるのがよさそうだ。
 
自動メニューでは「プレーン」「カスピ海」「甘酒」「塩麹」「飲むヨーグルト500ml/1000ml」の
6メニューを搭載

 冷やし終えたヨーグルトは、普段食べるヨーグルトと変わらずおいしい。牛乳を飲むのが苦手な筆者にとってはちょうどいい。家族が多い家庭なら、これはかなりコスパがいいだろう。
 
ほったらかしておくだけで既製品のようなヨーグルトが完成

 また、付属のレシピにはヨーグルトを使った漬物のレシピが出ていたので実際に試してみたが、これがなかなかよかった。ほのかに酸味があり、ぬか漬けに似た仕上がりになった。
 
酸味が強いものが好みなら、3~4日漬けるといい

飲むヨーグルト作りは牛乳パックの形状に注意

 続いて、KYM-013ならではの飲むヨーグルト作りにも挑戦。飲むヨーグルトの場合、付属の容器ではなく牛乳パックでのみ作れる。また、キャップタイプの牛乳パックはNG。通常の牛乳パックとは大きさと容量が微妙に違うのでダメなのだとか。知らずにキャップタイプの牛乳パックで作ろうとしたので危ないところだった。
 
牛乳パックから100mlだけ除き、飲むヨーグルトを加えてよくかき混ぜる

 あとは本体にセットして、「飲むヨーグルト 1000ml」を選択したら「スタート」ボタンを押す。これで30℃で8時間発酵してくれるので、完成したらよくかき混ぜて冷蔵庫で冷やす。完成した飲むヨーグルトはとろりとした口当たりで、比較的牛乳の味わいが強いヨーグルトになった。酸味はほのかに感じる程度なので、そのまま飲むのはもちろん、ベリー系のジャムを加えてのんでもおいしいだろう。
 
お好みで砂糖を加えてから飲むといい

手動モードで果実酢が簡単に作れる

 ヨーグルトメーカーは、ヨーグルト以外も作れるのが魅力だ。温度を40℃、タイマーを6~7時間に設定すれば、自宅で手軽に果実酢を作ることもできる。今回はキウイ、砂糖、酢でキウイ酢を作り、炭酸水で割って飲んでみた。健康的な炭酸飲料として楽しめるだけでなく、果実もそのまま食べられる。
 
レシピブックにはアメリカンチェリー、キウイ、パイナップルのレシピが出ているが、
いろんなフルーツで応用できる

 ただし、「R-1」や「LG21」などの機能性ヨーグルトを自宅で作るのは残念ながら厳しい。とはいえ、乳酸菌を手軽に摂取できることは間違いないので、飲むヨーグルトを習慣化して腸内環境を整えるのには役立ちそうだ。(TEKIKAKU・今西絢美)