スマホとの連携を強化、「おうちクラウドディーガ」4機種

新製品

2020/04/13 19:30

 パナソニックは、Blu-rayディスク(BD)レコーダー「おうちクラウドディーガ」の新製品として「DMR-2T101」「DMR-2W200」「DMR-2W100」「DMR-2W50」の4機種を6月26日に発売する。

新「おうちクラウドディーガ」

 今回発売する4機種は、いずれも本体に録画した番組や、リアルタイムの放送を視聴可能なスマートフォン(スマホ)/タブレット端末向けアプリ「どこでもディーガ」に対応しており、外出先でも番組を視聴できる。

 音楽CDに収録された楽曲の、本体への取り込み(リッピング)にも対応しており、スマートフォン形式として一般的なAAC形式に加えて、本体への取り込み時に「ハイレゾリマスター保存」を選択することで、より高音質なFLAC形式やWAV形式での保存にも対応している。

 取り込んだ楽曲は、スマホに取り出して再生が可能なほか、「どこでもディーガ」を通じて再生することもできる(別途、有料の「ディモーラ」プレミアム会員登録が必要、AAC形式のみなら無料のスタンダード会員でも再生可能)。

 ほかにも、「どこでもディーガ」経由でのスマホで撮影した写真・動画の本体への送信や、遠隔地にある「おうちクラウドディーガ」への送信、スマホをリモコン代わりにした見たいシーンの選択、音声による番組の予約・検索・再生にも対応している。なお、本体に保存した音楽、写真、動画などは、BDや外付けHDDにバックアップできる。

 本体の初期設定は、郵便番号を入力して地域を設定し、ネットワーク設定を行うだけで完了し、テレビが「ビエラ」なら本体とHDMI接続し、有線LANでネットワーク接続すれば自動で初期設定が完了する。

 「CLUB Panasonic(クラブパナソニック)」のLINE公式アカウントを友だち登録することで、LINEでトークする感覚で気になる番組の検索や、録画予約が可能で、録画番組の検索やLINEから「どこでもディーガ」を起動して、再生することもできる。

 DMR-2T101は、地上デジタル/BS/110度CSチューナー×3基、1TBのHDDを搭載する。税別の実勢価格は6万3000円前後の見込み。DMR-2W200は、地上デジタル/BS/110度CSチューナー×2基、2TBのHDDを搭載する。税別の実勢価格は6万3000円前後の見込み。

 DMR-2W100は、地上デジタル/BS/110度CSチューナー×2基、1TBのHDDを搭載する。税別の実勢価格は5万3000円前後の見込み。DMR-2W50は、地上デジタル/BS/110度CSチューナー×2基、500GBのHDDを搭載する。税別の実勢価格は4万6000円前後の見込み。