サブスク型のオーダーメイドパンプス「AYAME」、月額3500円から

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2020/02/10 18:30

 crossDs japanは、サブスクリプション(サブスク)形式のオーダーメイドパンプス「AYAME(あやめ)」の提供を2月20日に開始する。

オーダーメイドパンプス「AYAME」

 AYAMEは、足を3Dスキャンして靴型を一人ひとり3Dプリンタを使って作製。2種類の状態の足を3Dスキャンして靴型をコンピュータ上で作製する。スキャンする足の状態は、直立の状態の足と、ヒールと同じ台に乗った状態の足。ヒールと同じ台に乗った足をスキャンすることで、靴を履いた状態に近い足の形状データを取得でき、より靴型が足にフィットするようになった。

 この靴型を3Dデータで作製することで、従来よりも精度の高い靴型を短期間、低コストで作製することが可能となった。実際の靴型の製作では一つひとつ違う物を作るのに適している3Dプリンタを利用して、靴型を3Dプリントしている。3Dプリントした靴型を基に、浅草で40年以上靴職人として経験を積んだマイスターが丁寧に革を裁断して縫い、靴型の形に添って革にクセをつけて、1足のパンプスに仕上げていく。

 同社では、働く女性に普段履きとしてオーダーメイドパンプス使ってもらうため、月額料金でパンプスを貸し出すサブスク形式で提供する。1足目のパンプスは月額3500円となり、最低契約期間12カ月を設定している。13カ月目からは、履きつぶしてしまったときの作り直し保証付きのAコース(1年契約、月額3500円)、または保証なしの解約自由なBコース(月額1500円)を選択できる。

 2足目として、革の色を変えるだけ、ヒールの形を変えるだけなどの類似仕様になる姉妹パンプスを注文の場合、同じ靴型でパンプスを作製できるため、さらに安く、月額2500円からスタートできる。姉妹パンプスの2年目は、Aコース(保証付き1年契約)が月額2500円、保証なしのBコースが月額1500円となる。

 なお、パンプスはcrossDsから顧客に貸し出すことになるため、契約を終了する場合は靴の返却が必要となる。