シャープは12月12日、同社の新ブランド「PLAILY(プレーンリー)」から、単身や二人世帯向けのIHジャー炊飯器「KS-HF05(3合)」を発売する。「炊飯器の神様」といわれる下澤理如氏プロデュースで開発し、税別の市場想定価格が2万3000円という手頃な価格を実現しながら、好みにあわせておいしく炊き上げることにこだわっている。

シャープが12月12日に発売した小世帯向けのIHジャー炊飯器
「KS-HF05(3合)」

 新製品の開発にあたって、シャープは「おいしいごはん」を再定義。科学的に分析すると、ごはんのおいしさは味覚よりも「食感」による部分が重視されていることが分かった。
 
シャープがごはんのおいしさを科学的に分析

 そこで新製品では、ごはんを炊く際の「吸水」「立上」「沸騰維持」「むらし」の4工程で火加減と時間のバランスを調節。特に、「吸水」の過程を調節することで、「ふっくら」「しゃっきり」の二つの食感を炊き分けることに成功した。
 
吸水時の火加減と時間を調節することで炊き分けを可能にした

 新製品の発表会に登壇した下澤氏は、「吸水温度と吸水時間を調節することで、『ふっくら』と『しゃっきり』を炊き分けている。前者が『甘み』を感じ、後者が『粒感』を感じるごはんに炊き上がるので、好みにあわせて炊き分けてほしい」と説明。開発に携わった新製品については、「手頃な価格に抑えつつ、この価格でできる最高の炊き上がりを実現した」と自信を示した。
 
開発に携わったK・ラボの下澤理如主宰

 本体は、部屋に馴染みやすいシンプルなデザイン。内部は、凹凸が少なく、汚れがふき取りやすいステンレスフレームを採用した。ふたの操作部分は最小限のボタンを左右対称に配置、使っていないときはLEDを非表示にするなど、使いやすさとスタイリッシュさを両立している。

 サイズは幅221×奥行き312×高さ212mmで、重さは約3.8kg。保温は12時間。カラーはブラックとホワイトの2色を用意した。