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ロジクールのMXシリーズで最速の働き方改革! 最新マウス&キーボードは万人にうれしい快体験だった

レビュー

2019/10/30 17:35

無意識に正確なタイピングに誘導 長時間使って分かるメリット

 マウスの次はキーボード。MXシリーズ「MX KEYS」の使い心地を確かめてみた。今回は、合わせて発売された専用の「MX PALM REST」も使用した。MX KEYSのキーは、一般的なノートPCで使用されているパンタグラフを採用している。パンタグラフはタイピングの正確性が高く、キーの中央部を外しても入力した文字を認識しやすいのが特徴だ。一方で打鍵感が軽く、打ち心地が好きになれないという人も多い。

 MX KEYSのキーボードは、見た目こそ一般的なノートPCとそこまで変わりないのだが、キーは叩いてみると快適さがまるで異なる。まず、キーがわりと深く沈みこむので打鍵感がしっかりとある。キーピッチも広くとられているので、窮屈さも感じない。
 
パンタグラフだがキーは深く沈みこみ、しっかりとした打鍵感がある

 記者のように常にスピード重視でキーを叩いていると打ち間違いはしょっちゅうだ。隣り合わせのキーを叩いたり、叩き損ねてしまったり……一つのミスはわずかなロスだが、積み重なるとかなり無駄な時間と労力を割いていることになる。MX KEYSは、こうしたミスを防ぐ工夫もある。それが、各キーに設けられた円状のくぼみだ。
 
長く使うほど効果を実感できる各キーに設けられた円状のくぼみ

 少しの時間、タイピングをしただけでは、このくぼみの魅力が分からない。記者もしばらくはどんな効果があるのか分からないままに試していたが、数日使用してメリットが分かってきた。無意識のうちにではあるが、くぼみがキーの中心を叩くように指先を誘導するので、打ちミスが明らかに減ったのだ。もともと打ちミスの少ない設計であるパンタグラフが、このくぼみによってさらに正確性が増した。数値には表せないが、作業効率を高める効果は絶大だ。

最長5か月間のタフバッテリ 独自機能で作業効率はさらに向上

 言い忘れていたが、MX KEYSはワイヤレスでケーブルに接続することなく、使用できる。机の上をケーブルが這うことなく、スマートな作業環境を構築することができる。ワイヤレスキーボードはバッテリがすぐに切れるので逆に手間が多いと思っている人も多いかと思うが、MX KEYSはフル充電でバックライトをオンにしていれば最長10日、オフにしていれば最長5カ月も使用することが可能だ。
 
タフなバッテリも魅了。
バックライト機能があるので暗い場所でも作業しやすい

 ワイヤレスであるがゆえに便利なのが、3台のデバイスと同時に接続して使用できる「EASY-SWITCH」だ。PCだけでなくタブレット端末スマートフォン(スマホ)にも対応する。PCで作業しつつ、スマホにメッセージの通知があれば、すぐに切り替えて返信する、といった具合に使えば、作業の手間を大きく削ることができる。ちなみに、このEASY-SWITCHは先に紹介したMX MASTER 3にも搭載されている。組み合わせて使用すれば、さらに作業効率は高まるはずだ。

一度は味わってほしい“疲れにくさ” MXシリーズの快体験

 数日間にわたって、MX MASTER 3とMX KEYSで作業してみて、最も実感したのは“疲れにくさ”だ。人間工学設計の恩恵で自然と姿勢が矯正されていることもあるが、正確な操作性と効率化につながる機能のおかげで作業ミスが減り、ストレスが軽減された。

 記者は外出先で作業しなければならないことも多く、基本的にノートPCのトラックパッドを用いていたのだが、これもMX MASTER 3に置き換えることで大幅に時短・疲労軽減につながった。持ち歩くデバイスは増えたが、作業効率を考えれば十分に鞄の中に入れて置く価値はあると感じた。

 最近のノートPCが搭載するトラックパッドは高精度だ。しかし、疲れやすさという側面では従来とあまり変わらないように思う。もし不満を持っているなら、ぜひ試してみてほしい。MX KEYSは、本体の心地よさもさることながら、パームレストも非常に快適だったことを追記しておきたい。日頃使っていなかったこともあるが、手首にかかる負担が減ることでいかに力を抜いて作業ができるのか、身をもって体感できた。
 
合わせて使用することで効果絶大、専用のパームレスト

 MXシリーズは一般的な周辺機器と比べると少し値段が張るが、働き方や作業効率を改善する投資と思えば決して高くはない選択だ。必要以上に疲れたり、肩こりに悩まされたり、度重なる作業ミスにストレスをためたり、これらのことから解放されるためのコスト、そう捉えればハードルは下がるだろう。納得してから購入を検討したいと考えるなら、ぜひ店頭で普段の作業を想像しながらデバイスに手を置いてみることをおすすめしたい。(BCN・大蔵 大輔)

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