電子マネー「Mizuho Suica」でもJRE POINTがたまるように、ウェブ登録で

 みずほ銀行東日本旅客鉄道JR東日本)は9月26日に、みずほ銀行が提供しているiOS向けアプリ「みずほWallet for iOS」から発行可能な電子マネー「Mizuho Suica」を利用すると、JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」がたまるサービスを導入した。

Apple Pay上で使えるカードレスの「Smart Debit」と「Mizuho Suica」。
発行にはみずほ銀行の口座が必要

 JR東日本エリアの駅ビルなど、JRE POINT加盟店でMizuho Suicaで決済すると、100円または200円につき1ポイント、買い物の翌日以降に還元される(還元率は店舗によって異なる)。さらに、JR東日本の在来線Suicaエリアの鉄道でMizuho Suicaを利用すると、1回の利用額の2%(50円ごとに1ポイント、最低1ポイント)を乗車日の翌月下旬以降に還元する。
 
10月1日以降、JREポイントがたまるサービスは4つに増える。
当初の発表ではモバイルSuicaのみだったが、Mizuho Suicaも対象になった

 ポイントをためるには、あらかじめ、JRE POINTのウェブサイトで、Mizuho SuicanoのSuicaID番号の登録が必要。「Suica」として登録するため、すでに利用しているモバイルSuicaと重複して登録でき、どちらを利用してもJREポイントがたまって一元管理できる。なお、Mizuho SuicanoのSuicaID番号は、みずほWallet for iOSを立ち上げ、右上の「i」マークをクリックして表示されるカード一覧からMizuho Suicaを選び、発見情報をタップするとわかる。
 
SuicaID番号は、みずほWallet for iOSから確認可能

 9月26日以前は、Apple Payに登録したSuicaと同様に使えるにも関わらず、Mizuho SuicaはJRE POINTポイントの付与対象外だった。なお、貯めたJRE POINTからMizuho Suicaにチャージすることはできない。
 
JRE POINT WEBサイトの登録情報管理画面(PC版)

 みずほ銀行は、みずほWallet for iOSからMizuho Suicaへのチャージや2018年8月にサービスを開始した「Smart Debit」での利用に応じたキャッシュバックキャンペーンを12月15日まで実施中。なお、新規口座開設にはおおむね4週間ほど時間がかかる。JR東では、「JRE POINT WEBサイトにSuicaで新規登録すると100ポイントプレゼント」キャンペーンを12月末まで実施している。