Airレジが出前館オーダー管理アプリと連携、店舗のデリバリー対応を簡単に

 リクルートライフスタイルのPOSレジアプリ「Airレジ」と、夢の街創造委員会が運営する宅配ポータルサイト「出前館」のオーダー管理アプリが今夏に機能連携を開始する。

 「Airレジ」は、小売業・飲食業・各種サービス業のレジ業務をiPad/iPhoneで実行可能な0円で使えるPOSレジアプリ。消費税10%引き上げに伴い、10月1日から施行される軽減税率制度にもアプリのアップデート一つで対応する。iPad、キャッシュドロア、レシートプリンターなどをセットにした「Airレジ スターターパック」は、iPad付きの場合で税別価格8万2680円から(補助金適用価格は3万120円から)。
 
「Airレジ スターターパック」のスター精密 mPOPセット

 今回の機能連携によって、「出前館」への注文が自動的に「Airレジ」と連携してレシートが出力される。また、「出前館」が従来から提供している集客支援や配達を代行するシェアリングデリバリーを活用することで、これまでデリバリー機能を持っていなかった中小店舗でも簡単にデリバリーサービスを導入できる。
 
「Airレジ」と「出前館」オーダー管理アプリの機能連携イメージ

 なお、「Airレジ」と「出前館オーダー管理アプリ」の機能連携にともない、リクルートホールディングスの中間持ち株会社であるリクルートと夢の街創造委員会は6月3日に業務提携契約を締結した。

 「出前館オーダー管理アプリ」は、「出前館」経由の注文情報を確認し、調理・配達の指示を行うことができるアプリ。店内のオペレーションを軽減する親機(タブレット端末)と、配達をサポートする子機(スマートフォン)で構成し、配達に必要な待ち時間の変更・配達先までのナビゲーション機能のほか、出前の配達実績、売上実績の集計なども簡単に行える。