いつでも決済金額の2%を還元し、送金や割り勘も可能なウォレットアプリ「Kyash」を提供するKyashは、法人パートナー向けに、Web APIを通じて即座にVisaプリペイドカード(Visaカード)を発行できる決済プラットフォーム「Kyash Direct」の提供を開始した。

「Kyash Direct」で決済プラットフォーム事業に参入

 「Kyash Direct」を利用すると、自社ブランドのバーチャルVisaカードを即座に発行でき、銀行預金や売上金といった企業が保有するさまざまな金融資産とのAPI連携によって、国内外のVisa加盟店で決済可能になる。API連携した金融資産をVisaカード利用時に即時充当し、決済を可能にするテクノロジーを活用した(特許出願済)。グローバルなセキュリティ基準であるPCI-DSSや個人情報認証基準であるTRUSTeに完全準拠しており、クラウドベースで金融機関同等のセキュリティ水準を実現している。

 今後、コンビニエンスストアやスーパーで利用可能な「QUICPay」での非接触決済も予定しており、バーチャルVisaカードだけでなく、リアルカードの発行にも対応する。
 
「Kyash Direct」の提供イメージ

 利用事例としては、多額のカード決済を行うスタートアップ企業向け法人カード、従業員に対するカードごとの利用制限などを設けた柔軟な設計が可能な法人カード、仮想通貨やポイントの保有者に対する日本円への転換後にVisa加盟店で利用できるカード、サービス内の売上金や報酬を即時にVisa加盟店で決済可能なバーチャルVisaカードなどを想定している。
 
iOS/Android向けに提供しているウォレットアプリ「Kyash」の特徴

 なお、4月25日には、カード発行から決済処理(プロセシング業務)までの一連のプロセスをワンストップで迅速・安価に提供するため、VisaのFintechファストトラックプログラム契約を締結。「Kyash Direct」を通じてKyashのテクノロジーを解放し、キャッシュレスのさらなる浸透に向けてパートナーシップを強化していく。