IoTの総合展「CEATEC 2018」が10月16日に千葉・幕張メッセで開幕した。期間は19日までの4日間。出展社数725社(前年比8.7%増)、出展小間数1786小間(同1.6%増)で展示しており、来場者数として16万人を見込む。


 今年で19回目となるCEATECは、16年に脱・家電見本市を宣言し、「つながる社会」をテーマにしたIoT総合展に変わった。従来のIT・エレクトロニクスだけでなく、ブロックチェーン技術を活用した金融、VRを使った旅行、玩具、スマートハウスなどの住宅、自動運転技術の自動車、ドローンの遠隔操作による農業のほか、教育、医療、ヘルスケアなど、幅広い業種や産業に幅を広げた。

 ダイキン工業やローソン、建設機械のコマツ、エンベデットなどのビジネス向けソリューションに舵を切っているエレコムなども初出展している。Society 5.0やIoT、AIなどのテクノロジーが、さまざまな産業に広がっている様子が伝わる。
 
ローソンが初出展
 
ダイキン工業も初出展

 日立製作所のブースでは、ソニーの犬型ロボットaiboと、aiboが好きだというピンク色にあしらわれたロボット掃除機のミニマルがコミュニケーションを取りながら掃除するなど、「豊かな社会を実現する」というテーマでロボット同士が連携するデモンストレーションを実施していた。
 
aiboが好きなピンク色にあしらわれたミニマルとaiboがコラボ

 aiboに「掃除機をかけて」と話しかけると、aiboがワンと吠えて、ミニマルが動いたり、「掃除機を右に回して」と声をかけると、ワン、ワンと吠えてミニマルが右に回転したりした。デモとして初歩的な段階だが、ロボット同士のほほ笑ましいコミュニケーションは会場の参加者たちを和ませていた。
 
12月1日にスタートする新4K8K衛星放送も業界の話題

 他にも、12月1日に実用放送がスタートする新4K8K衛星放送で、15日に発表したばかりのシャープの80型の8Kチューナー内蔵「AQUOS 8K」が展示されたり、4Kアンテナや4Kチューナー、4Kレコーダーの展示、放送サービス高度化推移協会(A-PAB)による会見が開かれたりと、従来のCEATECらしさを残すブースも見られた。