パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズで初めてタッチパネルを搭載した「ScanSnap iX1500」は、同シリーズ6年ぶりの新製品だ。ハード面だけでなくソフトウエアも「ScanSnap Home」に一新し、長年人気の従来機種「iX500」から飛躍的な進化を遂げた。PFUの宮内康範執行役員常務が「最高の出来」と自信を表す新製品の特徴をまとめる。

ScanSnap iX1500

シリーズ初タッチパネル搭載のScanSnap iX1500

 4.3インチのタッチパネルで操作する。給紙カバーの開閉で電源のオン/オフを管理。開けてからすぐに使える高速起動(クイック)モードを追加した。USB接続時には2.9秒(従来機種の約2倍)、Wi-Fi接続は5.4秒(同約3倍)でスキャンを開始する。
 
シリーズで初めてタッチパネル操作を導入

 デザインは、これまでのクールなイメージから、親しみやすいデザインに変更。カラーはブラックからホワイトへ、角ばったデザインは丸みを帯びたデザインになっている。USB差込口は開閉式で使用しない間は閉めておけばホコリの侵入を防げる。その他、新たに名刺やレシートを読み取りやすい専用のガイドが付属する。

 また、2.4GHz帯だけだったWi-Fi接続に5GHz帯を追加して接続の安定性を向上させたほか、スマートフォンやPCなどのデバイスに直接スキャンデータを送信できる。従来通り、アクセスポイント経由でのデータ送信も可能となっている。

学習機能を持った「ScanSnap Home」

 ScanSnap Homeは、学習機能を持ったソフトウエア。スキャンした内容から自動的にファイル名を提案し、入力する手間を省く。抽出した会社名やファイル名などを手入力で修正した場合、次回以降の同じデータにも自動で反映。タグ付けや保存形式に寄らない全文検索など、検索機能も充実している。
 
「ScanSnap Home」に統合されるソフト。各ソフトをアップデートすればそのまま使える

 スキャンする書類や出力先、連携するサービスによって個別にプロファイルを作成できる。作成したプロファイルは、iX1500のタッチパネル上にアイコンとして表示でき、ワンタッチで実行できる。
 
作成したプロファイルのアイコンを作成すればワンタッチで実行できる

 ScanSnap Homeのライセンスは、1台購入につき4ライセンスを付与する。複数のユーザーが使用する場合は、ライセンスごとにアイコンの色を分けられる。さらに、同社のクラウドサービス「ScanSnap Cloud」と連携すれば、読み込んだ書類を「レシート(領収書)」「名刺」「文書」「写真」の4つの種別に分けることが可能だ。

 スキャン機能も進化した。A4カラーの両面を毎分30枚(300dpi)という高速読み取り、「手差しスキャン」による二つ折り原稿のスキャンなどが、ワンタッチでできる。さらに、手差しで二つ折にしたA3の書類を読み取れるようになった。公式オンライショップ「PFUダイレクト」での税込価格は5万1840円。ライセンスを追加で購入する場合は税込1万584円で、10月下旬に提供を開始する。