Alexa対応エネルギープラットフォーム「エネトーク」、新築マンション全戸導入も

サービス

2018/07/06 15:00

 ソフトバンクグループのエンコアードジャパンは2017年11月8日から、Amazonのクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」に対応したエネルギー分析プラットフォームサービス「エネトーク」を提供している。

利用イメージ

 さらに、新しいサスティナブルな住まいと暮らしの提案を行うため、第一弾として、横浜市住宅供給公社が供給した新築分譲マンション「横浜MIDベースタワーレジデンス」全199戸に、ソフトウェアアップデートで進化する「エネトーク」と「Amazon Echo」、テレビやエアコンなど自宅の家電を声で操作できるWi-Fi学習リモコン「スマート家電コントローラ RS-WFIREX3」を導入。ソフトウェアアップデートによって進化する「エネトーク」と「Amazon Echo」をあらかじめ導入しておくことで、将来的には音声によってさまざまなスマート家電を操作できるように配慮した。
 
マンションライフがさらに快適になる最新IoTやAIを導入

 「エネトーク」本体は分電盤内に設置する。専用の電力センサを通じてエネルギーデータを収集し、プラットフォーム上でリアルタイムで分析を行い、Amazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」に対して「アレクサ、エネトークで今日の電気代をチェックして」などと話しかけるだけで自宅の電気料金や使用量を確認でき、さらに節電のためのアドバイスなどを会話形式で教えてくれる。
 
神奈川県横浜市西区の「横浜MIDベースタワーレジデンス」(全戸完売)の外観とエントランスのイメージ

 今後は、蓄積した家電の使用状況や生活パターンから「Amazon Alexa」と双方にコミュニケーションを行い、家電ごとの節電アドバイスなど、快適な生活をサポートするサービスを提供していく予定。

 今回の新築マンションへの全戸導入は、最新IoTやAIを活用した革新的な取り組みであり、安心して暮らせる見守り・防犯機能の飛躍的進化、資産価値の向上、地域のコミュニケ―ションツールといった効果が期待される。エンコアードジャパンなど3社は、「今後のマンション・住宅のスタンダードとなっていくものと確信している」とコメントしている。