置き忘れ防止IoTデバイス「MAMORIO FUDA」、貼って使えるシール型

新製品

2018/06/01 18:00

 MAMORIOは、シール型置き忘れ防止IoTデバイス「MAMORIO FUDA(フューダ)」を6月1日に発売する。税込価格は2980円。

MAMORIO FUDA

 シール型なので、ポケットやキーリングなどがなく、従来のタグ型の「MAMORIO」を取り付けられなかったノートPCスマートフォン、携帯ゲーム機などの高価な電子機器から、ノート、文房具、趣味の道具など、さまざまなものに貼り付け、置き忘れを防止できる。
 
触り心地のよいぷっくりとした形状で、貼るモノを選ばず使える

 デザインはロゴ入り/なしの2タイプ、カラーはそれぞれブラック、ホワイトの2色。「MAMORIO FUDA」本体のバッテリ寿命は約1年間。サイズは幅36.2×高さ24.0×奥行き3.4mmで、重さは3.4g。

 機能は従来の「MAMORIO」と同じ。Bluetooth Low Energyによってスマートフォンと連携し、万が一、置き忘れた際にはスマートフォンに置き忘れた場所と時間を通知する。さらに、「クラウドトラッキング機能」を利用すれば、全国の「MAMORIO」ユーザーと協力して探せるので、発見確率を向上できる。

 また、MAMORIOでは、公共交通機関や商業施設と共同で専用アンテナ「MAMORIO Spot」を設置し、「MAMORIO」が取り付けられた忘れ物が忘れ物センターなどに届けられた際に自動的に知らせるサービスや、プロの手による捜索支援サービスや紛失時の保証が受けられる「あんしんプラン(有償オプション)」も提供している。
 
MAMORIOとJR東日本は共同で忘れ物自動通知サービスの試験運用を行う

 「MAMORIO FUDA」の発売にあわせ、JR東日本は、首都圏主要4駅(東京/上野/大宮/千葉駅)の忘れ物承り所に「MAMORIO Spot」を設置し、忘れ物自動通知サービスの試験運用を開始する。試験運用期間は6月1日から3か月程度の予定。