APS-Cのミラーレス一眼「ライカTL」、新色チタンカラーなど3色

新製品

2016/11/10 16:05

 ライカカメラジャパンは、APS-Cサイズの大型CMOSセンサを搭載し、卓越した画質を実現したレンズ交換式ミラーレス一眼カメラ「ライカTL」を11月に発売する。カラーは、シルバー、ブラック、チタンカラーの3色で、チタンカラーは12月発売予定。税込価格は23万7600円。


ライカTL

 AF-Cモードでのオートフォーカス機能が向上するなど、2014年5月発売の「ライカT」からさらに進化した。有効1650万画素のCMOSセンサを搭載し、レンズマウントは「ライカTバヨネットマウント」を採用。ライカTLレンズ、光学手ぶれ補正機能(OIS)を備えたライカSLレンズに対応するほか、専用のマウントアダプタを使うことでライカMレンズやライカRレンズも使用できる。

 アルミニウムの塊から削り出した質感の高いボディ背面には、タッチ操作対応の3.7インチ液晶モニタを装備。シルバーとブラックのデザインは従来モデルと同じで、新色のチタンカラーはトップカバーとボトムプレートに面取りを施している。

 撮影した写真や動画は、無線LAN経由でスマートフォンタブレット端末、PCへワイヤレス転送でき、専用アプリ「Leica TL app」を使えばスマートフォンやタブレット端末の画面を見ながらの撮影をはじめ、シャッタスピードや絞り値の設定、セルフタイマー代わりの利用や難しいアングルでの撮影といった、リモート操作にも対応する。「Leica TL app」は、これまでのiOSに加え、Androidでも利用できるようになった。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、従来モデルの2倍の32GBの内蔵メモリを搭載する。サイズは幅134×高さ69×奥行き33mmで、重さは約384g。
 

ライカTL標準ズームセット

 ボディと標準ズームレンズ「ライカバリオ・エルマーTL f3.5-5.6/18-56mm ASPH.」をセットにした「ライカTL標準ズームセット」を、国内100セット限定で、シルバー/ブラックを11月に、チタンカラーを12月に発売する。税込価格は42万1200円。