東芝、お米本来の旨さを引き出す「真空圧力IHジャー炊飯器」など計8機種

ニュース

2016/05/11 18:47

 東芝ホームテクノは、昔ながらの羽釜の形にならい、かまど炊きのおいしさを引き出す「備長炭かまど本羽釜」を搭載した「真空圧力IHジャー炊飯器」の「RC-10ZWK」と「RC-10ZPK」を5月下旬に発売する。価格はどちらもオープン。


操作しやすいスマートタッチパネルを採用した「RC-10ZWK」と
「RC-10ZPK」(グランホワイト、グランブラウン)

 「RC-10ZWK」「RC-10ZPK」とも、「備長炭かまど本羽釜」のIHコイルの真上の部分だけ肉厚を薄くすることで熱伝達を高め、発熱効率の高い鉄と合わせてすばやく内釜内に高温を伝えることによって、内釜の厚みで高温を蓄えながら、一粒一粒均等に熱を伝えて炊き上げられる、最大炊飯容量1.0LのIHジャー炊飯器。 

 しっかりひたしてから大火力でおいしく炊き上げる「かまど名人」コースは、炊き分けの幅を従来の4段階から9段階に増やし、「しゃっきり」は粒感や弾力を感じる炊き上がりに、「もちもち」は粘りを感じる炊き上がりに、好みの食感に合わせてより幅広く選べる。麦ご飯と玄米の専用コースも備える。 

 「ひたし」の間に真空ポンプで内釜内の空気を抜いて加熱前にお米の芯まで吸水させる「真空うまみ引き出し」や、最大1.2気圧の圧力によって粘りと甘みを引き出す「圧力可変コントロール」、ひたし時間内での短時間吸水を可能にし、洗米後すぐに炊飯を始められる「真空ひたし」、真空機能によって釜内の空気を抜くことで酸素濃度を下げ、ご飯の黄ばみやにおいの発生を防ぐ「真空保温」などを搭載する。 

 「RC-10ZWK」は、静電タッチパネルを採用したフラットな操作部で、操作内容に応じて表示するボタンを限定することで、より直感的な操作を実現するとともに、凹凸をなくし掃除しやすくした。税別の実勢価格は14万円前後の見込み。カラーはグランホワイト。 

 「RC-10ZPK」は、見やすい大型液晶パネルを備える。カラーは、グランホワイト、グランブラウンの2色。税別の実勢価格は12万円前後の見込み。 

 このほか、「鍛造かまど本丸鉄釜」を採用した「真空圧力IHジャー炊飯器」の「RC-10VXK」(容量1.0L)と「RC-18VXK」(容量1.8L)、「鍛造かまど銅釜」を採用した「真空圧力IHジャー炊飯器」の「RC-10VSK」(容量1.0L)と「RC-18VSK」(容量1.8L)を7月上旬に、「鍛造かまど銅釜」を採用した「真空IHジャー炊飯器」の「RC-10VRK」(容量1.0L)と「RC-18VRK」(容量1.8L)を6月中旬に発売する。カラーは、いずれもグランホワイト、グランレッドの2色。価格はオープン。 
 


「RC-10VXK」(上段)と「RC-10VSK」(下段左)、「RC-10VRK」

 税別の実勢価格は「RC-10VXK」が6万5000円前後、「RC-18VXK」が6万8000円前後、「RC-10VSK」が4万3000円前後、「RC-18VSK」が4万6000円前後、「RC-10VRK」が3万円前後、「RC-18VRK」が3万3000円前後の見込み。