カシオ計算機、Bluetooth Smart対応でスマートフォンと常時接続するコンデジ

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2015/02/09 11:25

 カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「エクシリム」の新製品として、光学18倍ズームレンズと、自分撮り・みんな撮りに便利なチルト液晶モニタを搭載した「EX-ZR1600」を、3月20日に発売する。カラーは、SR、BE、EOの3色。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。

EX-ZR1600

 焦点距離4.5~81.0mm(35mmフィルム換算で約25~450mm相当)の光学18倍ズームレンズ、有効画素数1610万画素の裏面照射型CMOSセンサを備える。画像エンジンには、デュアルCPUと2基の画像処理回路などを組み合わせて、1.500秒の高速起動、0.180秒の高速AF、0.015秒のレリーズ・タイムラグ、最短0.260秒の撮影間隔を実現する「EXILIMエンジンHS Ver.3」を採用。16Mサイズで秒間30枚、最大30枚の高速連写ができ、動く被写体にピントを合わせながら最大5fps/30枚を連写する「AF連写」にも対応する。

 Bluetooth Smartで常時接続することで、スマートフォンカメラ無線LAN接続をコントロール。カメラのシャッターを切るだけで、撮影した画像を自動でスマートフォンに保存する。カメラの電源がオフの状態でもBluetooth Smartの接続を維持するので、スマートフォンからのカメラ起動や、カメラ内の画像の閲覧・コピーができる。

 専用アプリ「EXILIM Connect」と、写真共有アプリ「Scene」を連携すれば、撮影した写真をクラウドアルバムで自動共有して、友だちや遠方の知人と写真を簡単にシェアして楽しむことができる。

 自分撮りやみんな撮りに便利な、上向き約180°に開いてアングルや構図をチェックできるチルト液晶モニタと、縦持ち用のフロントシャッターを搭載。カメラに向かって手を振ると、動きを感知してタイマーが動作する「モーションシャッター」や、人物の顔を自動認識して肌をより明るく滑らかに表現する「メイクアップモード」機能を備える。

 マクロで最も寄ったズーム位置のまま、「シングル超解像ズーム」「HDズーム」、デジタルズームが利用できる。また、最長で約20日間まで一定時間おきに静止画を撮影する「インターバル撮影」機能を備える。

 上下回転、左右回転、上下、左右、回転の5軸方向の手ブレに対応する「HS手ブレ補正」を搭載。対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、内蔵メモリは48.9MB。サイズは幅108.3×高さ61.5×奥行き33.6mmで、重さは約242g。