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アイファイジャパン、写真を一括管理する容量無制限の同期サービス「Eyefiクラウド」をスタート

サービス

2014/07/16 18:24

 アイファイジャパンは、7月15日、さまざまなデバイスで撮影した写真を、全自動で一元管理する容量無制限の同期サービス「Eyefiクラウド 日本語版」の提供を発表した。

「Eyefiクラウド 日本語版」

米国に次いで世界で2番目に提供を開始する「Eyefiクラウド 日本語版」

 発表会で、「アイファイは、メモリカードを提供するハードウェアの会社から、写真の撮影・活用・共有までを一貫してサポートする企業になる」と宣言したマット・ディマリアCEOは、「Eyefiクラウド」を「デジタルイメージング業界を新たなクラウドの世界に導く革新的なサービス」と紹介。転送・整理・同期・共有を一元的に管理する仕組みとメリットを、自身の経験を交えながら語った。

マット・ディマリアCEO

「デジタルイメージング業界をクラウドの世界に導く」と意気込むマット・ディマリアCEO

 専用アプリ「Eyefi Mobiアプリ」をインストールしたスマートフォンや、無線LAN搭載メモリカード「Eye Mobiカード」を挿入したデジタルカメラで撮影した写真を、自動的にクラウド上に転送し、ほかの複数のデバイス上で同期するサービス。画像データだけでなく、アルバム整理やタグ付け、削除などの情報も同期するので、あらゆる端末で同じ写真環境を共有することができる。同期した写真はオフラインでも閲覧でき、新しく撮影した写真は次にインターネットに接続したときに、自動でクラウド上に同期する。

写真転送と同期の仕組み

写真転送と同期の仕組み

 家族や友人との共有も簡単だ。作成したアルバムのURLを自動生成して、招待すれば、アプリをインストールしていない人でもアクセスして写真を閲覧することができる。受信デバイスの解像度に合わせて画像をリサイズするので、デジタルカメラで撮影した大容量データであっても、端末の容量を圧迫することはない。

撮影した写真はクラウドに自動転送され、同期しているタブレット端末ですぐに閲覧できた

デジタルカメラで撮影した写真はクラウドに自動転送され、同期しているタブレット端末ですぐに閲覧できた

 「Eyefiクラウド」は、無線LAN搭載メモリカード「Eye-Fi Mobi 8/16/32GB」の購入者に付与する10桁の登録コードを、専用アプリ「Eyefi Mobi」に入力することで利用できる。90日間は無料で、以後は年間5000円のアプリ内課金が必要だ。既存の「Eyefi Mobiカード」ユーザーも、新アプリに登録コードを入力すれば、同様のサービスを受けることができる。

新しくなったブランド表記とロゴ

 また、新サービスの開始に伴い、ブランド表記をこれまでの「Eye-Fi」から「Eyefi」に変更。ロゴも「カメラマンの目」と「カメラのフォーカス」、「あらゆるデバイスにコネクトするイメージ」をかけ合わせたイラストを加えたものに刷新した。

「Eye-Fi Mobiカード」

新ブランドロゴで発売する「Eye-Fi Mobiカード」

 新ブランドにデザインを改めた「Eye-Fi Mobiカード」は、7月18日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は8GBモデルが4980円前後、16GBモデルが6980円前後、32GBモデルが9980円前後の見込み。